長野県のスーパー「ツルヤ」限定のジャムが美味い!! 【オススメから人気なものを】

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長野県では最も有名なスーパー「ツルヤ」。

あまり知られていませんが、地元の強みを活かしたツルヤオリジナル製品は、品質が洗練されたものが多く、中でも「ジャム」は大人気!

日常使いに、お土産に、是非チェックしてみてはいかがでしょうか!

目次

長野県のスーパー「ツルヤ」とは?

ご当地スーパーとして長野県民で知らない人はいない店舗です。

緑地に白丸のロゴが特徴的で、長野県内に36店舗、群馬県内に2店舗を構えています。

青果は契約農家から直送されていたり、精肉は店内の作業室で行っていたり、一匹で購入した魚を頼めば店内で捌いてくれたりと、食材の鮮度に関して言えば、そこら辺の全国区スーパーよりも充実しているイメージです。

自社ブランドのツルヤオリジナル製品も豊富で、その中でもワンランク上質なツルヤプレミアムのラインナップの中に、今回ご紹介する「オリジナルジャム」があります。

(出典:ツルヤ)

ツルヤオリジナルのジャムはレパートリー豊富

ツルヤは地域規模によって大型店と小型店が存在しますが、大型店では列の3分の1を、小型店であっても陳列棚の一角を占領するほどの品揃えです。

ジャムにはそれぞれ大中小サイズがあるので、家族の人数などニーズに合わせて選択できるようになっています。

具体的には「いちご」や「あんず」などのド定番フレーバーはもちろんのこと、ツルヤのジャムは「バター」と名の付いたバターミックスものが特に人気なようで「栗バター」「いちごバター」「西尾抹茶バター」などがあります。

長野県のご当地素材を使った「安納芋バター」「川中島白桃」「信州森のあんず」「ながのパープル」などもあります。さらには「のりバター」「しょうが」といった変わり種まで揃っており、どれを賞味するか迷ってしまうほどです。

大きく分けると「四季の香り」シリーズや「果実まるごと」シリーズのように分類されているので、それを参考にして購入するのも良いかも。

長野県内の方であれば毎回違う味のものを買って試しても良いですし、県外の方であれば信州に旅行に来た際のお土産にもピッタリだと思います!!

どんな味?

りんごバター

バター系を銘打ったジャムは珍しく、ツルヤオリジナルジャムの中でも1番人気の「りんごバター」を買ってみました。

●原材料名:りんご(長野県)、砂糖、バター、食塩/増粘多糖類、酸化防止剤(V.C、V.E)、酸味料、乳化剤

●栄養成分表示(100gあたり):熱量180kcal、たんぱく質0.1g、脂質6.9g、炭水化物29.4g、食塩相当量0.2g

その名の通り、すりおろしりんごにバターをブレンドしたジャムなのですが、りんごがメインのジャムというよりは、りんご風味のバターといった印象で、ドロッとした伸びにくいペースト状になっています。

というのも、糖度40%未満のものは日本農林規格ではジャムと規定することができないとされており、こういった点からもジャムではなくバターと呼んだ方が良いかもしれません。

その割にりんご分の水分が多いので、バターよりもサッパリと食べることができます。

味は甘味が強く酸味はほとんど感じられません。

口に入れた瞬間に若干バターのクセを感じましたが、このバターがあることでりんご味にコクが生まれて他では味わえないような珍しい風味となっています。

ジャムというよりも普通のバターと同じような使い方で、パンに塗ってオーブンで焼けば美味いです!

ちなみに、通常の「りんごバター」は果実感が残っていないタイプですが、収穫時期限定で稀に果実まるごとシリーズの「国産ふじりんごバター」というものが店頭に並ぶことがあります。そっちは果実を70%使用しているので、よりりんごの風味や味わいを楽しむこともできます。見つけたら即買い必至です!

信州産 ふじりんごバター

●原材料名:りんご(長野県)、砂糖、バター、食塩/ゲル化剤(ペクチン)、酸味量、酸化防止剤(V.C、V.E)、乳化剤

●栄養成分表示(100gあたり):熱量215kcal、たんぱく質0.1g、脂質6.1g、炭水化物39.9g、食塩相当量0.2g

そしてこちらが果実まるごとジャムシリーズの「信州産ふじりんごバター」です!

