バーベキューの後、楽しかった後に待ち受けているのは、誰しも避けて通りたい「片付け」。
特に、網や鉄板には焦げ付きが多く残っており、この焦げ付きをこすって落とすのに苦労した経験のある方は多いでしょう。
今回はそんな片付けを楽に済ませるための「バーベキューレスト 鉄板焼器 網用ブラシ」のご紹介です。
キャプテンスタッグ「鉄板・網用ブラシ」
ディティール
金属ブラシとスクレーパーが一体となった形状をしています。
持ち手にも滑り止め用に溝加工がされており、吊るして干すこともできます。
スペック
- サイズ:全長200mm×幅73mm
- ブラシ部分の面積:約50mm×60mm
- ブラシの毛の長さ:15mm
- スクレーパー(ヘラ)部分の面積:72mm×18mm
- スクレーパーの厚さ:0.5mm
- 串用の穴(2か所):直径6~7mm
- 持ち手の長さ:約135mm
- 材質:<持ち手を含めた黒い部分>ポリプロピレン、<ブラシ>真鍮、<スクレーパー>ステンレス
キャプテンスタッグの鉄板・網用ブラシのレビュー
使い方
使用方法は見た通り言わずもがなといった感じですが、使い終わった網や鉄板をこのブラシでゴシゴシと擦るだけで良いです。
持ち手がブラシ面から45度くらい角度がついているため、手を汚すことなく操作がしやすい形状になっています。
網の金属がクロスする部分は、ブラシの毛先が入り込めないので汚れが残りがちですが、そこはスクレーパーの角で突っつくようにして汚れを取ることができます。
また、スクレーパーの左右両端が丸型の「くぼみ」になっているのですが、そこに焼き網の隅の丸い部分がピッタリハマります。
そのためこのまま動かすことでこの部分の汚れが簡単に落とすことができます。
気になるスクレーパー部分に空いた穴は、串の汚れを落とすための部分だそうです。
使用感
とても良いです!市販の金属タワシなんかよりよっぽど簡単に汚れを落とすことができます。
使ってみると分かりますが、驚きの速さで汚れが落とされていくので、片付けが楽しくなってきます。
コゲ汚れがこびり付いた網でも、このブラシで2・3回こするだけでほとんどの汚れが取れてしまいます。(下の写真は上がこする前、下がこすった後です)
気になるブラシ部分のヘタリですが、160mm×115mmの網で10回、350mm×350mmの網で3回使用して、以下の写真のような具合になりました。
真鍮で頑丈なブラシのため、まだ数回は使用できそうですが、やはり消耗品のため、そのあたりは割り切って使用した方が良いです。
そして意外に良かったのがスクレーパー。
鉄板はもちろん、角の部分が尖っているので網の交差した部分や細かい部分の汚れを落とすのに重宝します。
スクレーパーはかなり頑丈なので半永久的に使用できると思います。
デメリット
ケガに要注意!
まず、ケガをしやすいという点です。
買った瞬間から結構ケガをしそうだな、と思っていたので私はかなり慎重に使用していましたが、Amazonのレビューでもスクレーパーで手を切ったとか、ブラシの部分が突き刺さったといった購入者の声が記載されています。
注意していればもちろんケガはせずに使用できますが、鋭利なので、お子さんがいる方はケースなどを用意した方が安全かもしれません。
ブラシの抜け毛の処理は慎重に
何回か使用していると、ブラシで擦った時にブラシの毛が抜けることがあります。
この「抜け毛」ですが、毛とは言っても真鍮製の針金みたいなものなので、そのまま放置したり、水道に流してはいけません。
水道に流れないように注意してかき集める時にも、細いので手に刺さりやすく注意が必要です。
100均に類似商品がある
最近は100均でもクオリティの高いキャンプ道具が販売されるようになり、このブラシも例に漏れず、見た目そっくりなものが売っていました。
ブラシの部分もスクレーパーの部分もほぼ同じ形状ですが、ブラシの毛の太さや抜けやすさなどは異なると思われますので、ブランドの安心感がゆえにキャプテンスタッグの方をオススメします。
鉄板・網以外は使用しにくい
鉄板での使用は良いですが、丸型のフライパンなどの片付けにはあまり使えないです。
どう頑張っても焼き面の隅の方にブラシもスクレーパーも届かないため、汚れを落とすことができませんでした。
その他の掃除のコツ
その他に片付けが楽になるアイテムはこちら⬇︎
- バーベキューが終わり焼き網や鉄板を掃除する時、網をバーナーなどで加熱して、焦げ付きを「完全な炭化」させてしまうと、ブラシが無くても軽くこするだけで簡単に汚れが落ちるようになります。これにより汚れを最低限にした状態で、今回ご紹介したブラシなどでゴシゴシすると、より汚れが落ちて綺麗になります。
- また重曹やセスキ炭酸ソーダと書かれた製品を吹きかけたり、漬け置きしたりすると汚れが落ちやすくなるので、試してみて下さい。
- 洗剤を使用する際には、液体状のものではなく、泡の状態で吹き付けられるものがあると便利です。