たまゆら 【佐久の橘倉酒造発スパークリング日本酒】 ~澪との比較も~

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あの高倉健が愛飲したという『蔵元きつくらのあまざけ Premium』を人気商品として名が知られている長野県佐久市の「橘倉酒造」。

日本酒や甘酒だけではなく、スパークリング日本酒(発泡日本酒)もオリジナルな美味しいものがあるんです!

甘いお酒が飲めない方でも楽しめるスパークリング日本酒『たまゆら』をご紹介します。

目次

たまゆら 【長野県佐久市の橘倉酒造さん発スパークリング日本酒】

スリガラスのボトルには、ピンクとベージュで今にも消えそうな陽炎を彷彿とさせる「たまゆら」の刻印。

「たまゆら」とは漢字で書くなら「玉響」。

これは古来では神器であり祭器である勾玉(まがたま)同士が、擦れ合うことで生まれる微かな音色のことを指し、その音が奏でる一瞬の刹那のことを意味するそうです。

スパークリングの泡が儚く消えていくのを表現しているかのような、日本中のスパークリング日本酒の中でも突出したネーミングセンスです。

その分お味に対してはハードルがかなり上がっているので、名前負けしていないかという心配はさておき、写真の通りとてもかわいい見た目をしています。

私はメンズなんで分かりませんが、女子会なんかにももってこいなのではないでしょうか。

原材料は、国産米、国産米麹(精米歩合70%)の純米酒です。

器に注ぐと、シュワシュワと微かな音を立てる炭酸。

泡立ちが繊細なのは、本来2回火入れを行う日本酒の製造過程には反して、発酵が完了していないまま瓶に詰めることで発酵の過程に発生する炭酸をそのまま利用し、炭酸ガスを注入せずに完成させる「瓶内二次発酵」と言う製法に由来します。

微炭酸ですが、天然の化学反応による発泡によるため優しい刺激になっています。

しかし炭酸特有の爽快感や刺激はしっかりと感じることができます。

色はシルクのような薄い肌色。

気になるその風味ですが、甘さはそれなりにありますが、他の商品と比較するとだいぶ控えめです。

アルコール度数も8%程度と適度にあるため、前半は甘さで口通りが良く飲みやすさがバツグンで、後半はその中にもガツンと日本酒のうま味を感じることができます

うたい文句である爽やかさと、純米ならではの米の甘味・酸味をしっかり感じることができ非常にバランスの良いお酒に仕上がっていると感じます。

火入れが少ない分、テイストとしては生酒に近い印象で、お米の本来のうま味を存分に味わうことができると思います。

スパークリング日本酒『澪』との比較

ご存知、スパークリング日本酒の代表格『澪』と飲み比べてみます。

『たまゆら』はお酒の成分が沈殿しており、それを炭酸が泡立たないように丁寧に撹拌してから注ぐと、美しい生成色(肌色)の色見をしています。

対して『澪』は無色透明に近いです。

『澪』の方は甘さが前面に出ており、飲み終わりに口の中に少し甘ったるさが残りますが、『たまゆら』の方は飲み口・後味ともスッキリしています。

一方でやや酸味が強いのも『たまゆら』のため、甘くてカクテルの様なスパークリング日本酒が飲みたい場合は『澪』を、日本酒の味もしっかり感じつつ、一味違ったスパークリングで楽しみたいという場合は『たまゆら』を選んで頂くと良いと思います。

炭酸の強さはどちらもほとんど同じように感じますが、『澪』の方は原材料に「炭酸」が含まれており、『たまゆら』には含まれていません。

『澪』は製造過程において火入れが行われており、一度完成した日本酒に炭酸ガスを注入する製法で作られています。

一方『たまゆら』は、前述のように瓶内二次発酵という方式で炭酸を付加しているため、米の発酵の過程で発生する自然な炭酸を感じることができます。

飲み比べると分かりますが、『澪』の方は若干チクチクとした人工的な炭酸の風合いを感じます。

アルコール度数は『澪』が5%、『たまゆら』が8%となっています。

どちらも個性があってとても美味しいですが、『澪』の方はターゲット層に女性なども含まれているためか、良い意味で大衆向けと言った印象です。

そのため、日本酒を炭酸ジュース感覚で楽しみたい方は『澪』を、日本酒の味もしっかり感じつつスパークリングで軽めに味わいたいという方は『たまゆら』を選択すると良いかと思います。

食事との相性で言うと、私の個人的な感想としてはスッキリした飲み口なので『たまゆら』の方に軍配が上がると思います。

どこで買えるの?

購入する方法はいくつかありますが、代表的なものは以下の3つです。

  • 長野県佐久市にある「橘倉酒造」さんの店舗で購入
  • 「橘倉酒造」さんのオンラインストアで購入
  • 楽天やAmazonなどのECサイトで購入

実際にお店を訪れてみると、店内には蔵元さんと親交のあった俳優、高倉健さんのサインや、サッカー日本代表の長谷部選手のユニフォーム、日本酒ガチャなど、色々な楽しい展示などがいっぱいあり、ちょっとした観光気分で行くと新しい発見があるかもしれないので、機会があったら訪れてみることを強くオススメします。

公式サイトも歴史を重んじたページ構成となっており、他の商品も試してみたくなってしまいます。

➡︎ 信州佐久 橘倉酒造

橘倉酒造とは

元禄時代の創業以来、約300年間佐久の地元に愛される酒造りを続けてきた老舗酒造です。

寒暖差の激しいこの地域で、千曲川が運ぶ浅間山の森の栄養素をふんだんに享受した肥沃な土壌のもと、この土地ならではの味を生かした日本酒造りが盛んにおこなわれる佐久には13の酒蔵があります。

その中でも、本物の味わいを追求し続け、日本全国的にも有名な日本酒『菊秀』や『橘』を長年変わらない味で提供し続けています。

また、この酒造の一風変わった人気商品が「甘酒」です。

この甘酒は、あの高倉健さんも毎月注文して飲んでいらっしゃったというシロモノです。

アルコール成分が全く入っていないため、お子さんでも美味しく飲むことができます!

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