クイックキャンプの「ウッドローチェア」が見た目・使い勝手ともにキャンプチェアの完成形だった

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キャンプの快適度は「チェア」で変わる!

テントの設営が終わり、食材を用意していざ焚き火を始め、350ml缶のビールをプシュッと開ける時、ホッと一瞬でチルモードに誘ってくれるようなチェアを誰もが求めていることと思います。

さらにインスタなどでの映えを意識したキャンパーが増えている中、自然に馴染むウッド調の家具ギアが人気を博しており、どのギアが自分の好みやスタイルにマッチするか悩むことも多いと思います。

かくゆう私もその1人。今回はそんな悩めるチェア難民のために、抜群の使い勝手と見た目の良さを兼ね備えた最強のローチェアをご紹介していきます。

アナタも是非、キャンプの快適さをグレードアップさせてみませんか?

目次

QUICKCAMP(クイックキャンプ)の「ウッドローチェア(1人掛け)」とは?

スペック・ディティール

  • 展開サイズ(全体):幅55×奥行54×高さ65cm
  • 座幅47cm、座長約32cm、前座高32~33cm、後座高30cm、背もたれ角度約115°、座面角度約5°
  • 肘置き(アームレスト)サイズ:座面からの高さ14.5cm、長さ28cm、幅2.8cm
  • 収納サイズ:ヨコ55×タテ65×厚さ8cm
  • 重量:3.5kg
  • 耐荷重:80kg
  • 材質:<フレーム>天然木、<シート>ポリエステル

背もたれが取っ手みたいになるので片手で持ち運び可能ですが、収納サイズが大きいのでバイクや登山などでは持ち運ぶことは困難でしょう。

完全にオートキャンプ向けのギアです。

また、シートはポリエステル製なので、注意しないと焚き火の火の粉で穴が開きます。

焚き火をしていて、急な尿意が。トイレに立った後、戻ってみるとチェアに穴が開いていた!

キャンプチェアでシートに穴が開くのは、こういった場面が多いかと思います。トイレなどに行く際は、難燃素材のものを被せておくといった工夫をしましょう!

今では「カーミットチェア」や似たようなキャンプチェアが沢山ありますが、クイックキャンプの「ウッドローチェア」の特徴は座面と背もたれのシート部分がキルト調となっている点!

この部分にはクッション性のあるウレタンが内挿されており、座り心地の良さを実現しているそう。

背面にはシェラカップを引っかける部分もあります。

設営・撤収方法は開くだけのカンタン設計

少し湾曲し、ケバブの棒芯のようにクルクル可動する木製部分(青矢印)が目印です。

ここを両手で持ち、広げるように展開するだけで設営が完了します。

キャンプ場に着いて「ちょっと一息つくか」と思った時に、わざわざ脚部分を組み立てて、背もたれを引っかけて…などという面倒くさい作業手順は一切不要!2~3秒あればチェアが完成して乾杯が始められます!

これぞブランド「クイックキャンプ」が標榜する「準備や片付けで疲弊しないキャンプスタイル」に最も寄り添ったデザインのアイテムかと思われます。

クイックキャンプの「ウッドローチェア」が見た目・使い勝手ともにキャンプチェアの完成形だった

オススメポイント

その① オシャレな見た目・サイズ感

まずはその見た目の良さがとてもグッド!

ウッド調のチェアというと、ウッド部分は無垢材にクリアなニスを塗ったかのようなベージュのカラーリングをしたものが多いイメージがありますが、こちらはダークブラウン調でシックな高級家具を思わせるような色合いです。

(出典:QUICKCAMP公式サイト)

木製のフレームには若干塗装の色ムラはありますが、使っていて気になったことはありませんし、キャンプ用なのでそこまでこだわるものでも無いでしょう。

さらに座面と背もたれにあるシートには、クッション性を高めるウレタンが少量内含されているのですが、それを固定するために縫製がキルト模様になっています。これが結果としてオシャレなデザインの役割も果たしています。

シートのカラーは「ブラック」と「サンドベージュ」があり、どちらもとてもオシャレです!

