ESBIT(エスビット)の「ポケットストーブ スモール」 レビュー 【サイズ感など迷っている方へ】

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ソロキャンパーなら誰しも持っている、形燃料が使えてポケットストーブとして重宝する「Esbit(エスビット)」。

SNSやYouTubeでも紹介されているためご存知の方も多いかと思いますが、今回購入したので簡単にレビューしていきます!

目次

ESBIT(エスビット) 「ポケットストーブ」

スペック

  • 折り畳み時サイズ:縦75mm×横98mm×厚さ20mm
  • 展開時サイズ:高さ約50mm
  • 重量:本体85g、固形燃料14g×6個付属
  • 素材:亜鉛メッキ鋼
  • 「ESBIT(エスビット)」はガスでなく固形燃料を熱源として使用します

350mlアルミ缶と比較しても、折りたたんだ時のコンパクトさが分かると思います。

サイズはどれが良いの?

大きさは「S・M・L」の3サイズがありますが、私は今回S(スモール)サイズを購入しました。

私の使用目的としては、キャンプの朝食など焚き火をしない場面にて、ガスバーナーでメインの料理をしながら、その傍らで飯盒・メスティンなどで米を炊き、お湯を沸かすためのサブ熱源を確保するためです。

サイズで迷っている方も多いかと思いますが、ガスバーナーなどを他に持っている方は、ソロキャンプやグループキャンプを問わずにS(スモール)サイズで十分だと感じました。

この記事の後半にありますが、ご存知トランギアのメスティン(通常サイズ)も問題なく乗せることができますし、その他いくつかクッカーを持っていますが全て問題なく使用できました。

逆に、エスビットMサイズはまだ良いかもしれませんが、Lサイズとなると、料理として使う際には「ハの字」の形で使用したとしても小型のクッカーは幅が足りず落下してしまう可能性もあります。ダッチオーブンなどは熱量が足りなかったり、重量もあったりで使用は難しいかと思います。

ポケットストーブという名の通りに使用するならば、Mサイズ以上はポケットに入れて持ち運ぶにはちょっと大きいと感じると思います。

使い方

本体の真ん中が開くように、板チョコを手前に割るような感覚で開閉できます。

面倒な準備は一切必要なく、開ければすぐにでも使用することができます。

また、やけに重いなと思ったら、中には固形燃料がピッタリ収納されていました。

安定性が少々気になっていましたが、下の写真の矢印のように、開いた時に凹凸がカチッとはまり込んで動かなくなるようになっており、しっかりと固定されます。

それほど力を入れなくても開閉できます。

個人的にはこの開閉した時に凹凸がはまり込むカチッ、カチッとした感触はなかなかに気持ちが良く、意味も無くカチカチしてしまいます。

「ハの字に開いて」使用もできますし、「垂直に開いて」使用することもできます。

ものによっては断端にバリが残っているものがあるといったレビューを見たことがありましたが、私が購入したものはこれといってケガをするようなバリが残っていることなどもなく、作りもしっかりしていたので閉じたときの開閉もとてもスムーズでした。

ESBIT(エスビット)の「ポケットストーブ スモール」 レビュー

クッカーとの相性は特に問題なし

「ハの字の状態」と「垂直に開いた状態」の2パターンで使用できるため、ほぼ全てのクッカーが問題なく使用できます。

ただし接触面積は少ないので、ちょっとした刺激や強風などでは落下してしまう危険性があり注意が必要です。

snowpeak 「アルミパーソナルクッカーセット」Lサイズ
Coleman 「パックアウェイソロクッカー」
Trangia「メスティン」通常サイズ

また熱源とクッカーとの距離も丁度良いように感じます。

燃料に何を使うのかが問題

良心的なことに、本体にピッタリとはまって固形燃料が付属していますが、こちらはエスビット本体の素晴らしい使用感とは打って変わって、あまり使い勝手が良いものではありません。

エスビットがドイツの会社なので、ドイツにお住いの方々にはあまり気にならないのかもしれませんが、開けた瞬間に漂う「ニオイ」がなんとも言えないクセがあります。

おそらく燃焼性などはとても良いのでしょうが、私はこちらは使用していません。

料理で嫌なニオイがするのは致命的ですので、代替品として100均の固形燃料がオススメです。

私はセリアで購入しましたが、ダイソーなど大体どこの100均でも売っています。

30gのものが欲しかったのですが、売り切れていたため20gを購入。

旅館の夕食で鍋料理と一緒に出てくるものとほとんど同じものです。

固形燃料のサイズによっては2個同時に置けるくらいの横幅がありますが、火力が強くなりすぎてしまうと温度の調整が難しいので1個ずつ使用するのをオススメします。

固形燃料をアルミホイルで包んだり、お弁当に入れるアルミカップに乗せた状態で使用すると、燃料が溶けた後の片付けが楽に済みます。

さらにこれらの簡易的な「囲い」を使用すると、空気に触れる面積が改善するのか、燃焼時間が長くなるような気がします。

アルミホイルでの「囲い」が無しだと、商品の袋に記載されているように10分前後で燃え尽きてしまいますが、「囲い」があると15分を少し超えても燃焼が長持ちしました。

メスティンでの自動炊飯に最高に適している

ご飯もちゃんと芯まで火が通って美味しく炊けています。

まとめ

このサイズでこの使いやすさは正直舐めていました。

もっと早く買えば良かったです。

ソロには最適のサイズ感であり、グループキャンプでもガスバーナー使用中にもう一品作りたいという時に大活躍してくれること間違いなしです。

調理にはSやMサイズが圧倒的にオススメですが、MサイズやLサイズであれば焚火もできそうだなと感じました。

コンパクトなのでスタッキングにも困りませんし、なんならポケットに入れておけます。

防災用としても持っているとガスが使用できないときにも安心です。

かなりオススメ。是非購入してみてはいかがでしょうか。

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