テントやタープを張るのに必要なポールですが、意外とかさ張るので持ち運びの方法に悩んだことがある方も多いはず。
今回はポール運びの最適解、スノーピーク「ポールキャリングケース」をご紹介。
このケースがあれば大変な思いをしていたポールの持ち運びが驚くほど楽になるので、知りたい方は是非ご覧になって下さい!
スノーピークの「ポールケース」は煩雑なポール運びが超ラクになる便利ギアだった!!
スペック
- サイズ:幅96×奥行21×高さ10cm
- 重量:580g
- 材質:6号綿帆布(パラフィン・PU加工)、アクリルテープ、プラスチック
色味は、本体がデザートタンカラー、持ち手(ハンドル)が黒寄りのブラウン、ジッパーがオリーブになっています。
持ち手部分は写真で見るよりも黒っぽかったです。
材質は丈夫な帆布(キャンパス生地)を使用していますが、硬すぎることはなく、とても良い質感です。
ファスナーのエンドには、ファスナーを閉めやすいようにテンションをかけるための当て生地も施されており、こういった細かい部分もポイントです。
レビュー
サイズ感と収納本数について
史上最強の耐久性を謳うスノーピークの「ウイングポール」を試しに収納してみます。
ウイングポールは直径3㎝ですので、ヨコ幅としては6本、タテ幅としては3本の合計18本は余裕を持って入れることができます。
ウイングポールは直径3㎝と、ポール界の中では比較的太くい分類に入るのですが、これを最低18本入れることができるということは、他の細めのサブポールなどであれば更に沢山収納できるということです。
これはかなりの収納力です。
さらにこのポールキャリングケースは長さが96cmあるので、90cm前後の長めのポールでも問題なく収納できるのでかなりオススメ。
ポール以外にもスタンドや三脚などの長細いものなら収納できないものはないと思います。
荷物の軽量化のため、今までは必要最低限の本数だけ持っていくように計算してパッキングしていたあなた、このポールケースがあれば明日からは多少多めにポールを持っていくことも苦では無くなるはずです!
重さと持ち運びやすさ
厚めの帆布素材を使用しているため本体の重量が500g以上ありますが、持ち手(ハンドル)の握りやすさや角度の工夫によるものなのか、ウソみたいにケース自体の重さを感じません。
ケースの長辺がちょうど3等分されるように持ち手が斜めに縫製されており、これにより収納したポールの荷重がうまいこと分散されています。
このケースでポールを運ぶと、ポールのみで運ぶ時よりもむしろ軽くなったんじゃないかと感じるほど持ち運びしやすいです。
中身がごちゃごちゃしない
内部に固定用のストラップベルトがあるため、中に入れたポールがごちゃごちゃしたり、振動の度にガラガラと音を立てたりすることも無くなります。
耐久性
本体には6号(約19オンス)帆布(キャンパス生地)を使用しており、かなり頑丈です。
普通に使用していればポールの先端などで穴が開くこともまずあり得ません。
耐久性があると逆に硬くて扱いにくいという印象があるかもしれませんが、その辺りはきちんと研究された上で開発されており、6号というちょうど良い厚みで、丈夫さの割に折りたたみもしやすく柔軟性も持ち合わせた素材感となっています。
色褪せは簡単にしそうですが、それも経年変化と捉えることができれば、縫製もほつれなど皆無なので何十年と使っていけそうな質感です。
また本体の生地にはパラフィン・PU加工が施されているため、多少の防水も期待できます。
マイナスポイント
最も大きな欠点はやはり価格でしょう。
スノーピークの全ギアに共通して言えますが、機能性は申し分ない一方で、ブランドバリューが効きすぎて価格設定が高いことは、購入に対する大きな敷居となっています。
このポールケースの価格設定に関して言えば、5000円を超えてくるのでコスパが良いという印象はありませんが、価格に見合うだけの質感・機能性はあると思います。
何より、今まで煩雑だったポールの持ち運びや管理がこのケース1つで解決してしまったので満足感はとても高かったです。
他ブランドのケースで、ここまでしっかり造り込まれて、使いやすいものは見当たりませんので、お財布に余裕があれば検討してみても良いのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
公式サイトには詳しいサイズ感や、収納可能なポール本数の目安などが詳しく記載されていないため、購入を迷っていた方の参考になれば幸いです。
私はこのポールケースを購入してからというもの、ポール運びという重労働がむしろ楽しくなってしまいました。
他には無い独特なギアで、価格も高めですが、きっと満足のいくものになると思います。
気になった方は是非手に入れてみて下さい!