EVERNEW 「ウォーターキャリー900mL」レビュー 【プラティパスとどっちが良い?】

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水筒はもう古い?!

使用後はコンパクトに折りたためるので荷物の削減にもなるウォーターバッグのご紹介です!

【まず結論】この記事を読むとこれが分かる!
  • エバニューの「ウォーターキャリー」は900ml、1.5L、2Lの3サイズ。
  • 抗菌加工のキャップ、折りたたみ用のゴムバンド付き、キャップ紛失防止のストラップ付きなど、アウトドアで活躍すること間違いなしのスペック!
  • 凍らせてもOKだが、沸騰したてのお湯はNG。ちょっと冷ましてから。
  • 乾燥方法に悩むが、ぶら下げて自然乾燥がベストな方法。
  • 洗い方は、中に洗剤をほんの少しだけ垂らしてシャカシャカすればOK。
  • プラティパスと比較してみると、どちらもそれぞれの良さがある!
目次

EVERNEW(エバニュー) 「ウォーターキャリー」とは?

スペック

エバニューの「ウォーターキャリー」には900ml、1500ml(1.5L)、2000ml(2L)の3種類がありますが、今回は購入した「900ml」サイズのものについて記載していきます。

サイズ<平置き>幅15cm×高さ28cm
<満水時>厚さ6.8cm
<折りたたみ時>厚さ約4cm
容量900ml(30oz)
重量29g
材質<本体>ナイロン・ポリエチレンなどの三層構造、
<口栓>ポリエチレン
<キャップ>抗菌加工ポリプロピレン
耐熱温度-20〜90℃
耐圧強度80kgf(784N)
キャプカラーオレンジ、グレーの2種類
特記事項BPAフリー

エバニューは日本のブランドであるため、製品は細かい部分までしっかりと作られています。

今やこの手の製品には必須となったBPAフリーはもちろん、スペック表に耐圧強度まで記載されているのは素晴らしい限りです。

ディティール

「EVERNEW」のロゴの位置が以前のものと変わり、右上に控えめに配置されています。シンプルで全人類が使いやすいデザインになっています!

キャップは抗菌加工

アウトドアでは水道水以外の水を入れることもあるため、見えない部分ではありますが、衛生的でうれしい機能です!

また、紛失防止のため、ストラップによってキャップと口栓がつながっています。

収納用のゴムバンドがついている

口栓の部分に折りたたんだ時に留めるためのゴムバンドが巻かれています。これがかなり便利であり、あると無いとではストレス度合いが段違いです!

輪ゴムやヘアゴムなどを別で用意する必要もありません。

安定して自立する

入れている水の量が満水の時はもちろん、少量でも安定して自立します。当たり前の機能ですがキャップ部分の汚れを防ぐのに必要です。

凍らせて使用可能

家庭用冷凍庫の温度は、JISで「-18℃」前後と規定されています。

エバニュー「ウォーターキャリー」は耐冷温度としては-20℃まで対応しているため、家庭用冷凍庫で凍らせて使用することも可能です。夏場にはとても重宝します!

ただし、凍った状態では体積が大きくなるので、満水状態で凍らせて破裂させないようにだけ注意しましょう。

お湯はちょっと冷ましてから

反対に耐熱温度は90℃までとなっています。

登山などの高地では沸点が下がるため沸騰直後のお湯を入れても大丈夫!とお考えの方もいるかもしれませんが、3000mクラスの山でないと沸点が90℃前後にならないため、基本的にはお湯は冷ましてから注水するのが安全です。

また、実際に使ってみると保温力も乏しいので、湯たんぽとして使うのにも少し心許ないと感じました。

耐久性も高い

耐圧強度80kgfと明記されていますがイマイチよく分かりません。重力加速度の下で80kgの力で引き裂くと破れますよということなので、簡単に言えばちょっとやそっとじゃ壊れないということです。

製品の特性上、何度も折りたたんで使用するものですが、数ヶ月単位で使ってみても、使用に際して問題となるような「へたり」や「折れ」が無いので、耐久性はかなり高いと思います。

値段もそこまで高価では無いため、傷んできて気になるようなら気軽に買い替えられるのもポイント!

ただナイフなどの鋭利なものでは切り裂けてしまうので、そういったものと一緒に携帯しないようにしましょう。

レビュー

注意が必要なポイント

内部が乾燥しにくい

本体に対して注水口が小さいため、内部を乾燥させるのにコツが要ります。この記事の後半でオススメの感想方法についてもご紹介しています!そちらもご覧ください。

また、同じエバニューの製品で少しタイプが違うものに「ウォーターバッグ(2L/3L)」というものもあります。

こちらは大きな開口部を有しており、その開口部を二つ折りにしてストッパーで留めるタイプのものです。ストッパーが不安定なので水がこぼれる恐れがあり、リュックに入れて持ち運ぶのは向かないでしょうが、内部が乾燥させやすい製品ですのでそちらも要チェック!

水筒代わりの日常使いには微妙

サイズ的にも持ち運びがしやすく、飲み終わった後は小さくなるので、学校や会社などでの帰り道がとても楽になりますが、日常的に水筒代わりに使うにはあと一歩足りない!と感じる部分があります!