その② フレームが脚に当たらないので座り心地が悪くなることが無い

アウトドアチェアを使用した時に、フレームが体に当たってしまい、あまり座り心地が良くないことが多々あるかと思います。

これは、シートのテンションが弱かったり、軽量かつそこそこの耐荷重を実現するために余計なフレームが加わっていたり、そもそも体に当たることを考慮されていなかったりすることが原因かと思われます。

このクイックキャンプのチェアを手に入れる際、少し心配だったのが、座面と背もたれにある木製のフレームが、もしかしたら太ももの裏・お尻・背中の3カ所に当たるのではないかということです。

しかし実際に使ってみると、後述しますが座面・背もたれシートのテンションが意外と強く(ハリがあり)、お尻部分のフレームはもちろんお尻に当たることはなかったですし、太ももの裏と背中にある2か所の木製フレームは湾曲しており、回転するようになっているので、体に当たらないように回転させて調節することができます。

そのためフレームが体の各部位に当たることが少なく、とても快適な座り心地をしています。

(出典:QUICKCAMP公式サイト)

その③ 長く使えそうな良い張り具合(シートのテンションが強め)

こういったタイプのチェアの座面シートは、どれだけ強固な縫製であっても、体重という80kg近い荷重が繰り返しかかっていれば、いずれはたわんできたり、緩みやほつれが出現してきます。

たわんで緩くなってくると、座りが深くなってしまい座り心地が悪くなるというチェアにとっては致命的な欠点となってしまいます。そういった意味では布製のチェアは一生モノにはなりにくいギアではあります。

この「ウッドローチェア」もその点は同様ですが、シートのテンションが強く、ハリがあってしっかりしているので、シート部分に関しては、より長く使っていける耐久性はありそうです!

また、長く座っていても疲れない設計になっていると思います。

その④ 脚部にはキャップが付属

雨の後で水分を多く含んだ地面であったり、雪の上などでは、チェアの脚部の先端は沈み込んでしまうことがあります。

それを防ぐため、このチェアの脚部にはキャップが付いており、面積が広くなることで単位面積にかかる圧力が軽減し、チェアが地面に沈み込みにくくなっています。

意外とここまで配慮されているものは少ないので、地味ながらも重要なポイントです。

さらにこのキャップは取り外し可能なので、汚れた場合はこの部分だけ取り外して収納したり、水洗いしたりできます。

その⑤ 座・背シートが一体型

キャンプ用のチェアでは、組み立てやすさから背部と座面のシートが分離しているものが多いですが、シートが一体型だと、臀部や腰部にクッションを置いたりすることができるため、座り心地が改善します。

マイナスポイント

その① リクライニング機能は無いので、背もたれの角度調節は×

背もたれの角度は約115度(地面からだと120度)で一定です。

ちょっと横になりたいな、と思ってもコールマンの「レイチェア」などのように背もたれを倒すことができません。

その② 可動部分が多いので、摩耗や緩みが心配

設営や撤収がカンタンな反面、可動部分が多いので、長期的に見るとネジなどの金具部分の摩耗や緩みが心配ではあります。

木製のフレーム部分はかなりしっかりしているので簡単には折れそうもないです。

2年ほど使っていてもまだグラグラしたりすることはありませんが、ECサイトのレビューを見てみると、最初から緩んでいたなどのレビューもあったので一応留意しておく必要があります。

その③ 肘置き(アームレスト)はオマケ程度

肘置き部分もありますが、幅が狭いためあまり期待せずにオマケ程度に考えていた方が良いと思います。

他ブランドや100均などで売っているペットボトルホルダーなどを使用すれば、飲み物を置くスペースなどもカスタマイズできるかもしれません。

その④ 木製なので「割れ」が見られる部分も…

届いた時点で一部分だけ軽度の「割れ」が見られていました。

使用には問題なく、他の部分は大丈夫そうでしたし、これに関しても個体差はありそうです。

QUICKCAMPとは

以下の記事でクイックキャンプというブランドが如何なるものかを説明しています。そちらも是非!

➡︎ 【クイックキャンプ】 ビンテージ調キャンプテーブルがオシャレ!程よいサイズ!組み立てがラク!で3拍子揃ってる 【レビュー】

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