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【初心者でも失敗しない半自動炊飯】 Trangia(トランギア)のメスティンでご飯を美味しく炊く方法

キャンプで料理をする時、特にご飯を炊く時に活躍するのが「メスティン」です。

おそらく世界的に最も有名なのが、スウェーデンのアウトドアブランド「Trangia(トランギア)」社のものです。

今回、Trangia社の通常サイズのメスティン(TR-210)を購入したので、ご飯を炊きながらレビューしていきます。

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メスティンとは

メスティン(MESS TIN)というのは「MESS(軍隊の食事)」+「TIN(ブリキ缶)」で兵士の食器缶という意味があるそうです。

これがトランギアのメスティンです。

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材質はアルミであり、シンプルながら必要十分な機能性を持っています。

アルミのため熱伝導効率が良く、熱しやすく冷めやすいという特徴があります。さらにとても軽いです。

持ち手(ハンドル)は熱くならないように樹脂のような材質になっています。シリコンではないため劣化もしにくく使いやすいと思います。色がグレーというかマットな墨黒カラーなのも特に気に入っているポイントです。 

サイズはこれの他にラージサイズがあるため、人数が多かったり、米を多用する料理を作る際にはそちらも検討してみると良いかもしれません。私はソロ~3人で使用するので普通サイズのものを購入しました。

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細かい部分にロゴが入っているのもオトコゴコロをくすぐりますね。

 

 

同時購入でさらにメスティンが使いやすくなるギア・アイテム達

私は今回、同時に「Esbit(エスビット)」のポケットストーブも購入しました。

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Esbitの方の使用感は他の記事にしていますので、そちらも是非ご覧下さい。

colorful-daily.com

 

その他にも

こういったカッコいいケースや

 

メスティンにシンデレラフィットでパッキングできるまな板

 

なんと蒸し料理や燻製までできるようになるメッシュトレイなどがあります。

 

 

おいしく米を炊くコツ教えます!

今回お米を炊くのに参考にしたのはこちらのムック本

 

他のキャンプ料理を紹介する雑誌は、見たことも無いような食材を使ったり、ビギナーには手を出しづらい料理が数多く紹介されていたりするものが多いですが、このムック本では料理の基礎の基礎から、目からウロコの豆知識まで紹介されています。

料理もシェラカップで簡単に作れるものから、アイデア料理のようなものまであり、どこのスーパーでも売っているようなありふれた食材を上手にキャンプめしに落とし込んでいるものが多いため、とても参考になります。

 

 

閑話休題でした。

まずお米の準備をする前に、バリといって金属加工の過程で発生した突起や鋭くなっている部分を紙ヤスリなどで削ります。

トランギアの製品は丁寧に作られているため、それほど神経質に削る必要はないかと思いますが、蓋の脱着もしやすくなるので、軽くヤスリがけします。

この時、300~400番前後の粗めの紙ヤスリから始め、1000番、2000番とさらに細かいヤスリで削りをかけていくとツルツルに仕上がります。水に濡らした状態でヤスリを使用しましょう。

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その後、普通にお米を洗って水を入れます。

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仮に米1合で調理する場合、180mlの水を測って入れる必要があるのですが、この時に水の量を測るとても分かりやすい目安があります。

内壁を見ると、持ち手(ハンドル)の接合部に目みたいな「2つの丸」があります。米1合を入れた状態で、この丸の中央に水面が来るように水を入れると、ちょうど水の量が180mlになります。これは覚えておくととても便利ですよ。

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今回、一緒に購入した「Esbit(エスビット)」を使って米を炊飯していきます。

一応、「自動炊飯」といって、火にかければ後はほったらかしで米が炊き上がるという方法でもありますが、今回行う炊き方は途中で火の当たる位置をずらすためにメスティンを移動させる作業も含むため、厳密には自動炊飯の方法ではありません(半自動炊飯というのでしょうか)。

Esbitは「ハの字」に開いた状態で使用するのも良いですが、熱が集中してしまい、メスティンの形状上、端の方に熱が伝わりにくくなりメスティン内部で温度差ができやすくなってしまうため、炎が広がるように私は写真のように「垂直」に開いて使用しています。

ただし、「垂直」に開いて使用する場合、周りからの風に対して火が揺らぎやすくなるため、「風防・風よけ」は合った方が良いかもしれません。

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固形燃料をセッティングし、メスティンは蓋をして、このまま30分程度、お米を水に浸しておきます。

お米に水をしっかり吸収させることで芯が残りにくくなり、焦げ付きの予防にもなります。

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そうしたら着火します。

ここでポイント。

メスティンの長方形をザックリ3等分し、写真から見て「左・中央・右」のそれぞれの部位をまず2~3分程度ずつ熱します。

そうすると概ね全体的に水の温度が上昇するので、そうなったら一度蓋を開けて、箸などでメスティンの中にある米をグルグルかき混ぜます。こうすることで米と水全体の温度を均一にします。

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この操作を行ったら、あとは熱する部分が偏らないように「左・中央・右」と火が当たる位置を順番にずらしていきます。時間としては3分程度ずつで良いです。

2週目あたりから水が少し吹きこぼれてきますが、構わず炊き上げます。

20分程度炊けば完成です。

火力のコントロールについてですが、私が使用した際には、火力はいじらず、固形燃料が燃えるがままに燃焼させていたため、強~弱火へと徐々に弱くなっていきました。

中火で炊くというのがベストだそうですが、その状態でも強く焦げ付くこともなく炊けていたため、火力に関しては特に調節する必要はないと思います。

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20分炊き上げたら、水蒸気として蓋についている水分を全体に行き渡らせるため、メスティンを裏返しにして10分程度蒸かします。

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さて、これでいよいよドキドキの瞬間です。

やっと美味しいご飯が炊けました。

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メスティンは使い方イロイロ

今回はご飯を炊くことにスポットを当てていますが、

メスティンはアルミのクッカーでもあるため、炒め料理や煮物はもちろんのこと、蒸し料理や燻製などにも使用することができます。

長方形なのでパッキングのケースとしても使用しやすいですし、使い込めば使い込むほどに味が出てくる商品かと思います。