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【橘倉酒造 ~佐久にある高倉健が愛した甘酒~】 米麹100%でもちろんアルコールフリー

長野県佐久市臼田の商店街の外れに、とある酒蔵があります。

橘倉酒造』。

「きつくら」と読みます。

創業は元禄時代とのことで、以降約300年間、地元を中心に全国でも愛される銘酒が受け継がれている老舗です。

佐久という地域は冬が北海道並みに寒くなったりと年間を通して寒暖差がかなり激しい地域なのですが、その気候や土壌を活かした、風土ならではの銘酒を語り継いでいるとのことです。

日本酒ブランド『菊秀』や『橘』は長野県内だけでなく日本中で目や耳にすることもあるのではないでしょうか。

 

今回、久しぶりに飲みたくなったので、買いに行ってきました!

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こちら……

酒じゃないんかい!と思ったそこのあなた

そうです、甘酒(あまざけ)です!その名も『こうじと井戸水だけの手作りあま酒』

なんともシンプルイズベストな命名

この商品が、なんと数々の有名な日本酒に引けをとらない大人気の一品なんです。

 

 

製品欄の文言を引用させて頂きます。

橘倉酒造のあま酒は、国産米100%の酒造ならではの上質な米麹と、屈指の名水である八ヶ岳山系・千曲川伏流水だけで造りました。添加物を一切使用しない、昔から伝わる変わらぬ製法により、麹本来の自然でやさしい風味が楽しめます。

 

 

店内には売れ筋ランキングなる掲示板もあり、

それを見るとどうやらこの甘酒は、現在店内で販売されている商品としては、数ある日本酒の銘酒をおさえて第1位の商品らしいです。

 

 

そもそも甘酒とは何でしょうか?

材料は各メーカーによって少しずつ異なりますが、主に米こうじ・米・酒かすを原材料として作られる発酵食品であり、頑張ればご自宅でもつくることができるようです。

栄養素としてもブドウ糖、ビタミンB、必須アミノ酸などが豊富に含まれており「飲む点滴」とまで言われるほど栄養満点です。

また消化吸収の促進に作用したり、米こうじに含まれるコウジ酸はメラニンの産生を抑制する効果もあるようで、美白美肌の効果もあるようです。

飲んだことがある方はご存知かと思いますが、甘酒とはその名の通り甘い味がします。しかし砂糖は含まれません。こうじ菌によって分解された米から糖分が産生されることで、甘味料を使用せずともこの甘さを出せるのです。つまり自然由来の甘さです。

そして"酒"とは書きますが、アルコール成分はまったく含まれないため、お子さんでも赤ちゃんでも安心して飲めます。

 

 

橘倉酒造の『こうじと井戸水だけの手作りあま酒』

私も小さい頃から大好きで飲んでいます。

期間でいうと約20年以上のヘビーリピーターの1人です。

スーパーなどにも様々な種類の甘酒が売っていますが、中には酒かすの含まれた甘酒もあります。

私は酒かすの味がどうも苦手で、以前に1回飲んだ時に口に合わなかったのです。

しかし、この橘倉酒造の甘酒は米こうじ100%で作られているため、良い意味で酒かすの風味は全く感じず、米こうじ本来の味を楽しむことができます。

 

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内容量の単位がグラムなのが面白いですね。

飲み物だけれど飲み物ではないということでしょうか。

 

 

開封していきましょう。

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米の形が残っており粒のあるタイプの甘酒です。

甘納豆のようにドロドロ感は強くなく、サラサラと飲み物に近いテクスチャです。

 

 

「なんだこれは、うまいっ!!!」

きっと誰もがそう感じることでしょう。

ウソだと思って飲んでみて下さい、他の甘酒を飲めなくなります。

初めてこの甘酒を飲んだ時の衝撃は忘れられません。

甘酒という製品の特性上、口に含んだ瞬間は確かに甘味は強いですが、イヤな甘さではなく、お米本来の優しい甘味です。

そして後味がとてもスッキリしています。

液体の中にわずかに残る米の粒々は、1、2回嚙むだけで口の中で溶けていきます。

食感も楽しみながら、同時に米の旨味がフワッと広がります。のど越しも最高です。

原材料は他のメーカー製のものも同じはずなのに、全然違うものに感じます。歴史と実力のある酒造の力と、肥沃な土壌の賜物でしょうか。

甘いものが苦手な方は、甘酒というと「甘ったるい」といったイメージの方もいらっしゃると思います。

しかし八ヶ岳千曲川による肥沃な土壌で培われた井戸水を使用しているためか、先述したようにとてもスッキリとした飲み口のため、甘党でない方でもお楽しみいただけると思います。

さいころから何年たっても変わらない美味しさは今でも健在です。

 

 

この甘味はどちらかというと冬向けなのかな?と感じたりしますが、江戸時代では夏になると「甘酒売り」なる人が街中に出現したそうです。

現代の私達には家電製品があるため、夏は冷蔵庫でキンキンに冷やして、冬はレンジでチンして、と年間を通して色々な楽しみ方ができそうです。

 

 

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瓶のタイプだけでなく、パウチのタイプもあります。

パウチの方が片付けは楽チンですが、長期間の保存には向いていないので、その時の状況に応じてどちらを買うかは選択されると良いと思います。
 

 

この甘酒は全国的にも有名なものであり、それを物語る逸話として、かの名優・高倉健さんが愛したと言われています。

店内には高倉健さんと蔵元さんが一緒に写った写真が飾られています。

高倉健さんはお酒を嗜まない代わりに、この甘酒を毎月注文し、この味を楽しまれていたようです。

ちなみに上記のパウチのタイプをセットで購入されていたいたようです。

美味しい"お酒"のお返しとしてランドクルーザーをプレゼントされたとの逸話もあります。

 

甘酒というものは、飲み終わりに近づくにつれ、どうしても米の粒がコップの底や側面にくっついたまま、残ってしまいやすくなります。

経験がある方もいらっしゃると思いますが、甘酒「通」になると、米の粒をいかにコップの底や側面に残さないように飲むか、というところに注意しながら、コップに液体が残っている内に、それらを駆使して米粒を残さないように試行錯誤して飲みます。

この一粒一粒に、米農家の方々、そして蔵元の苦労と想いが詰まっています。

きっと高倉健さんも、グラスに残る液体を揺らしながら、最期の一粒まで嗜まれていたことと思います。

 

他にも、元サッカー日本代表の長谷部選手の直筆サイン入りユニフォームなども飾ってあり、角界の著名人からも愛される、知る人ぞ知る酒造さんです。

店内には遊び心を感じられる日本酒ガチャなどもあります。1000円で運試しでき、1等が当たれば純米大吟醸を破格のお値段で手に入れることができます。

地域密着型で、ただお酒を売るだけではなく、訪れた人が色々な形でお酒と親しむことができるように工夫されているところが他の酒造とは一線を画していると感じます。

インターネットで甘酒の注文もできますが、是非、店舗に訪れてみることをオススメします。

 

 

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蔵元直営の店舗はクセのある店員さんが対応して下さるお店もありますが、

ここは接客等もとても気持ちよく丁寧です。

駐車場も4~5台は停めることができます。休日でも満車になっていることは少ないので問題ないと思います。

長野県に行くことがあったら是非立ち寄ってみて下さい!

 

 

また、ホームページにも販売があるようなのでリンクを載せておきます。

kitsukura.co.jp