アウトドア用品を扱うオンラインショップ「ナチュラム」。
そのオリジナルブランドとして最近アウトドア界隈で有名になってきているのが「Hilander(ハイランダー)」というブランドです。
そのハイランダーと、知る人ぞ知るコスパ最強LEDランタン「ルーメナー2」が奇跡のコラボをしました。
今回はそんなハイランダーコラボの「ルーメナー2」について、主に通常版との違いについてレビューしていきます。
「ハイランダー」とは?
1996年に創業され、キャンプや釣りといったアウトドア活動を総合的にサポートするべく、Eコマースという形態にてアウトドア用品をオンラインショップで展開している「ナチュラム」。
そのオリジナルブランドが「ハイランダー」です。
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LEDランタン 「ルーメナー2」の特徴とは?
「ルーメナー2」とは何かというと、ひとことで言うと「高性能なLEDランタン(ライト)」です。
その特徴として大きく7つあります。
その① 明るさは4段階(100・500・1000・1500ルーメン)に調光可能
100ルーメンでも十分ですが、最大1500ルーメンもの光量を有します。
1500ルーメンもあると夜間の工事現場並みなのではないかと思うほどの明るさがあるため、キャンプの際にこの1500ルーメンで使用すると近くのキャンパーに迷惑がかかるかもしれません。
テントの中で使用しても部屋の中にいるくらいの明るくなり、人によっては全く趣が無いと感じる方もいるでしょう。
しかし1000~1500ルーメンもあればメインランタンとして問題なくサイト全体を照らしてくれますし、光量は4段階で調節できるので最低の100ルーメンでサブランタンとして使用しても良く、汎用性が高いために決してオーバースペックということはありません。
さらに緊急時や災害時といったもしもの際には光源として活躍すること間違いなしですので、安心を買うという意味で持っておいても良いかもしれません。
連続点灯時間としては、100ルーメンの明るさで100時間、1500ルーメンでも8時間の連続点灯が可能となっており、一晩であれば問題なくこの明るさを維持することができます。
その② 3色の点灯モード(昼光色・昼白色・電球色)に変更が可能
3種類の色味に変更することができるため、シーンに合わせて使用することができます。
昼光色(5700K)・・・写真だと分かりづらいですが白に近い色↓
昼白色(4500K)・・・白と黄色の中間のような色↓
電球色(3000K)・・・温かみのある黄色寄りの色↓
昼光色だと無機質な印象のサイトになりますが、電球色に変更できることで温かみがある雰囲気のキャンプサイトを演出できます。私はいつもこの電球色で使用しています!
その③ 緊急時も大丈夫なSOS信号付き
電源ボタンを一度押して電源を入れ、その後に5秒間ボタンを押し続けると、LED部分が点滅し始めます。
この点滅パターンは規則性を持っており、国際救難信号であるモールス信号の「ト・ト・ト・ツー・ツー・ツー」の順番で点滅を始めます。
あまり使用しない機能かとは思いますが、キャンプでももしもの事態(洪水や動物被害)が無いとも限らないため、最近のライトやランプでは付属している場合があります。
その④ モバイルバッテリーとしても使用可能
側壁には「USB-Aタイプの出力ポート」と「microUSBタイプの入力ポート」があります。
出力ポートにUSBケーブルを差し込めば、10000mAhもの高出力でのモバイルバッテリーとして使用することもできます。
10000mAhとは容量を表す単位で「ミリ・アンペア・アワー」と読みます。
1時間当たり10000mAの電力を供給することができるというものですが、通常であれば電圧変換のロスで60%程度のパフォーマンスになるので、実際に使用できるバッテリー容量としては6000mAhとなります。
であるとしても、iPhoneのバッテリーであれば1〜1.5回以上フル充電が可能な性能は有しています。
通販サイトの購入者レビューで、充電ケーブルによっては充電できないというものが見られますが、私が所有しているものは全て問題なく使用できました。
ケーブルを接続するだけでは反応せず、接続した後に「ルーメナー2」本体のボタンを押して電源を入れないといけませんので、ケーブルを繋いで反応しなくても焦らなくて大丈夫です。
ちなみに電池によるエネルギー供給ではなく、microUSBポートを経由した付属のケーブルによる充電です。
USB充電ポートがあるコンセントプラグであれば全て使用することができます。
その⑤ 「IP67」という「超」高性能な防水&防塵
「保護等級」という国際規格の評定を受けており、このルーメナー2は「IP67」に相当します。
IP(=Ingree Protection)の後に続く数字は順番に「固形物(粉塵)に対する保護」、「液体に対する保護」のレベルを示し、6は「粉塵の侵入に対する完全な保護(最高クラス)」を、7は「一時的な水没(水深1mで30分間)に対する保護(2番目に高いクラス)」を意味します。
これでお分かりのように粉塵にも水などの液体にも強いため、アウトドアでの活動にうってつけの性能を有しています。
その⑥ 付属品が充実している
充電用ケーブルの他に、背面の円形に着脱できる「強力なマグネット」、「カラビナ」が付属しています。
「ルーメナー2」の背面にある丸い部分のフックを立ち上げることができ、ここにカラビナを引っかけることができます。
フックの内側はギザギザの凸凹構造となっているため、それに沿ってカラビナを設置すると吊り下げた時に本体の角度をつけることもできます。
またマグネットを円の中央に装着することでフックとして使用できます。
このマグネットはかなり強力なため、テントのフライシートをテントの中と外で挟んで固定することで、吊り下げる部分がなくてもテント室内で使用することもできちゃいます。
その⑦ 三脚につなげての使用が可能
本体の底部にはネジ穴があります。
三脚としては一般的な「外径1/4インチ20山サイズ」の三脚であれば使用可能です。
三脚によって立てた状態使用できるため、より一層場所を問わずにライトを使用できるようになります。
通常タイプの「ルーメナー2」との違い
ルーメナー2とハイランダーのコラボ製品は、現在新たに生産されていないようで、市場に出回っているもので最後となっています。
そのため、現在はとても入手しにくくなっています。オシャレでイケてるギアなので、見つけた際にはゲット必至です!
その違いは、結論から言うとズバリ「デザイン(色)の違い」だけです。
サイズ(129×75×22.7mm)も、重量(280g)も、前述のような機能性も、付属品(マグネット・フック・ケース)も価格も全く同じです。
可変リングの部分はパッケージだともう少しゴールド寄りの色味を予想していましたが、実物はほぼシルバーといった色味でした。
シルバーでも全く違和感なく十分カッコいいのでこれでも気に入っています。
発光部も通常版の「ルーメナー2」と全く同じです。
ケースなどの付属品を見ていきます。
ケースも光沢感のあるデザインで、サイズともに普通の「ルーメナー2」と同様です。
付属品も同じものが同梱されています。
見た目以外の性能は全く同じですが、唯一の違いである見た目の差がかなり大きいです。
通常タイプの「ルーメナー2」はガジェット感が強いのに対し、ハイランダーコラボの方は木目調の見た目をしていて、アウトドアにかなりマッチします。
悪目立ちしないので違和感なく屋外で使うことができるオススメのギアになっています。
まとめ
高機能LEDランタン「ルーメナー2」とハイランダーコラボについて確認してみました。
主な違いはカラーの違いだけですので、すでにお持ちの方は改めて購入する必要はないかと思います。
しかしながら他では見られないこの木目調のデザインが気に入った場合には、是非ともハイランダーバージョンの「ルーメナー2」を購入しましょう!