前述の通り、年間を通してではなく、秋などのりんごが収穫できる時期のみ店頭に並んでいるのを見かけます。

こちらは成分の70%に果実をふんだんに使用しているため、より水々しく味わうことができるバターペーストです。水分は多めですが、それとバターが分離していることはなく、瓶の中で仲良く共存しています。

「信州産ふじ りんごバター」の方は、四季の香りシリーズの「りんごバター」で感じられたバターのクセが無く、味もすりおろしりんごの果実感をしっかりと味わうことができます。美味い!とてもバランスよく仕上がっているので、ツルヤの「りんごバター」を購入するなら、迷わずこの果実まるごとシリーズの「信州産ふじ りんごバター」を選んだ方が良いとまで感じました!

アップルシナモン

こちらはバターが入っていないジャムの中で人気の「アップルシナモン」です。

●原材料名:りんご(国産)、砂糖、シナモン、ブランデー/ゲル化剤(増粘多糖類)、酸味量、酸化防止剤(V.C)

●栄養成分表示(100gあたり):熱量162kcal、たんぱく質0.1g、脂質0.1g、炭水化物40.2g、食塩相当量0.02g

このアップルシナモンは、国産ブランドりんご「紅玉」の果肉がゴロゴロたっぷりと使われており、噛んだ瞬間にシャキッとした食感も楽しめるようになっています。

糖度40度でありギリギリジャムと呼んでもよい低糖度ジャムに分類され、果実のジューシーさや本来の甘さを活かしたジャムになっています。

りんごはもちろんフレッシュで美味しく、そこにシナモンのスパイスが効いていて、高級なアップルパイの中身だけを食べているようなイメージです。

西尾抹茶バター

●原材料名:砂糖(国内製造)、バター(乳成分を含む)、抹茶、食物繊維、洋酒/増粘多糖類、pH調整剤、乳化剤、酸化防止剤(V.C,V.E)

●栄養成分表示(100gあたり):熱量208kcal、たんぱく質0.6g、脂質6.6g、炭水化物36.5g、食塩相当量0.04g

同じバター系の製品でも、「りんごバター」とはまた少しテクスチャが異なり、抹茶羊かんのような見た目をしています。

味は抹茶をしっかり感じる濃厚さを保ちつつ、かといって全くくどい感じではなくサッパリしています。抹茶系のスイーツは食べた後に水分が欲しくなることが多いですが、そんなことも全くありません。パンにもよく合います。

たしかにバター以外ではこのバランスを出せないと思います。

個人的には四季の香り「りんごバター」よりも美味しいと感じました!

ちなみに、この「西尾抹茶バター」は、愛知県西尾市の抹茶メーカー「松鶴園」が開発した「松鶴みどり」というものを使用しています。松鶴みどりは退色しにくい抹茶と言われており、その鮮やかな緑色が食べ終わるまでしっかりと続くことが特徴です。見た目も美味しいバターペーストでした!

オレンジマーマレード

●原材料名:オレンジ(国内製造)、国産、砂糖、レモン濃縮果汁

●栄養成分表示(100gあたり):熱量160kcal、たんぱく質0.9g、脂質0.2g、炭水化物38.7g、食塩相当量0g

新発売のオレンジマーマレード。とても水々しく、ジャムというよりも果肉がスーパー多いオレンジジュースのような印象です。

糖度33度なので甘すぎず大人な味わいです。マーマレード特有の苦味もしっかり感じることができますが、レモンが配合されているのかサッパリした酸味が巧く調和しています。

パンよりも、ヨーグルトなどに合いそうな味わいです!

きんかん

●原材料名:金柑(国産)、砂糖/増粘多糖類、酸味量

●栄養成分表示(100gあたり):熱量172kcal、たんぱく質0.3g、脂質0.4g、炭水化物41.7g、食塩相当量0.05g

国産の金柑(きんかん)を使用しており、オレンジマーマレードよりもジャムの要素が強いマーマレードです。

低糖度とはいえ、かなり甘味は強いです。輪切りにした金柑の歯ごたえのある皮からはほのかな苦味を感じることができ、それが甘みのバランスを調整していて美味しいです!ただ、果実のみずみずしさはそれほどなく、金柑特有の香りもそこまで強調されている印象はもちませんでした。

あんず

●原材料名:あんず(モロッコ、日本)、砂糖/ゲル化剤(ペクチン)、酸味料、酸化防止剤(V.C)

