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世界遺産の片翼「日光東照宮」を探訪

ちょっとむかしのおはなし。

私が2018年3月に参拝した日光東照宮を、旅行にも行けないこのご時世にちょっとした旅気分を味わいながら振り返っていきたいと思います。

記憶を辿りながら。

 

日光東照宮」はご存知、徳川家康を祀るための神社です。

「日光の寺社」として世界遺産の1つに数えられています。

1616年徳川家康が没し、その名を受けて二代将軍が1617年に「東照社」として大枠を建立しました。その後、1634~1636年にかけて三代将軍が「寛永の大造替」として現在のような絢爛豪華な「日光東照宮」を完成させました。

その後長い年月を経て否が応でも風化していく上で、幾たびも修理が行われ現在の姿となっています。

 

 

私が参拝したのは2018年の3月でした。

陽明門の平成の大修理が終了した後でしたので、概ねキレイになった姿を見てくることができました。

もちろんCOVID-19が流行する前なので、国内外を問わずに人がわんさか居ました。

 

 

 

 

車で栃木へ。

「日光山輪王寺三佛堂」。

私が参拝に訪れた時は、この三佛堂の近くにある駐車場に車を停めました。

この時は改修工事をしており、これまた見事なハリボテの前を通り過ぎます。

こんなに巨大なハリボテを見たのも初めてでした。

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近くに「明治天皇日光行在所」があります。

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日光東照宮・参道

ここからは日光東照宮の敷地に入っていきます。

日光東照宮の地図はこんな風になっています。

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(公式HPより引用)

 

 

三佛堂を通り過ぎると、東照宮の参道に突き当たります。

この参道は他の寺院・神社とは比較にならないほど幅が広い。

生い茂った木々も神聖な領域であることを物語ります。

ここから緩やかな坂道を登っていきます。

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石鳥居(いしどりい)

しばらく歩くと「石鳥居」が見えてきます。

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その右手前には立派な「社号標石」が。

徳川家ゆかりであることを標榜する葵の御紋が曇りなく輝いています。

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拝観料を支払う場所である、朱色で塗られた「表門(仁王門)」は人でごった返していたので、写真を撮るのを忘れていたのか写真がありませんでした。

 

 

三神庫(さんじんこ)

「表門」をくぐるとまず目に入るのが、「三神庫(さんじんこ)」と呼ばれる倉庫であり、ここには祭器や祭りで身に纏う装束が納められているそうです。

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その中で一番左に位置する「上神庫」の屋根の下にはあの狩野探幽が描いたと言われる像の彫刻が。

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神厩舎(しんきゅうしゃ)

三神庫の道向かいに位置するのが「神厩舎」と呼ばれる厩舎。

神馬をつなぐ馬小屋として建てられています。

猿が描かれているのは、古来から馬と猿の相性が良いとされてきたからだそうで、この描かれている猿達はヒトの人生も表現しているそうです。

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有名な「三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)」もあります。

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陽明門(ようめいもん)

歩を進め、S字の通路の2度目のカーブを曲がると「陽明門(ようめいもん)」が見えてきます。

この門は個人的に日光東照宮旅のハイライトの1つでした。

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鳥居をくぐった先にあるのがこの「陽明門」。

圧倒されました。絢爛豪華とはまさにこのためにある言葉なのではないかと思うほど金ピカに装飾されています。

江戸時代当時の分化の粋を集めて施された彫刻やデザインの数々は今でも多くの人々を惹き付けています。

建造物は完成した時点を崩壊の始まりとするという考え方に基づき、この門の白い柱の1つは「逆さ柱」と言って、あえて模様が上下逆になるように作られています。これにより不完全な状態として永遠の状態を維持できるように作られています。

「平成の大修理」の一環として2017年に改修され、私が参拝して時はとても美しい状態でした。永遠を美とするか、朽ちることの儚さを美とするか。目に見える美しさの裏には人の思惑や思想が絡み合っているものですね。

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それにしてもすごい人。外国人の方が多くいらっしゃるのが、今となっては不思議な感覚になります。

