2021年版11インチiPad Pro(第3世代)が読み物系目的ならタブレット界最強デバイス 【サイズ感に重点を置いた徹底的レビュー&選び方】

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M1チップを搭載したiPad Proが発売されるということで、発売日の2021年5月21日は日本が湧きました。

迷いに迷った挙句、私もとうとう買ってしまいました「2021年版11インチiPad Pro(第3世代)」。

私がiPadを購入した目的は、持ち運んで、本を読んだり、メモを取ったり、勉強したりするため。

そのために、特にサイズ感や、ストレスなく使用できるかといった使い心地を吟味して購入に至りました。

私はパソコンやタブレットなどの機器を普通に使いこなすことはできますが、専門家ではありません。

今回は、素人の目線から特にサイズ感に的を絞って、iPad Proを買って良かったと思ったポイントをいくつかご紹介していきます。

目次

2021年版11インチiPad Pro(第3世代)が読み物系目的ならタブレット界最強デバイス!

スペック

11インチiPad Pro

  • サイズ:タテ247.6mm×ヨコ178.5mm×厚さ5.9mm
  • 重量:466g(Wi-Fiモデル)、468g(Wi-Fi+Cellularモデル)

12インチiPad Pro

  • サイズ:タテ280.6mm×ヨコ214.9mm×厚さ6.4mm
  • 重量:682g(Wi-Fiモデル)、684g(Wi-Fi+Cellularモデル)

付属品

  • USB-C充電ケーブル(1m)
  • 20W USB-C電源アダプタ

この記事を読まれている時点で、ある程度iPadやApple製品に詳しかったり興味を持っていたりする方が多いと思いますので、その他の詳細なスペックに関しては公式サイトや情報通な方々のブログなどをご参照下さい。

➡︎ iPad pro -仕様- Apple(日本)

開封の儀

1mmの妥協も許さないと言われるAppleらしく、iPad Pro本体が箱の隅までみっちり詰まった無駄のないパッキング。

3層構造となっており、本体の下には製品カードやシール、その下に充電機器が格納されています。

本体のビニールのフィルムをはがすと、ホヤホヤのiPad Proが出現。

カラーはスペースグレイを選びましたが、マットな質感でとても高級感があります。

側面も第2世代からデザイン変更され、少し角ばったデザインになっています。

ここから保護フィルムを貼ったり、ケースを選んだり、Apple Pencilを接続したり、壁紙を変更したり、アプリの位置を並び替えたりして、自分だけのiPad Proをつくり上げていきます。

私が11インチiPad Pro(第3世代)を購入した目的

私の場合、仕事の関係上、職場や学会会場などで書籍や論文を読む必要性があります。

そのため私がiPad Proを購入した目的の1つとしては、できるだけ持ち物を減らしつつ、出掛けた先でそれらの書籍や論文を読もうと思ったため。その手段として、紙媒体ではなくiPadを持ち運んで使用することに決めました。

荷物の削減になり、管理がしやすくなり、ペーパーレスの環境になる。(あと単純にデキる大人の雰囲気がしてカッコイイと思った)。

また、今までは文庫本や漫画などを紙の本で読んでいましたが、紙だと日焼けで経年劣化したり本棚を用意する必要があるため、電子書籍としてタブレットなどのデバイスで管理したいなと考えました。

他にも、ノートで勉強するのも良いですが、どこにどんな内容の勉強をしたのかが分かりづらくなってしまい、ノートを見返して該当のページを探すのが大変だったりしたため、タブレットでメモをとったり勉強したりできたら良いなという目的もありました。

さらに言うと、できればイラストやデザインの勉強などもできたら良いなと考えていました。

つまりまとめると、私がiPad Proを購入した目的としては、持ち運ぶことを前提として、本を読んだり、メモを取ったり、勉強したりするためでした。

サイズ感をレビュー

私がiPad Proを購入するにあたって、サイズに関して12インチではなく11インチを選択した理由は、前述のように持ち運んで使いたいから。

結論から言うと、11インチにして大正解でした

iPad miniなどのサイズ感だとiPhoneとあまり変わらないし、「12インチだと大きくて重すぎる」のです。

しかもあまり考えていませんでしが、想像以上に紙の本や漫画などとサイズ感がマッチしていたのです。

試しに色々なものとそのサイズ感を実際に比較してみます。

私と同様あるいは近い理由でiPadの購入を検討している場合は、参考にして頂ければと思います。

文庫本との比較

まず新書などの文庫本です。私はブックリーダーのアプリはAmazonの「Kindle(キンドル)」を使用しています。

155mm×11mmの小型の文庫本であっても、最近多い170mm×110mmの長方形の文庫本であっても、元の書籍を開いた時のサイズとほぼ同じくらいの大きさになっています。

文字の大きさは、若干小さく見えますが、アプリの設定で変更できるので全く問題ありません。

漫画本との比較

今までは紙の質感と、コレクター根性から本棚に並ぶ背表紙を眺めるのが好きだったので、紙で購入していましたが、このワンピースの96巻以降は、電子書籍で購入することにシフトチェンジしました。その要因として最も大きいのがiPad Proの存在です。

著作権の関係で中を開いての比較ができないですが、実際の漫画本と比較するとひとまわり小さいのが分かります。

しかし読みにくいなんてことは全く無く、iPadの方は完全な白背景に黒字なのでとても見やすいです。

もちろん拡大も可能です。

私はいつもiPad Proを横向きにして見開きの設定で読みます。

漫画本だと見開きページの中央が折り重なって見切れてしまい、中央部分が良く見えないという経験をしたことがある方がいるかと思いますが、11インチのiPad Proでは見開きのページも綺麗な迫力のある1枚の絵としてしっかり読むことができます。