●栄養成分表示(100gあたり):熱量164kcal、たんぱく質0.6g、脂質0.2g、炭水化物39.9g、食塩相当量0.04g

ジャムに果実感を残すプレザーブスタイルで仕上がっていますが、他のツルヤジャムとは異なり、あんず自体の果肉はそれほど残っていません。よく見るとペーストの中に果実の線維が見える程度です。

味はまさにあんずやアプリコットそのもの!酸味は全くと言っていいほど無いですが不思議と甘ったるい感じがしないのは、低糖度でペクチンなどによる旨みをしっかり感じることができるからだと思います。

唯一残念なのは、あんずがアメリカ産という点です。

日本一とも称される長野県産のあんずを使用していないのは、同じくツルヤジャムのまるごと果実シリーズに「信州 森のあんず」という別ジャムがあるからです!

「信州 森のあんず」の方は、あんずの里として有名な千曲市森地区のあんずのみを使用しており、特徴的なのはその酸味です。

「信州 森のあんず」ジャムが酸味が立っている分、果実味の少ない「あんず」ジャムは甘味を強くして差別化を図っているのだと思います。

ですので、甘味が強いジャムが好きな方は「あんず」を、甘酸っぱいジャムが好きもしくは果実の歯応えが好きな方は「信州 森のあんず」を選ぶと良いでしょう。

九州産 あまおう苺

●原材料名:いちご(九州産)、砂糖、レモン果汁/ゲル化剤(ペクチン)

●栄養成分表示(100gあたり):熱量166kcal、たんぱく質0.6g、脂質0.1g、炭水化物40.7g、食塩相当量0.02g

ツルヤ産のいちごジャムも「あんず」と同様に2種類あり、四季の香りシリーズの「いちご」と、今回ご紹介する果実まるごとジャムシリーズの「あまおう苺」です。

「あまおう苺」のジャムには、九州産の苺が成分の約70%まるごと使用されており、大きめの果肉とプチプチっとした種の食感を楽しむことができます。

味に関しては、他の苺ジャムとそれほど大きな違いが分からないというのが正直な感想でした。ただし、酸味はほとんど無く、あまおうの特徴であるバランスの取れた甘みはしっかりと感じることができ、ジャム特有の甘ったるさを感じない爽やかな味わいでした。

信州産 川中島白桃

●原材料名:白桃(長野県)、砂糖/ゲル化剤(ペクチン)、酸味量、酸化防止剤(V.C)

●栄養成分表示(100gあたり):熱量163kcal、たんぱく質0.4g、脂質0.1g、炭水化物40.0g、食塩相当量0.02g

そもそも白桃のジャム自体が珍しいですが、こちらは全国でも有数の桃の産地である長野県川中島の「川中島白桃」をゴロっと果肉たっぷりで使用しています。

味は桃のフルーツゼリーのそれに近く、果肉以外のゼリー部分をより甘くしたような味わいになっています。甘味は他のものより強い印象ですが、これも40度の低糖度ジャムです。

川中島白桃の特徴である「酸味がほとんどなく甘味が強い」という部分がジャムとの相性ピッタリで、かといって決して甘すぎるということはなく、桃のみずみずしさがサッパリ感を演出しています。

さらに果肉がたっぷり入っており、前述の「アップルシナモン」などの果肉入りジャムよりも厚めに果肉がカットされているためか、こちらも川中島白桃の特徴である「硬めの歯ごたえ」をかなりしっかりと楽しむことができ、シャキシャキした食感がとても良いアクセントになっています。

食パンに塗って食べると、パンの柔らかさとジューシーでシャキシャキした果肉の歯ごたえが良いコントラストになりとても美味しいですよ!

信州産 巨峰

●原材料名:ぶどう(長野県)、砂糖/増粘多糖類、酸味量

●栄養成分表示(100gあたり):熱量173kcal、たんぱく質0.3g、脂質0.1g、炭水化物42.8g、食塩相当量0.05g

甘味の強いぶどうの一種である「巨峰」のジャムです。

皮付きのため、若干歯に残る皮の硬めな部分と、果肉のジュワッとした柔らかい部分がコントラストとなり独特の食感を生んでいます。トマト缶のようなイメージが近いかと思いますが、皮の部分も数回噛むとちぎれていくほど柔らかく煮込まれているので、トマトの食感が嫌いな方なども美味しく召し上がって頂けると思います。

長野県では、果樹農家が余ったプルーンをジャムにすることが多く、他ではあまり認知されていない「プルーンジャム」がポピュラーですが、そのジャムに近い味・食感でした。

ジューシーなのでパンとの相性が良く、毎朝パンを食べたくなること間違いなしです!