中央の「額」には「東照大権現」という文字が記されています。

「陽明門」は、いつまでも、たとえ日が暮れて見ていても飽きないため「日暮門」とも呼ぶそうです。

本殿の方へ向かうためにはこの門をくぐるのですが、盗難防止センサーのついたスーパーの入口の自動ドアを通るような、何となくこの門を一歩超える時に何か起きるんじゃないかという変な感覚に陥ったのを憶えています。

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門の左右の柱には神に仕える「随身像」として「右大臣・左大臣」が鎮座しています。

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唐門(からもん)

「陽明門」を通って正面にあるのが、こちらも有名な「唐門」です。

胡粉で彩られた白い扉が見どころで、精巧緻密な竜の装飾などが施されています。

遠くて見にくいですが、小さくても「陽明門」に引けをとらない迫力があります。

これもれっきとした国宝なのですが、「陽明門」の後なのでほとんど人がいません。

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神輿舎(しんよしゃ)

「陽明門」を通って左手には、春・秋渡御祭で使用される神輿が納められている「神輿舎」があります。

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祈祷殿(きとうでん)

「陽明門」から見て右手には「祈祷殿(写真左端)」と「神楽殿(写真中央)」があります。

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この日、「祈祷殿」では結婚式が行われていました。

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眠り猫

そんな「祈祷殿」と「神楽殿」の間を通り抜けていくと、

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「眠り猫」とその奥に「坂下門(さかしたもん)」があります。

「眠り猫」は日の光の下で平和に眠ることから日光にちなんで彫られたと言われます。

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「坂下門」はなぜこの名前かと言うと、文字通りこの先に延々と坂道(階段)が続くからです。

約200段もある石段を上ると徳川家康公の御墓所がある「奥宮」へと続きます。

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奥宮へ

奥宮(奥社)には徳川家康のお墓(御墓所)があります。

奥宮へと続く坂道も緑で囲まれており、マイナスイオンなんて陳腐な言葉は使いたくないですが、全身に未知なるエネルギーを浴びます。

墓所に辿り着くまでにもう一段階身が清められた感じがしました。

また、この石段の道中で日光東照宮の本殿である「御本社(国宝)」を遠くから見ることができます。

 

 

最奥部には「奥社宝塔」があります。

これこそ徳川家康公の御墓所とされています。

遺体がここに眠るとは明記されておらず、遺体の在処は久能山東照宮など諸説あると言われています。

「宝塔」は東照宮の建立から昭和40年になるまで約350年間秘匿とされており、初公開されてから現代で50年以上が経過します。

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宝塔の前に「鶴」と「(隠れちゃってますが)亀」の像があります。

動揺「かごめ・かごめ」には歌詞に「つるとかめ」が登場します。

この動揺の歌詞には都市伝説があり、歌詞をひとつひとつ紐解いていくととある場所を指し示しています。それがこの宝塔の下と言われています。そこに何があるのか。一説では、徳川家のまだ発見されていないという埋蔵金の在処を示していると言われています。

世界遺産のため地面を掘ることが禁じられているので審議は不明ですが、不謹慎ながらロマンを感じますね。

ここも個人的に興奮した場所の1つでした。

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宝塔を一周して、再度200段の石段を下りて帰途につきました。

日光東照宮のメイン箇所である御本社にもたしか入ることができましたが、撮影禁止だったので実際に参拝に訪れないと味わえません。


日光東照宮には国宝が8棟、重要文化財が34棟登録されています。

そこらじゅうに歴史的建造物が散在しているため、アトラクションの密度で言えば夢の国や関西のテーマパークより充実しています。

比較的タイトなスケジュールで回ったため、各建物はパッパッと見て回ることしかできませんでしたが正直勿体ないことをしたなと思います。

半日くらいかけてじっくり見て回るのが良いかと思います。

また、各建物にまつわる逸話が必ず存在するため、参拝する際には修学旅行の時の様に、都市伝説を含めたいろいろな前情報を調べてから行くと、さらに楽しい時間になるでしょう。 

 

 

余談

奥宮の一部にある「叶杉(かなえすぎ)」。ジブリに出てきそうな巨木でパワースポットとして比較的有名ですが、立派なスギなので花粉症の方はくしゃみ・鼻水止まらなくなります。

マスクと薬が必須です。

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回顧旅行 2018-03-26