12インチだと漫画本に近いサイズで読むことができますが、サイズが大きくなるのに伴って重量も増えるため、漫画などの本を読むのには腕が疲れてしまい、最適とは言えないでしょう。

Kindle端末ではカラー表示ができないということもあり、漫画を見開き本に近い形で、細部に至るまでここまで綺麗に見ることができるのは、この11インチサイズのiPadだけだと思います。

ページをめくる際にも表示が遅延することはなく、ストレスも感じません。

ノートとの比較

巷にありふれているノートのサイズはB5が多いため、B5のノートとの比較をしていきます。

サイズ感に関してはほぼ同じです。

Apple純正のメモアプリには罫線を引く設定もできるため、Apple Pencilがあれば本物のノートのようにメモをとったり勉強したりすることができます。

iPadなどのデバイスには「リフレッシュレート」と言って、1秒間に何回ページを書き換えるかという規定値があるのですが、この数値が高いほど、Apple Pencilで描画する時に遅れが発生しにくくなります。

私はリフレッシュレートが60ヘルツのiPad Airで字を書いたことがあるのですが、ペン先で書いた文字が画面に表示されるのに遅れが出現するのが意外と気になりました。

一方でiPad Proではリフレッシュレートが120ヘルツとかなりの高値になっており、遅れはほとんど気にならないほどとなっています。

また、専用のペーパーライクフィルムという画面保護フィルムを使用すれば、書き味というか質感も本物の紙に字を書いている感覚となります。

メモを分野やジャンルごとにファイル管理できるアプリもあるので、メモをとったノートをしまいこんだとしてもすぐに発見することができ、勉強もはかどります。

論文や文献資料との比較

紙媒体で研究論文を読むとなるとA4サイズで印刷することが多いと思います。

論文を書くにあたって、文字のサイズは10.5ポイントが使用されることが多いです。

A4サイズで印刷した時に見やすくなることを意識してのサイズ規定のため、11インチのiPadではB5程度のサイズに圧縮されてしまい、さすがに文字サイズはだいぶ小さくなってしまいます。

しかしながらこの点に関しても、グラフや表などを見ながら文字を読み込む作業が多少しにくくなるかもしれませんが、文字は拡大すればしっかり読めますし、また論文はタテ2列で記載されていることが主流なので特に問題とならないかと思います。

紙のように場所を取らず、ファイルの管理もスマートになります。

サイズ感からの結論

以上の比較から、iPadを持ち運ぶことを前提として、本を読んだり、メモを取ったり、勉強したりするためにiPadを購入する場合、サイズとしては「11インチのiPad」が最適であると私は考えます。

12インチの方が面積が広いので本を読んだり、ノートをとるのに便利だと考えてしまいがちですが、200g以上重くなるので持ち運びがしにくく、腕も疲れてしまいます。

iPadは「Pro」か「Air」か「無印」か?

➡︎ 11インチiPad Pro(第3世代)、iPad(第8世代)、iPad Air(第4世代) – Apple

11インチに近いサイズのiPadといえば、他にも「無印iPad(第8世代)」「iPad Air(第4世代)」などがあります。

前述のような私がiPadを使用する目的である、iPadを持ち運ぶことを前提として、本を読んだり、メモを取ったり、勉強したりするためにiPadを購入する場合においては、断然「Pro」をオススメします。

なぜ「無印iPad」や「iPad Air」ではなく「iPad Pro」が良いのかという点ですが、理由は大きく2つあります。

1つ目は最初で最大のポイントですが、リフレッシュレートの差です。リフレッシュレートについては前述しています。

勉強やメモをとる場合、リフレッシュレートの差による書字の遅延はかなり気になります。

できるだけ実際の紙とペンに近い書き味でないと、ストレスを感じることになりますので、唯一の120ヘルツである「iPad Pro」が良いかと思います。

またPro Motionといって、ページをスクロールする際のヌルヌル動く感じなども異なってくるのが小さいようで大きな違いかと思います。

2つ目は、画面の見やすさです。

iPad Proはベゼルという画面の縁の部分が最も狭くなっています。そのため画面いっぱいに本や漫画を楽しむことができますし、画面いっぱいをメモや勉強の領域として使うことができます。

ピクセル解像度に関しては、どれも264ppiで統一されておりほとんど差はありません。

また「Pro」と「Air」はLiquid Retinaディスプレイというディスプレイを採用しているようですが、詳細は調べても良く分かりませんでした。画質はやや良いのかもしれません。

他には、容量が異なったり、Apple Pencilの第2世代が使えるかどうかであったりといった点も異なってきます。

値段的にはかなりの額になってしまうため、お財布との相談は必要ですが、以上のことから私は断然「iPad Pro」を推奨します。

「第3世代」でなければだめか?

現行のiPad Pro「第3世代」と「第2世代」の違いは、大きく分けると、①見た目、②8コアCPU、③M1チップかどうかの3点のみの違いですので、私と似たような目的で使用する他に、ハイスペックな作業を必要とする使い方をしないのであれば、第3世代にこだわる必要はないかと思います。

私の場合は、単純に新しい物好きということが大きかったです。

以上つらつらと書かせて頂きましたが、これらは全て「今のところは」の話です。

M1チップはまだその真価を発揮できておらず、今後iPad OSのアップデートも予定されているため、徐々にM1チップの本領発揮がなされてくるかと思います。

長期的な使用を見越してであれば、最新のものを手に入れるのが良いでしょう。

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