プラティパス「ソフトボトル1.0L」で無駄レスなパッキングで水を運ぼう! 【レビュー】

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「水」は生命の源。当然、自然の中に身を置き、時として己との戦いにもなる登山やキャンプであっても、水は必要不可欠な物資の1つです。

そんな重要な「水」を持ち運ぶ時には、ペットボトルのままで持ち運んだり、水筒を使ったりすることが多いですが、使い切って空になった時、ボトルがかさ張って荷物になったという経験がある方も多いことでしょう。

特にアウトドア活動ではゴミとして捨てるのもなかなかハードルが高いものです。

そんな時に役に立つ、使い終わったら折り畳んで収納でき、洗ってくり返し使用できる「プラティパス」のボトルを今回はご紹介します!

目次

プラティパス「ソフトボトル1.0L」で無駄レスなパッキングで水を運ぼう!

スペック

  • 材質:<本体>ポリエチレン・ナイロン、<注ぎ口>ポリエチレン、<キャップ>ポリプロピレン
  • 重量:24g
  • BPAフリー
  • 耐熱温度:90度

耐熱温度が90度なので、ぬるめのお湯も入れることができます。

注意点としては、登山などの高所では沸点が下がりますが、100度の耐熱は無いため沸騰直後のお湯は入れない方が良いです。

カラーリングについては、日本国内では「ウェーブ」「ロゴ」「エイペックス」の3種類が主なカラーパターンとなっています。

並行輸入品やECサイトなどでは他の珍しいパターンも見かけることがあるので、お好みのものを探してみるのも楽しいかもしれません。

BPAとは?

ビスフェノールAという化学物質のことで、工業製品に含まれて人体に有害とされる物質のことです。主に内分泌系(ホルモン)異常をきたすとされています。

このBPA排出の評価方法や制限規格、毒性などを検討した研究が各国でなされており、最近の食器やプラスチック製品に関しては、BPAを使用しないBPAフリーの製品が増えています。

サイズ感

満水時のサイズ感は、タテ28×ヨコ13×奥行(マチ)7cmです。

使い終わった後、収納時は折りたたむことができ、こんなにもコンパクトになります。

折りたたんだ後は、そのままだと勝手に開いてしまうため、輪ゴムやヒモなどで固定したり、ボトル注ぎ口のネック部分にゴムヒモなどを結んでおいたりすると便利かもしれません!

ディティール:細かい部分もしっかりした「つくり」

キャップの締まり具合はとても良く、ペットボトルのキャップと同じような構造で、キャップが1.5周回転して締まる構造となっているため、入れた水がこぼれることは決してありません。

ペラペラした薄すぎるプラスチックではないので、かなり耐久性はあります。8年間使ってもまだまだ現役で使用しているという猛者もWeb記事で見かけました。

ナイフなどの鋭利なものによる突き刺し耐性はそれほど高くないのでパッキングの際には注意が必要です。

ペットボトルのキャップは使えない

市販のペットボトルのキャップが代替品として使えないかと思い取り付けてみました。

なんとなくしっくりハマりこんでいる気もしますが、スクリューのピッチが微妙に異なるようで、何かの衝撃で開いてしまうリスクがあるのでやめておいた方が無難でしょう。アウトドア活動中に不意に紛失してしまい、応急処置的に使用する程度に留めておきましょう。

2Lタイプとどっちが良い?

「ソフトボトル」には今回ご紹介する1.0Lタイプの他に「2.0Lボトル」も存在します。

用途や使用する人数、登山やキャンプの日数によって、マッチする方のサイズを選択するのが良いかと思われます。

しかし注意点として、「2.0Lボトル」は実際には2.5Lの貯水ができるようになっており、その分サイズはタテ35×ヨコ19cmと大きくなってしまいます

そこそこの重量となりパッキングも工夫が必要で、乾燥にも時間がかかるようになるので、私は扱いやすい1Lサイズのものをオススメします。

レビュー

注意が必要なポイント

水以外は入れない方が良い

ボトルの注ぎ口の内径が21mm程度(一般的なペットボトルと同等)しかないので、ブラシなどで内部を洗浄することが難しいです。

柄付きのブラシ(このページの後半で紹介しています)やボール型のブラシを使用すれば洗浄できるかもしれませんが、汚れとして残りにくいジュースやコーヒーなど水以外のものは使用しない方が良いかと思われます。

キャップを紛失しやすい

キャップと本体が一体化されていないため、とても紛失しやすいです。

アウトドアの活動中に失くしてしまうと本当に困るので、水を飲む際に注意を払う必要があります。

乾燥しにくい

ボトル注ぎ口が小さいので、使用後に内部を乾燥させにくいのが難点です。

ドライヤーを使ったり、ギリギリまでキッチンペーパーを突っ込んで水気を取ったりと色々と試してみましたが、結局一番簡単で確実なのは、ボトルの口を上にした状態で立てて乾燥させる方法でした!

ニオイやカビの対策としては、キッチン漂白剤などを水と一緒に入れて洗浄する方法が公式サイトでも推奨されています。

よく似た「EVERNEW ウォーターキャリー900ml」との比較記事はこちら!

platypus(プラティパス)とは?

アメリカのブランドで、ブランド名はカモノハシを意味する「platypus」という英語が由来しています。

カスケードデザイン社が製造販売元となっており、「サーマレスト」や「MSR」、キャンドルランタンで有名な「UCO」などのカスケードデザイン社の製品を取り扱っている「株式会社モチヅキ」がそれらのブランドと同じく日本国内代理店となっています。

水を入れて持ち運べるソフトボトルをメインとして20年以上にわたって様々な製品を展開してきました。

コンパクトにパッキングでき、かつその使いやすさから登山家から永く愛されています。

その他の製品やオプションも豊富

ハイドレーションシステム

バックパックに収納したまま、ジップの隙間やホールなどからホースを出し、バックパックを背負ったまま給水ができるという画期的なシステムです。

もちろんボトルが空になった後は小さく折り畳んで収納できるので、帰り道のパッキングが劇的にラクになります。

デュオロックソフトボトル

片手で開閉可能なボトルキャップを搭載したモデルです。

クイックドローマイクロフィルター

厳しい基準をクリアした浄水器であり、毎分3Lの流量で浄水可能です。

フィルター単体と、専用のリザーバーバッグとのセット製品があります。

フィルターカートリッジの寿命は1000Lとなっており、1Lのリザーバーバッグで使用する場合には1000回以上使用できます。

クリーニングキット

洗浄しにくいボトル内部のクリーニングキットも取り揃えています。

1つ持っておくと安心です。

まとめ

「platypus」の「ソフトボトル1.0L」は使用後は折りたたんで小さくコンパクトに持ち帰ることができる便利な水ボトルです。

BPAフリーや耐久性のあるポリエチレン材質、細部もしっかりしたつくりで品質も申し分なし。

乾燥やお手入れに若干難がありますが、行き帰りのパッキングに困りがちな水の問題も、これで解決すること間違いなしでしょう!

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