パッションマンゴーバター

●原材料名:砂糖(国内製造)、マンゴー、パッションフルーツ濃縮果汁、バター(乳成分を含む)/増粘多糖類、乳化剤、酸味量、酸化防止剤(V.E)

●栄養成分表示(100gあたり):熱量155kcal、たんぱく質0.3g、脂質6.9g、炭水化物32.3g、食塩相当量0.1g

プルプル感の少ないマンゴープリンのような見た目をしています。

口に含むと、マンゴーの風味がブワッと広がり最初に甘みを感じます。その後、パッションフルーツ由来なのか程よい酸味とバターのコクが後を追いかけるようにして組み合わさってきます。

マンゴーの王様と言われる「アルフォンソマンゴー」はそのクリーミーさが特徴的ですが、バターとの相性も良いように思います。酸味も程よく中和してくれるのでジャムよりもバターで製品化しているのは、まるでバンドにおけるベースのようにバターが下地となって支えるという意味でかなり完成度の高い逸品になっていると思います。

信州市田柿

●原材料名:柿(長野県)、砂糖、ゼラチン/pH調整剤、着色料(カロチン、紅麹)、増粘多糖類、酸化防止剤(V.C)

●栄養成分表示(100gあたり):熱量177kcal、たんぱく質0.7g、脂質0.1g、炭水化物43.3g、食塩相当量0.01g

「市田(いちだ)柿」とは、下伊那郡高森町を主とした南信州特産の柿の品種であり、干し柿で食べられているものです。干し柿にする乾燥の過程で表面に結晶化した、粉雪のような糖分のきめ細かさと、飴色のオレンジカラーをした果肉のもちっとした食感、そして飽きのこない上品な甘さが特徴的です。

この市田柿を使ったジャムの見た目は海鮮の「ウニ」のようです。着色料を使用してはいますが、市田柿の特徴の一つである綺麗なオレンジ色をしています。見た目と味に若干ギャップがあります。

味の方は、甘さがかなり強く、個人的に柿の印象は弱めに感じました。言われてみれば柿かも…、といった感じです。一点だけ、ジャムの中に硬い部分が残っており、これは「皮」だと思われますが、この部分にはしっかりと柿の風味とコクを感じることができます。また、食感としてのアクセントが活きるほど皮の部分が入っているわけではありません。全体的に印象が薄いジャムでした。

くるみ

●原材料名:くるみ(アメリカ)、砂糖、ピーナッツ、食用精製加工油脂、食用植物油脂、全粉乳、食塩/乳化剤(レシチン)、(一部に乳成分、落花生、大豆、くるみを含む)

●栄養成分表示(100gあたり):熱量662kcal、たんぱく質10.6g、脂質54.1g、炭水化物33.2g、食塩相当量0.1g

「くるみ」はジャムやバターとも異なり、ペースト状のクリームです。見た目はザラザラしていますが、口にすると非常になめらかな舌触りをしています。

ピーナッツクリームのような味わいを予想していましたが、全く異なるくるみの風味をしっかり感じます。くるみだけだと甘みが少なくパサパサ感が強まってしまうためか、隠し味にピーナッツを使用しており、そのおかげで味に深みが出て自然な甘味もしっかり感じることができます。食べた後のパサパサ感もほとんど感じません。

冷蔵庫での保管の場合、瓶から出してすぐはパサパサしているためか伸びが悪く、パンには塗りにくいですが、しばらくしてペースト自体が温まってくるとしっかり伸びるようになってきます。

食パンに塗って食べると美味しいですよ!

このようにバター寄りのものでも、ジャム寄りのものでも、ペースト状のものでも、とても美味しく仕上がっています。

低糖度ジャムは素材本来の良さを味わえるのが特徴的で、ご当地スーパーらしく素材の良さを生かした食品の代名詞とも言える逸品です。

美味しいが故の注意点としては、低糖度の食品はカビが発生しやすいので、冷蔵庫に保管したり清潔な食器を使ったりと管理には気を使う必要があります。

ツルヤのオリジナルジャムは種類が沢山あるので、自分に一番ピッタリなフレーバーを見つけるのも楽しいかもしれませんね!

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