それは、乾燥させにくいことと繋がりますが、大抵の場合は1日で乾燥させきることが難しいためです。

特に衛生面が気になる神経質な私のような方は、まだ水滴が付いて完全に乾燥させられてない状態で、翌日にさらに水を入れていくことになってしまうので注意が必要です。

口をつけて飲まない方が良い

キャップには抗菌樹脂が用いられているので安心感はありますが、洗剤などで内部をしっかり洗うことが難しいので、直接口をつけるのではなくコップに水を移してから飲む、という使い方をした方が衛生的です。

【比較】 EVERNEW(エバニュー)とplatypus(プラティパス)、どっちを使う?

使用後に折りたためるウォーターボトルと言えば、あの超有名ブランド「platypus(プラティパス)」がありますが、ほとんど同規格の「EVERNEW(エバニュー)ウォーターキャリー 900ml」と「platypus(プラティパス)ソフトボトル 1L」を比較してみます。

サイズ感

容量100mlの差がありますが、全体のサイズ感はほぼ同じです。

ゴムバンドなどがある影響か「エバニュー」の方が口栓のネック部が少しだけ長いデザインになっています。

重量

本体重量は「エバニュー 900ml」は29g、「プラティパス 1L」は35gです。

ちなみに「エバニュー」は1.5Lタイプが36g、2Lタイプが42gとなっており、「プラティパス」は2Lタイプが36gです。

1L前後の容量に関して言えば、1gでも軽くしたい方は「エバニュー」がオススメ!

デザイン

エバニューには「収納用ゴムバンド」と「キャップストラップ」がデザインされています。

これがあるのと無いのとでは使用感が段違いです。折りたたんだ時に勝手に広がってしまうのを防げるし、キャップを失くすことがありません。こういった細かい使いやすさを考えれば圧倒的にエバニューがオススメ

使用感

本体の透明なプラスチック部分の素材感は「プラティパス」の方が少し厚みがある感じがします。これは好みで使い分けると良いと思いますが、少し柔らかくて持ちやすいのが好きな方は「エバニュー」を、硬めでしっかりしていた方が良い方は「プラティパス」を選ぶと良いです。

キャップの締まり具合は「プラティパス」の方がしっかりと密閉されている印象です。ですがどちらも水漏れすることは無いのでご安心を。

また、水を入れて自立させた時の安定感はどちらも同じでした。

ペットボトルのキャップで代用できるのか?

どちらもキャップの直径がほぼ同じなので、一応市販のペットボトルのキャップを取り付けることができました。

しかし完全に密閉されているかと言えばそうでもない感触であり、若干キャップが浮いている気もします。各ブランドも使用できるとは明言していません。ですので水漏れする可能性はあり得るかもしれません。

とあるウェブ記事では、ペットボトルのキャップが「エバニュー」は使えて、「プラティパス」は使えないと記載しているものもありますが、完全に自己責任ですので、一度試してから購入した方が良いでしょう。

よって、アウトドア中にもしも紛失した場合の緊急措置くらいの感覚でいた方が良いかと思います。

そもそも「エバニュー」の方はストラップで本体と一体型となっているので紛失する心配はありません。

乾かしやすさ

使っていて思ったのは「エバニュー」の方が角(かど)の部分が乾燥させにくいという点です。

構造上、この部分が広がりにくいので、どうしても水滴が残りやすいです。

この点だけを見ると「プラティパス」の方が良いかな〜と思いますが、ちょっとお待ちを!

「エバニュー」には収納用のゴム紐がついており、それが意外や意外、乾燥させる時にフックなどにぶら下げることができるのです!立てて乾かすと風などちょっとしたことで倒れてしまうので、この点は「エバニュー」もオススメです。

まとめ

EVERNEW
ウォーター
キャリー
900ml
platypus
ソフトボトル
1.0L
平置きサイズヨコ15cm
×タテ28cm
ヨコ15cm
×タテ28cm
満水時厚さ7cm7cm
重量29g35g
デザイン
使用感
乾燥しやすさ
値段1100円1980円

おすすめの乾かし方は結局どれ??

前述のように内部を乾燥させにくいこの製品ですが、なんとかして早く確実に乾かす方法は無いかと調べてみると、色々と試行錯誤されている方が散見されます。

キッチンペーパーをちぎって丸めて入れたり、綿棒を入れてシャカシャカ振ったり、ドライヤーで強制的に乾燥させたり、など。

しかしどれもこれぞ最適解!というような効果的に乾燥させるに至るものはありません。

私も色々と試してみましたが、結局一番良いのは「風通しの良いところに立てた状態でぶら下げる」ことでした。

立てた状態で置いておくだけだと、風が吹いた時などに倒れてしまうので、収納用のゴムバンドをフックなどに引っ掛けて、風鈴のように日陰にぶら下げておくのが一番手っ取り早いです!

おすすめの洗い方

最も簡単な洗い方ですが、中に3分の1くらい水を入れ、食器用洗剤を数滴垂らしてキャップを締め、シャカシャカ振るとある程度内部を綺麗に洗うことができます。

それでもまだ洗い足りないという綺麗好きの方にいくつかオススメする内部洗浄アイテムもございます。他社製品ではありますが、そちらもご参照下さい!

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