キャンプ用の「薪割り台」もっと早くゲットしとけば良かった 【樹種・サイズ感・樹皮の有無など選び方】

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ソロキャン系のYoutuberの方々がここ数年でかなり登場してきましたが、みなさんこぞって薪割り台で薪を割っているのを見て、私も欲しくなって買ってしまいました。

そして思いました。これ便利ですわ。

薪割り台の選び方も併せてお伝えします。

目次

使用感:キャンプ用の「薪割り台」もっと早くゲットしとけば良かった

SNSやYouTubeでソロキャンパーの投稿を見ていると、ほぼ全員と言っていいほど皆さん焚き火をしていて、そこで使うための薪を、丸太のような薪割り台で楽しそうにカンカン割っていました。

思えば、斧での叩き割りにしろバトニングにしろ、地面で直接やってたな、と。

そこで今回ついに手に入れてしまいました「薪割り台」。

調べてみると種類が沢山ある上に、このご時世、ECサイトや通販以外にもヤフオクやフリマアプリで大量の取り扱いがあり、選択肢がほぼ無限にあるような状態です。

色々な販売元を吟味した結果、ソロキャンプがメインなので、なるべく軽く&安く&見た目がオシャレなものを手に入れたいという願いがあり、今回私は「ヒノキ・直径18cm・高さ10cm・樹皮付き」のものを購入しました。

思ったよりも小さく、手のひら+αくらいのサイズ感でしたが、そんなに大型の木材を扱うことは無いので問題なし。かえって持ち運びしやすくて良かったです。

今冬切り出しなのでまだまだ含水率が高く、持った感じでは3kg程度の重量はあります。

樹皮が付いたままのものを購入し、持ち運びの際にポロポロ剥がれ落ちることがありますが、この方が乾燥に伴って割れが生じにくいとのことで結果オーライです。

あとはヒノキの特性か、保管してある場所の周辺がヒノキの良い匂いに包まれます。

以前は私もモーラナイフを使ってバトニングっぽく薪を準備していましたが、中には割れにくい樹種もあったりして面倒臭くなり、最近はこの手斧を使用しています。

早速薪割り台を使ってみましたが、割り始めに亀裂を入れる際にも薪割り台のかどを使うととてもやりやすい。

この台の高さは10cmと低めなんですが、その多少の高さであっても、割る作業のしやすさは段違いです。

乾燥に伴ってひび割れも少し発生してきましたが、アウトドアギアは壊れるのが前提で使用するのが鉄則。

もし割れてしまったら、今度はこの薪割り台が新たな薪になるので循環させていけます。

「薪割り台」とは?

焚き火や薪ストーブを使用する時に欠かせない「薪(まき)」。

「薪割り台」とはその名の通り、薪を準備するための木を割る作業「薪割り」をする時に「下に敷く台」として使用するものです。

材質や形状には様々なものがあり、代表的なのがSNSなどでよく見る天然木をダルマ落とし状に切り出した「丸太タイプ」のもの。

これは斧やナタ、ナイフなどを使用して薪割をする時に重宝します!

一方でファイヤーサイドの「キンドリングクラッカー」を代表とする、円柱状の「薪割り機タイプ」のものもあります。

こちらは円柱の中間に刃がセットしてある構造となっていて、円柱の中に割りたい木を突っ込んで上からハンマーなどでカツンと叩くことで簡単に薪割りができるというスグレモノです。

ブッシュクラフトっぽくしたいなら「丸太タイプ」がオススメですし、キンドリングクラッカーは本当に信じられないくらい楽に薪が割れるので、そちらもオススメです!

丸太タイプの薪割り台はどんなものを選べば良いのか?

今回、丸太タイプの薪割り台を手にするにあたって、個人的に樹種やサイズなど色々調べてみましたが、どんな基準を参考に選べば良いのか、私が得た情報をもとに選び方をご紹介していきます。

樹種(木の種類)

斧を使ってガンガン薪を割りたいというように、台への負荷が大きくなることが予想さされる場合、ある程度の耐久性を重視して硬度がある「広葉樹」をオススメします。

薪を割っていて台も一緒に砕けてしまった、という話はよく聞きます。

広葉樹は繊維が直線状でないため、間違って台自体を叩いてしまっても簡単には割れにくくなっています。

広葉樹の木は「ケヤキ・アカシア・ナラ・クヌギ・サクラ」などです。

一方で、ナイフでのバトニングなどがメインであり、台への負荷が少ないので多少硬度が落ちても持ち運びがしやすい方が良いとか、価格を安く抑えたいという場合には「針葉樹」を検討すると良いと思います。

