夏になると外での活動をする時に厄介なのが「虫」!
特にアブやハチは刺されたり嚙まれたりする心配があるので、一段と注意を払う必要があり、煩わしいと感じてしまいます。
殺虫剤を使用しても良いですが、どうしても虫が出現した後の事後対策となりがちですし、虫よけスプレーは効果が薄かったり、お子さんがいる家庭では変な成分の含まれた製品を使いたくないという方も多いハズ。
そんなあなたに!特にアブやハチの対策をしたい時には「オニヤンマ君」を使うと良いですよ!
これで効果があるの?と思う方もいるでしょうが、ご安心を。本当にアブ・ハチがいなくなります。
おにやんま君とは?
サンラインというブランドが開発した、あるようでなかったキャンプギアです。
意外と知られていないのですが、実はオニヤンマは肉食なんです。
ハエやチョウなどの小型の昆虫を始め、セミ、アブ、さらにはスズメバチまで様々な虫をエサとし、その強靭な顎でバリバリ食べてしまう獰猛な昆虫なんです。
日に体重の10%のエサを食べるとも言われており、これを人間で考えると体重60kgの人なら6kgの食事をしなければいけないこととなりますので、かなり大食いであることが分かります。
そんなある意味空の王者たる所以もあってか、オニヤンマはアブやスズメバチの天敵と言われており、その性質を利用して、虫よけとして活用しているのがこの「おにやんま君」です。
アブに関しては、視覚的な混乱を招くことからシマ模様が苦手という研究報告もあり、そういった観点からもオニヤンマは天敵と言われているようです。
公式サイトでは、オニヤンマ君の防虫効果の可能性が明記されているのはアブとハチに関してでした。
サイズとディティール
サイズはタテ10cm×幅12.5cm程度。
オニヤンマ君の頭部には安全ピンが設置されているので、帽子や服やリュックなどに付けることができますし、背部にあるホールに紐などを通せば、吊るして実際に空を飛んでいるかのようにして使用することもできます!
オニヤンマ君で夏の虫とオサラバ 【アブやスズメバチに効果アリ!】
実際に使ってみた
キャンプ場によっては、産卵にかけるエネルギーに飢えた「アブ」がブンブン羽音を轟かせながら飛び回る所や、テーブルの上に置き忘れた肉や魚介類のゴミに群がって人間を近寄らせようとしない「スズメバチ」が大量にいる所など、様々な昆虫との遭遇に悩みながらキャンプをしなければならない場所が数多くあります。
「蚊」や「ハエ」などの小さい昆虫ももちろん煩わしいですが、アブやハチは噛まれたり刺されたりする可能性があり、とても危険です。
私がよくお邪魔しているキャンプ場でも、汗をかくとその影響か知らない内にアブがブンブンしていたり、BBQのために剥いたエビの殻にスズメバチが寄ってきたりするということをよく経験します。
そこで昨年の夏に実際にこの「おにやんま君」を使ってみました!
最初は半信半疑でしたが、アブに関しては本当に全くいなくなりました!
スズメバチはチラホラ寄ってきていましたが、それでもオニヤンマ君を使用する前と比較するとその頻度は減り、すぐに逃げていきました。
オニヤンマ君の効果は、おそらくオニヤンマ特有の黒と黄色のシマ模様によるデザインの影響が大きいと思われます。
サイトが大きい場合には1個使いだと効果が得られない可能性もあるため、サイトの両端で2個使いしたり、他の虫よけグッズなどと併用するのが良いと思われます。
今年の夏もきっと活躍してくれることは間違いないでしょう!
どこで買える?
楽天やAmazonなどのECサイトの他、SUNLINE公式サイトなどのWebショップ、最近では知名度も高くなってきているためかカインズなどのホームセンターなどにも販売されています。
注意点
全ての場面、全ての虫に効果があるとは限らない
アマゾンなどのECサイトのレビューで確認すると、効果がなかったとするレビューもありますが、それらはハエや蚊やブヨなどに関しての効果を仰っているものが多く、前述のようにサンライン公式サイトで効果の可能性が明記されているのは「アブ」と「ハチ」に関してですので、ハエや蚊、ブヨやチョウなどに対しては虫よけスプレーや蚊取り線香などを用意しておくのが良いでしょう。
先述のように、おにやんま君の効果は、おそらくオニヤンマ特有の黒と黄色のシマ模様によるデザインの影響が大きいと思われ、実物の生きているオニヤンマが放つ殺気というかプレッシャーをこのプラスチック製のおにやんま君は有していません。
ですので、アブやハチについても種類や個体が沢山いる中では、おにやんま君の効果が得られない場面も多々あるかと思います。
実際私が使用した際にも、アブには効果抜群でしたがスズメバチにはアブほどではありませんでした。
タイミングや設置場所などにもよるかもしれません。
破損しやすいので取り扱い注意
本体も羽もプラスチック製です。
羽は少したわむし、本体部分もちょっとやそっとでは折れはしませんが、リュックなどに雑に入れておくと知らない内に尻尾がポキッと折れていた、なんてこともあるかもしれないので、取り扱いは慎重に行いましょう。