CARMATEのハンギングウッド(芳香剤)で「木製キャンプ鍋敷き」作ってみた

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カー用品ブランドとして有名な「CARMATE(カーメイト)」の、ハンギングウッドこと木製芳香剤。

主に車内で使用することを想定しており、天然アロマオイルを用いたボタニカル製品として、その香りの良さから人気の商品ですが、匂いがなくなった後に残るこの「木」がもったいないなと感じたことはありませんか?

私はこの木をなんとかして再利用できないかと考えに考え抜いた結果、キャンプなどで使える「木製鍋敷き」を製作してみました。

目次

CARMATE(カーメイト)の芳香剤「ハンギングウッド」とは

スペックとレビュー

  • 木材部分サイズ:タテ5.3cm×ヨコ4.2cm×厚さ1.1cm
  • 芳香剤としては、大人っぽい香りの「BLANG」、ナチュラルな香りの「LUNO」、個性的な香りの「S.A.I&Others」の3つのシリーズの中から、「LUNO」シリーズの1つ
  • 香りの種類:「ミュゲ&グリーンアップル」「ジャスミン&ペア―」「プルメリア&ラズベリー」「ホワイトムスク」など沢山の種類があります

香りに関しては種類に関わらずとても良い匂いで期待を裏切りません。

香りの広がり方も、他の製品が不良品と思えるくらいに頭一つ抜けて良好で、車の中に吊り下げると一気に車内に香りが広がります

人によっては香りが強すぎてキツいと感じる方もいるかもしれませんが、数日すると若干弱まって落ち着いてきます。

香りの持続に関しては、30日間持続するとの公式表記がありますが、使用感としてはとてもそんなに長持ちしません。アロマオイルのような香料を揮発させて香りを発するタイプなので、直射日光に当たる部分などでは長くても2週間ほどで香りが飛んでしまいます。そのため長持ちさせようと思うのであれば、なるべく日陰などに吊り下げてオイルの揮発スピードを抑える使い方をする必要があります。

見た目は本物の木を使用しているので言わずもがなオシャレで、ペーパータイプのハンギング芳香剤で醸し出されやすい田舎ヤンキー感も全くないです。

イエローハットやホームセンターなど幅広い店舗での取り扱いがあるため、手に入れやすいというのもオススメできるポイントです。

CARMATE(カーメイト)とは

1966年に法人設立され、芳香剤やチャイルドシート、タイヤ用品、ドライブレコーダーなどを主として開発するカーアクセサリーブランドです。

近年ではスノボ用品やアウトドア雑貨の開発にも着手しており、時代に合わせてその理念や強みを変化させ続けています。

数十年にわたって愛車家たちに親しまれており、カインズやDCMなどと提携を結んでいることから幅広い販路で手に入れやすい高品質の製品を私達に提供してくれています。

CARMATEのハンギングウッド(芳香剤)で「木製キャンプ鍋敷き」作ってみた

「木」を再利用するとなると、近年問題となっているウッドショックへの対策や環境問題の解消に向けて、などという体裁の良い動機が思い浮かばれるかと思いますが、このブログ記事に関しては完全にもったいない精神の延長線上で、タイミング的にちょうど鍋敷きが欲しかったのもあり、これは使えるのではないか!と閃いて製作(工作)するに至りました。

完成イメージは、キャンプブランドなどから展開されている、コンパクトにスタッキングできるように紐でつながった木材を並べ替えたり組み合わせたりして使うタイプの鍋敷きです。

作り方は紐をほどいて結び直すだけ

まずは紐の結び目をほどいて「紐パーツ」と「木材パーツ」に分離させます。

木材パーツには既に穴が開いているため、特別な工具を用意する必要もありません。

5~6個のハンギングウッドを用意したら、先ほどの穴に順番に紐を通していきます。

「風ぐるま」のような並びにすると完成した時の見栄えが綺麗になります。

全ての木材パーツを通したら、紐を好みの長さにカットして、端を結んで完成です。

鍋敷きは場所を取りやすいイメージですが、小さくして持ち運べるので便利です。

※※注意点※※

大前提として、カーメイトの商品概要欄には「用途以外の使用はしないで下さい」との記載があります。

もちろん「鍋敷き」として使用することを想定されている訳が無いので、このリメイクに伴って生じる事象に関しては完全に自己責任でお願いします。

鍋敷きとして使用するにあたって特に注意しなければいけないのは「火事」と「ヤケド」です。

製品の特性上、高濃度の天然香料(おそらくアロマオイル)を含浸させているため、通常の無垢材よりは火気に対して燃えやすくはなっていると思われます。

他ブランドの木製鍋敷きでオイルが塗布されているものは、表面の加工のみですので低温発火などの危険性はほとんどありませんが、この製品は深層まで一度オイルが染み込んでいる可能性があるため上に載せた調理器具の熱によって発火する可能性が完全に無いとは言えません。

とはいっても、私が今まで何度か使用した中で燃えそうになったことはありません。心配な方は、火事を防ぐためにできるだけ完全にオイルが揮発してから(香りが無くなってから)使用するか、一度水洗い・乾燥をするなどの対策をとってから使用するようにしましょう。

今回作成した鍋敷きに、熱されたクッカーやスキレットを置くと焦げのような変色はみられます。

また、この鍋敷きを使用したとしても、環境や使用方法によっては完全に鍋敷きの下にあるテーブルなどの焦げ付きや燃焼を防ぐことができるとは限らないためご留意下さい。

繰り返しますが必ず自己責任の範囲で、使用する際には使用者が必ず近くにいる状況だけとし、クッカーやスキレットなどの上に載せる器具の熱が冷め、鍋敷の熱が冷めるまで目を離さないようにしましょう。

さらに、オイルがある程度揮発しきっていればこちらも心配いらないと思いますが、直接オイルを触ることによる肌荒れや、仮にオイルが残存していたとした場合のオイルによる調理器具への色移りなどもあるかもしれないので、その辺も自己責任でお願いします。

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