針葉樹の方が乾燥しやすいので含水率が低くなって軽くなります。

針葉樹の薪割り台は比較的割れやすいと言われますが、広葉樹であっても確実に薪割り台が壊れないという保証は無いので、価格が安い針葉樹の方がお財布を気にせずガシガシ使っていけるというメリットもあります。

針葉樹の木は「スギ・ヒノキ・マツ」などがあり、この中だと特にヒノキはやや粘性があるそうで割れにくくなっているとのこと。

サイズ

サイズは断面積と高さの2つを考慮する必要があります。

断面積に関しては、直径が大きければ大きいほど安定感が出て見栄えが良くなりますし、薪を割る断面積を広く使用できるので使いやすくはなりますが、その分重量が重くなります。

薪を中央に置いた時に左右に薪1~2本分程度のスペースがあれば良いと思うので、直径15~20cm程度あれば十分です。

高さに関しては、手斧などで薪割りをする場合にはできるだけ高い方が作業しやすいです。

しかしながら、キャンプにおいて1本の丸太から本格的に薪割りすることは珍しく、ホームセンターやキャンプ場、森林組合などで裁断済みの薪束を購入し、ナイフでのバトニングやミニサイズの手斧で作業する場合が多いと思うので、そんなに高さのあるものでなくても良いと思います。

一般的に10~20cm程度の高さがあれば十分かと思います。

色合いと見た目

気に入った見た目のもので良いと思います。

ヒビ割れがあるか、節があるか、などを確認しておくと良いと思います。

ヒビ割れに関しては、乾燥具合(次項参照)も併せて確認しましょう。

節があると頑丈になるので、薪と違ってなるべく節が入っているものが薪割り台としてはオススメです!

乾燥具合

販売業者でヒビ割れが発生しにくい方法で乾燥処理を施してくれてあるものがありますが、切り出して間もないものであれば使用に伴って乾燥が進み、ヒビ割れが発生することは仕方がないことと心得ておきましょう。

季節にもよりますが、薪として燃焼させるのに適した乾燥期間は1年半~2年と言われており、月~年単位という長い期間を経て経年変化してきます。

木材は繊維の含水率が30%を下回ってくると組織が収縮してきます。

芯材(丸太の中央部分)と辺材(樹皮に近い周りの部分)で含水率が異なり(辺材の方が含水率が低くなります)、さらに収縮の方向性の違いから、中心部分から放射線状にヒビ割れが進行してきます。

丁寧に使えば長持ちはしますが、一応寿命のようなものがあるのでそれは頭の片隅に置いておきましょう。

樹皮の有無

樹皮がついているものは、乾燥によるひび割れがしにくくなるという専門家もいます。

樹皮があることでのデメリットは、ポロポロと剥がれ落ちて木くずが出てしまうことが挙げられますが、樹皮がある方がワイルドで見た目も良くなるので、できれば樹皮が付いたままのものが良いかと思います。

持ち手

持ち手はプチDIYの要領で後からでも付けられるので、好みの持ち手が付属したものがあればそれを、無ければ後付けで付けてみましょう。

まとめると…

丸太の薪割り台は一生使用する前提で購入するのではなく、ある程度壊れてしまうのは当たり前というスタンスで使っていくことが大切だと思っています。

結局、買ってみて思いましたが、丸太の原木を買って、それをイチから細かい薪にしていく以外は、そもそもキャンプではある程度細かく割ってある状態で販売されている薪を、さらに細かくする場合に薪割り台を使用することが多いと思います。

漫画やアニメで見るような、斧を大きく振りかぶって使用することは少ないと思いますので、なるべく軽量で持ち運びやすかったり、見た目が良かったりなど、気に入ったものを選択すると良いかと思います。

その他のオススメ薪割り台

キンドリングクラッカー

使ったことのある方々なら誰もが口を揃えてオススメするのではないかと思うほど楽で使いやすい!

円柱状の輪っかの部分に割りたい木材を入れ、上からハンマーなどでカツンと叩くと、本当にほとんど力を入れなくても簡単に割ることができます。

刃の位置が固定されているため、注意すればお子さんでも薪割りを体験することができます。

これも迷いましたが、いささか重量があるのと、丸太の風合いに惹かれていたということもあって丸太のものにしました。余裕があればかなり欲しい一品です。

まな板タイプ(成型済みタイプ)

こちらはみんな大好きバンドックの製品などですが、まな板のように成型されているタイプの薪割り台となっています。

薄型なので持ち運びに特化しており、乾燥によるひび割れも最小限に抑えられるものです。

製品として完成しているものなので、激しい使い方をするのには気が引けるのがマイナスポイントで、ナイフでのバトニングなどがメインの用途となるかと思います。

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