世界的に影響力を持った偉人達は、歴史や記憶に名を残し、その活躍は時が経っても後世に語り継がれていきます。
影響力を持った有名な数々のミュージシャン達も、後に映画の題材となっていることをご存知でしょうか?
今回は、そんなミュージシャンを題材にした映画をいくつか紹介していきます。
NetflixやAmazonプライムなどで見ることができる物もあるため、是非チェックしてみて下さい。
★ミュージカル映画★
ボヘミアンラプソディ
- 2018年11月公開
- 監督:ブライアンシンガー、デクスター・フレッチャー
- 出演:ラミ・マレック、ベン・ハーディ他
ご存知フレディマーキュリーをメインに据え、彼が在籍した伝説的ロックバンド「Queen」の物語です。賞賛と孤独の中に生きた男フレディの苦悩や葛藤を知ることができます。彼はセクシュアルティ的に有名な部分がありますが、その点もしっかり描かれています。ラストのライブエイドシーンはグレイテストショーマンを彷彿とさせる圧巻の見ごたえです。
ロケットマン
- 2019年8月公開
- 監督:デクスター・フレッチャー
- 出演:タロン・エガートン、ジェイミー・ベル他
こちらはまだ生きていますがイギリスのミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描いたものです。『Your Song』などは誰もがどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。監督は『ボヘミアン~』と同じデクスター・フレッチャーのため、似ている部分はありますが、フレディ同様の苦悩が垣間見れます。やはりライブシーンは見どころの1つです。ジョン役のタロン・エガートンの演技も素晴らしく、出演する俳優の役作りに対する熱意を感じることができます。
★ドキュメンタリー映画★
ルーツ・オブ・レジェンド
- 2012年9月公開
- 監督:ケヴィン・マクドナルド
- 出演:ボブ・マーリー他
ジャマイカで生まれ、幼少時は黒人にも白人にも差別されて生きてきたた彼が、伝説のレゲエミュージシャンとして知られるまでに至った経緯を知ることができます。レゲエのルーツにも触れることができ、音楽好きなら必聴の映画となっています。
ミス・アメリカーナ
- 2020年公開
- 出演:テイラー・スウィフト
Netflix映画となってしまいますが、アメリカ・ペンシルベニア出身の歌姫テイラー・スウィフトが主演。初期のカントリー、以降のポップスへの傾倒、近年のオルタナティヴなど、歳を重ねるごとに楽曲にも変化が見られ、女性らしい彼女の内面を投影した曲作りの背景を知ることができます。なにより超美形なので画面が映える映える。それも見どころの1つです。
THIS IS IT
- 2009年公開
- 監督:ケニー・オルテガ
- 主演:マイケル・ジャクソン
これはもはや説明不要でしょう。マイケルジャクソンを詳しく知らない方でも、この作品の存在は知っているのではないでしょうか。開催されることは無かった幻のラストライブ『THIS IS IT』のリハーサル風景をドキュメンタリーにした作品。遺作となってしまった最後の映像です。色々な風評やスキャンダルなイメージから、あまりマイケルの事を良く思わなかったり、興味を持たない方もいるかと思いますが、そんなダーティなイメージがガラッと変わると思います。常に子供のような純粋な気持ちで世界の平和や人々の笑顔のために愛を表現し続けた彼の、ありのままの素顔の一面を垣間見ることができます。
AMY エイミー
- 2016年公開
- 監督:アシフ・カパディア
27歳という若さでこの世を去ったエイミーワインハウスのドキュメンタリーです。複雑な家庭環境や、スターダムを駆け上がる彼女を取り巻く酒、ドラッグ、クズ男・・・などによって人生が翻弄されていく様を描いています。
AS IT WAS アズイットワズ
- 2019年公開
- 監督:ギャヴィン・フィッツジェラルド
- 主演:リアム・ギャラガー
世界一仲が悪い兄弟として知られる元OASISのボーカル・リアムの、OASIS解散後と、その後に結成したBEADY EYEも解散してしまったその後の様子が収められています。世間的には口の悪さでヒールっぽい立ち位置の彼ですが、あまり知られていない一面を見ることができます。
イマジン
- 1989年公開
- 監督:アンドリュー・ソルト
- 出演:ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、ポール・マッカートニーほか
ジョンレノンの生涯を、映像と共に彼自身が語るドキュメンタリー。
JUNK STORY
- 2015年公開
- 監督:佐藤太
- 出演:hide、YOSHIKIほか
1998年に突然この世を去ったミュージシャンhide。日本のロック界を牽引したX JAPAN(X)のギタリストとして確固たる地位を確立し、ソロでも活躍していた彼の人生を、それに関わった人々の色々な視点から知ることができます。その訃報に日本中が打ちひしがれたあの日、日本の音楽シーンにはかつてこんなにも偉大な人物がいたということを忘れないために必視聴の映画です。2018年には『HURRY GO ROUND』というドキュメンタリー映画も公開されているので、そちらもご覧ください。
★パロディ映画★
イエスタディ
- 2019年6月公開
- 監督:ダニー・ボイル
- 出演:ヒメーシュ・パテル、リリージェームズ、エド・シーラン
ある日突然、世界中の自分以外が『The Beatles』を知らない世界になってしまったら?―
という映画です。内容はぶっとんでいますが、リアリティもあり、テンポが良いので飽きずに見ることができます。エドシーラン本人も出演しており良い味出してます。
名前は知ってるけど曲までは知らない、とか、今まで知らなかったミュージシャンがどんな風に生きて曲を作ったのか、それをこの映画を通して知ることができます。
注意しなくてはいけない点は、特にドキュメンタリーなどは、事実には基づいていますが、作者の意図が多少なりとも含まれているという点です。
ですが、どれも映画を見る前と見た後では、題材となったミュージシャンに対するイメージが変わることと思います。きっと音楽も含めて彼・彼女達のことが好きになるでしょう。
他にもオススメのミュージシャン映画があれば、是非教えてください!