【レビュー】 UCOの「ストームプルーフマッチ」立ち消え皆無!逆にどう消す?! 【災害用の備えにもなる!】

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

寒冷地や高地などで火付けが悪い時、災害時などに重宝するのがマッチ!

強風の中でも、水に濡れても、さらには靴で踏みつけられても決して消えないマッチがあるとしたら、見てみたいと思いませんか?

今回はそんなどんな環境でも火が消えない「UCO(ユーコ)」というブランドの「ストームプルーフマッチ」をご紹介していきます!

目次

UCOのマッチはいろいろ種類がある

「UCO(ユーコ)」というブランドは、1973年にアメリカのワシントンで設立されたIndustrial Revolution社の独自ブランドの1つです。

アウトドア用品を扱っており、今回ご紹介するマッチの他にもキャンドルランタンやヘッドランプなど、主に夜間の屋外活動では必須の「灯り」に関するギアを取り扱うブランドです。

今回私がご紹介するのは「ストームプルーフマッチ」といって水や風に晒されても火が消えずに15秒間燃焼し続けるものですが、その他にもマッチの種類は沢山あり、水や風に強くて25秒燃焼する「タイタン ストームプルーフマッチ」や、水や風には弱いけれど燃焼が60秒間持続する「ロングバーンマッチ」などがあります。

(出典:e-mot.co.jp/naturalspirit/uco.asp)

UCO(ユーコ)のストームプルーフマッチキット 【レビュー】

UCOのマッチ製品はいくつか種類がありますが、今回私が購入したのは「ストームプルーフマッチキット」です!

マッチ25本に、ストライカー(摩擦板)が側壁に設置されている専用ケースが付属しているセット商品になります。

スペック

  • サイズ:<ケース>長さ79mm×直径39mm、<マッチ>長さ70mm
  • 付属品:マッチ25本、ストライカー(摩擦板)2枚
  • 燃焼時間:15秒

キャップ周囲にはパッキン付きの防水ケースに入っており、湿気や雨水からマッチを保護してくれます。

オレンジ・オリーブ・イエローなどカラーリングもいくつかあるので、シーンや他のギアに合わせて選ぶことができます!

ディティール

マッチ25本の他に予備のストライカー(摩擦板)も2枚付属しているため、摩擦板の摩耗を気にせずガシガシ使用することができます。

キャップの裏には綿が充填されていますが、マッチがケースの中で暴れないように固定する役割をしているのと、ちょっとした火種代わりにもなるので地味に嬉しい付属品です。

ストライカーの入っているビニール袋は上下とも封がされているので、水が侵入しないようになっています。

本当に細かいところまで水没や湿気に対する配慮がされており、防災用品としても半永久的に保管しておけるアイテムです!

ケースの側壁にストライカー(側薬・摩擦板)が設置されているので、そこに擦り付けることで着火していきます。

先端の頭薬にはある程度しっかり力を入れないと着火されないですが、普通のマッチと同じように特別なコツもいらず簡単に着火できます。

着火した瞬間に、マッチのオレンジの部分からバチバチっと激しい火花をまき散らしながら高火力の炎が上がります。

火力が想像以上に強く、マッチというよりも手持ち花火みたいです…。

オススメポイント

水没させた後でも火が着く!

マッチ全体が水に漬かった状態から、きちんと火が点くのか試してみました。

頭薬部分が湿っていると摩擦が起きにくくなるので、多少は水気を拭き取る必要がありますが、問題なく点火できました。

水没後の着火も問題ないですし、むしろ水に濡れている状態の方が火の燃焼が抑えられており、燃焼時間が長くなったような気がします。

水に突っ込んでも火が消えない!

さらに、火をつけた状態でストームプルーフマッチを水の中に入れてみました。

水から取り出すと、一瞬火が消えたかのように見えますが、2〜3秒経つと再び火が燃え上がり始めました!

その後もしっかりと最後まで燃え尽きてくれました。

水に突っ込んでも消えない理由ですが、マッチの燃えカスを見るに、どうやらこのマッチのオレンジの薬剤が塗布されている部分が防水機構として働き、その内部の木芯は火が消えないままで経過し、水から出した後に木芯の火が再度オレンジの部分に点火することで火が保たれる構造になっているようです。

そのため、短時間であれば良いですが、長時間水に浸けておくと火は消えてしまいます。

火がついた状態で水に突っ込んでも火が消えることはありませんでした!

ただし、長時間水に漬けていると消えてしまいます。

水に強いことで、雨の日のキャンプや登山などで急な悪天候に見舞われた場合や、洪水・台風などの災害が起きた場合に、火が点かなくなる心配を軽減できます!

中心の木部分が湿気ってしまうと火がつきにくくなってしまう可能性はありますが、ケースも防水機構がしっかりしているのでその心配も無さそうです!

ストライカーは湿気にかなり弱いので、側壁に設置されているものは濡れてしまうと着火できなくなる可能性がありますが、ケース内に予備のストライカーが2枚付属しているためこの点も問題ありません。

土の中に入れても踏みつけても火が消えない!

水の中と同様に、土や砂の中に突っ込んだとしても、短時間であれば火が消えることはありません。ポケモンのサトシが喜びそうな、まさに「たとえ火の中、水の中、草の中、森の中・・・」です。

ある程度燃焼が続くので、炭や薪の下に埋もれている着火剤へ火をつける時にも役立ちます!

火が消えにくいということはメリットですが、裏を返せば消えにくいということでもあり、火事には十分な注意が必要です。

寒冷地でも問題なく使用できる!

高地や極寒の環境だと、気圧や温度の関係でガスライターが着火できなくなったり、バーナーの着火機構が機能しなくなることがあります。

その点、マッチはどんな環境であっても着火できるため、点火方法の最終手段としてアウトドアでは持っておくべきアイテムです!

強風に負けない火力

どんなに強風が吹いていたとしても、あるいは思いっきり息を吹きかけたとしても、このマッチで点火された火が消えることはありませんでした。

オレンジの薬剤は火の強さから見るに、おそらく花火などと同じような燃焼性のものであり、風に負けないだけの火力があることでこの性能になっているのだと思われます。

一度火が点けば、逆にどう消したらいいの?!と言いたくなるほどの強力な燃焼力でした。

残念なポイント

強風時は15秒も持たずに燃焼する

風が強い場合にも火が立ち消えすることなく使用できる点は素晴らしいです。

しかし一方で、風による影響を受けて燃焼スピードが速まってしまい、公式スペックの15秒も持続しません。

例えば短時間で済むような作業である、焚きつけへの点火や、点火装置の無いガスバーナーの点火などに使用するのに向いていると思います。

マッチ1本あたりの単価が高い

性能は申し分ないですが、マッチとしてはかなり高価なので、日常使いするにはお財布泣かせのアイテムです。

災害時などの緊急用に防災バッグの中に入れて持っておきましょう!

まとめ

ストームプルーフマッチは一度火が点いてしまえば、強風の中でも、水の中でも、土の中でも決して火が消えることのないマッチです。

キャンプでの悪天候時の火付けはもちろん、高地や寒冷地と切っても切り離せない登山でも活躍すること間違いなしでしょうし、もしもの災害などに備えて持っておくのも良いかもしれません。

UCOにはこの他にもマッチの種類が沢山あるので、何秒間燃焼するものを使用したいのか、防水や強風耐性があるものが良いのか、など用途に合わせて選ぶようにすると良いかと思います。

よかったらシェアして下さい!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次