キャンプで食用油を持ち運ぶのに便利な容器はこれ! 【ハリオのドレッシングボトルがオススメ】

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キャンプで料理用の油やオイル(サラダ油・オリーブオイルなど)を持ち運ぶのに困った私は、意外と少ない、持ち運びにも対応できるオイルボトルを探し求める旅に出た(インターネットという大海原へ)。

目次

料理に使う食用油(サラダ油・オリーブオイルなど)を持ち運ぶのは大変

キャンプでも本格的に料理をする方は、サラダ油やオリーブオイルなどの食用油を家庭と同じように使うと思いますが、その持ち運びに困ったことはありませんか?

スーパーで売っているまま持ち運んでも良いですが、容器が大きいのでかさばったり、生活感丸出しの見た目にげんなりしたこともあるでしょう。

使い切りサイズなんてものも売っていますが、なかなか店舗で見かけることが無いのでネットで注文することになり、そもそも割高なのに加えて送料もかかるので予想以上の出費になる。なんてことが多いです。

筆者も色々試してみましたが、注ぎ口が使いづらかったり、プラスチック容器に食用油を長期間保管しておくのが不安だったりと、なかなか良いものに巡り会えない日々。そんな中で結局落ち着いたのが「HARIO」のドレッシングボトルでした。

今回は、キャンプで食用油(サラダ油・オリーブオイル)を持ち運ぶのにオススメな容器・グッズをいくつか紹介していきます!

食用油の容器を選ぶときのポイント

オイルを入れるボトルを選ぶ際のポイントは、以下の3点です!

  • 漏れにくさ、こぼれにくさ(キャップの構造)
  • 液切れの良さ・液だれしにくさ(注ぎ口の構造)
  • ボトルの材質(耐油性があるか)
  • 持ち運びやすさ(サイズ感や重量)

そもそも屋外で使用するという目的のため、今回はオイルの鮮度がキープできるか、などの視点は除外しています。

これらを加味しながら選んでいくと良いでしょう!

キャンプで食用油を持ち運ぶのに便利なおすすめ容器はこれだ!

HARIO 「ドレッシングボトル」

このドレッシングボトルは、本来ドレッシングを作って容れるためのボトルであり、ドレッシングをシェイクすることを前提としてデザインされているので、ちょっとやそっとじゃ漏れたりこぼれたりしません!安心感があります。

見た目のデザインも良いので個人的にはこれが一番オススメ!

120mlサイズ240mlサイズ
サイズ直径5.5cm
×高さ13.5cm
直径5.5cm
×高さ20.3cm
重量約180g約240g
容量120ml240ml
材質ボトル本体:耐熱ガラス
キャップ:メタクリル樹脂
注ぎ口:シリコーンゴム
カラーペールグレー、ブラック、グリーン
メリットデメリット
①見た目がオシャレ
②激しく振ってもオイルが漏れない構造
③注ぎ口のオイル切れが良い
④サイズが2種類あり
①サイズがやや大きい
②ガラス製なので重い
③価格が高い

ボトルには目盛りがデザインされているため、量を確認しながら使えます!

ちなみに植物油の単位は、欧米では容量(mlやL)、日本では重量(gやkg)で表示するというルールがあります。

植物油の比重は約0.9であるため、オイル100mlあたり90gの量となります。

本体がガラス製なので、耐油性があり油の影響による容器の変性がありません。外気との温度差も生じにくたいめ、それほど重視しない方が多いとは思いますが、オイルの鮮度を保ちやすくなります。

注ぎ口は取り外すことができるので、使わない時は隅々まで洗って保管が可能です。四重の栓で蓋をする構造になっているので、オイルがこぼれにくくなっています。

さらにこの取り外せる部分をまとめて覆うようにスクリュー式にキャップが閉まるので、オイルが漏れてくる心配がほとんど皆無という堅牢さ。注ぎ口が神経シナプスのようにキャップの裏側にジャストサイズで引っ付いているので、キャップの中にすらオイルが出てくる様子はありません。

注ぎ口の構造も液切れが良くなるように作られており、注ぎ口以外の部分が油でベトベトすることの無い快適な使用感です。

350ml缶よりも少し大きいので、かさばるのが難点。しかもガラス製なので重いのがネック。

ファミリーキャンプや料理を沢山するという方には非常にオススメ!

欲を言えばもっと小型で同構造のボトルがあれば完璧なんですが、現状ではこのHARIO「ドレッシングボトル」がベスト!

ちなみに、写真では色が分かりやすいようにオリーブオイルを入れていますが、オリーブオイル(特にエクストラバージン)は日光によって風味が低下するとされているため着色された容器に入っていることが多いです。オリーブオイルを使用する場合にはアルミホイルや布などで紫外線を遮断した方が良さそうです。

ナルゲン/エバニュー/セリアなどの 「小型携帯ボトル」

メリットデメリット
①小型・コンパクトで持ち運びしやすい
②オイル漏れの心配はない
①注ぎ口の液切れが悪い・液垂れしやすい
②使うたびに拭かないと汚れる
③材質がプラスチック

コンパクトで持ち運びのしやすさを選ぶならこれ。ソロキャンならこれで良いかもしれません。ブランドによっては50〜300mlまでサイズ展開も様々なので、必要な量に合わせてサイズを選べるのもポイント。

ただし、こちらは機密性が高いので振ってもこぼれる心配はありませんが、注ぎ口の「液切れ」が悪く、液だれしやすいのでネジスクリュー部分が油まみれになりやすく、キャップがすべってしまう可能性があります。

そのため使うたびにネジスクリューの部分を拭いておかないとジワジワオイルが伝って染み出してくる可能性もあるため、一度で使い切るなら良いですが、何度かに分けて使いたい場合には注意が必要です。

使用されている容器の材質はプラスチックですが、そもそもオイル容器として作られているのかは不明である点には注意が必要です。

ポリスチレン(PS)以外のプラスチックは耐油性があり、油による変性は無いとされています。サラダ油などオイルによってはプラスチック容器で販売されているものもありますし。

ただしプラスチック製品によっては耐油性の証明が明記されていないことが多いため(特に100均のもの)、オイルボトルとして使う場合は自己責任でお願いします。万が一でもの成分の溶出などが怖い方は避けた方が無難でしょう。

食料品の空き容器

わざわざ新しいボトルを買うのも勿体無い気もする…。そう思って何か良いオイルボトルが無いかと家中を探したところ、いろいろな容器が見つかりました。

メリットデメリット
①再利用なのでエコ
②小型・コンパクトで持ち運びしやすい
①食料品を食べ切る必要がある
②確実に漏れないという保証はない
③材質がプラスチック

容器といっても様々なタイプがあり、中でも良さそうだったのが「サクラ印レンゲのハチミツ」や「R-1」の容器。どちらも西友などどこのスーパーに行っても売っているので簡単に手に入ります。

特にサクラ印レンゲハチミツの容器は上記のHARIO「ドレッシングボトル」と同じようなキャップの構造をしているため、持ち運ぶ際にオイルが漏れにくく、液だれも比較的しにくい構造となっています。

R-1の容器は上記の小型携帯ボトルと似ているので、使用後に注ぎ口のオイルを拭き取らないと汚れやすい点がマイナスでした。

他のもので言うと、信玄餅に付いてくる黒みつの容器なども、小さくて持ち運びには良さそうでした。

これらの空き容器は、容れている食料品を食べ切る必要がありますが、綺麗に洗ってから再利用できるのでエコでもあります!

ただしこれらも、本来の用途とは異なった使い方となってしまうため、自己責任となります。

100均のドレッシングカップ

量が少なくてもよければ、100均や近所の雑貨屋さんで売っているお弁当用のドレッシングカップでも代用できます。

メリットデメリット
①小型・コンパクトで持ち運びしやすい
②オイル漏れの心配はない
①注ぎ口の液切れが悪い・液垂れしやすい
②使うたびに拭かないと汚れる

こちらはオイルの使用を想定して作られているため、安心感があります。

ソロキャンプで大量の油は必要ない場合など、使い切りの場面には重宝するでしょう。

まとめ

HARIO
ドレッシングボトル
ナルゲン
エバニュー
セリアなどの
小型携帯ボトル
食料品の
空き容器
ドレッシングカップ
漏れにくさ
こぼれにくさ
液切れの良さ
液垂れしにくさ
△〜○
耐油性△〜○△〜○
コンパクトさ
重さ
デザイン
価格

焚き火や炭火で、網を使った調理をするだけなら油は必要ありませんが、鉄板で焼きそばや野菜を焼いたり、スキレットでステーキを焼いたり、朝食にベーコンを使ったりしたいなんて時には油やオイルは欠かせません。

美味しい料理は下地から!ぜひ参考にしてみてください!

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