Coleman パックアウェイソロクッカーセットのレビュー 【高いスタッキング性!ソロキャンや朝食の調理に最適!】

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最も有名なアウトドアブランドの1つとして親しまれている「Coleman(コールマン)」。

そのギアの中で、『ゆるキャン△』をきっかけに大人気となった「パックアウェイソロクッカーセット」。

どんな商品なのか知りたい方のために、その使いやすさからサイズ感、スタッキング性能などを隅々までレビューし尽くします。

目次

Coleman 「パックアウェイソロクッカーセット」

スペックとディティール

昨今のキャンプブームの火付け役の一端を担ったアニメ『ゆるキャン△』の主人公、リンちゃんが使用しているということで、一時在庫切れになるほど人気になったギアです。その騒動で知ったという方も多いのではないでしょうか。

このクッカーセットの付属品は3点です。

  • 900mlポット:直径12.5cm、高さ10cm、内容体積900ml
  • 400mlカップ:直径12cm、高さ5cm、内容体積400ml
  • メッシュポーチ

材質はアルミなので、熱伝導はバッチリ。

厚みも1~1.5mmはあるため相当粗い使い方をしない限り穴が空いたりすることはないでしょう。

アルミだと温めたものが冷めやすいというデメリットを挙げる方もいますが、料理ができてからすぐに食べることが多いので、問題にはならないかと思われます。

また持ち手(ハンドル)はステンレスで、その上に赤いシリコンでコーティングされています

耐熱グローブなどが無くてもこれで持ち運びできるので非常に便利です。

内面はノンスティック加工が施されており、焦げ付き防止や後片付けが非常に楽です。

ノンスティック加工とは、セラミックと樹脂を焼き付けた特殊な表面処理のことであり、従来のフッ素樹脂加工やシリコン樹脂加工よりもこびりつきを抑えてくれるものです。

ネット上に色々な情報が飛び交っていますが、一度安定した状態の樹脂は、ちょっとやそっとじゃ化学変化を起こしたりすることはないそうなので、もちろん人体に有害なんてことはありません。

ただ、フッ素加工は直火での加熱は避けた方が良いと言われているため、それと同様に考えるなら直火での使用は避けた方が良いかもしれません。

耐久性的にも、私はこれを数十回と使用していますが、強く引っかいたりしていないためか、加工が剝がれてくることはありませんでした。

大きい900mlポットの方には内側に200mlずつの目盛りも付いているので、お湯を沸かす際や、レトルトのスープなどでお湯を注ぐ時に非常に便利です。

底は滑り止め加工が施されているため、コンロやガスバーナーでの使用時にも安定感があり、安心して使用できます。

Coleman 「パックアウェイソロクッカーセット」のレビュー

良かった点

スタッキングやパッキングの応用性が高い

スタッキングというのは、いわゆる収納のことで、マトリョーシカのようにクッカーなどを重ねて収納することで、キャンプや登山での荷物における無駄なスペースを省略することができます。

「パックアウェイソロクッカーセットは」内径が12cm弱ですので、OD缶は110缶や250缶のサイズのものはシンデレラフィットし、ピッタリとスタッキング可能です。

高さが足りないので500缶などの大きいサイズのOD缶の収納は難しいです。

イワタニの「ジュニアコンパクトバーナー CV-JCB」も収納ケースごとこの中にスタッキングできます。

逆に、スノーピークの「アルミパーソナルクッカー」の中にはピッタリ収納できてフタも閉めることができるため、いつも私はその上にOD缶を載せて、まとめてメッシュポーチに入れてキャンプに持っていきます。

また一時期話題になりましたが、100均のダイソーで購入できる「ステンレス製ストッカー」という製品があります。

これがフタをとると、900mlポットの方に見事にシンデレラフィットします。

シェラカップで事足りるものですが、こういった小型のカップが余分に1つあるだけで調理や盛り付けなどにだいぶ役立ちますので、予備としてこのパックアウェイソロクッカーセットに忍ばせておくのも良いかもしれません。

また、この「ステンレス製ストッカー」のフタの方は、400mlカップにピッタリはまるので、調理の後の料理を保存するためのフタとして使用することもできます。

使い方が広がる一石二鳥の製品となっています。

商品の移り変わりの激しい100均業界ですが、まだこの商品はダイソーにありましたので、急いでダイソーで手に入れておきましょう。

デザインがカッコイイ

同様のクッカーは他にも沢山ありますが、大抵のものはシルバーや黒などで無骨な印象のものが多いです。

一方でこのクッカーは、マットな質感のグレー色をした本体と、持ち手(ハンドル)のシリコンには発色の良い赤が採用されており、地味過ぎず派手過ぎずな丁度良い塩梅のカラーリングとなっています。

シンプルなので飽きも来ないで長く使えると思います。

もしシリコンの赤が気に入らない場合は、シリコンは切り取ってしまえば取れるので、本体のカッコよさにビビッ!ときた方には、かなりオススメな見た目をしています。

デザイン的には他のギアとの相性も良いので、キャンプで映えますよ!

大きい方では米が炊け、小さい方はフライパンにもなる

高さが深いクッカーでフタもあるので、メスティン代わりにお米を炊くこともできます。

また小さい方は、おつまみなどの簡単な調理であれば炒め物にも使用できるため、調理器具としても重宝します。

アルミで熱伝導が抜群に良いため、お湯もすぐに沸きます。

ヤカンなんて要らないと感じるほど手軽に使用でき、お湯を沸かすための手段としては第一選択肢となるかもしれないほど便利です。

1人分のラーメンなんかも、キャンプだけでなく日常使いにおいても簡単に作ることができてガスやお湯の節約にもなります。

2か所もある注ぎ口

お湯を沸かした場合に、大抵のクッカーは注ぎ口がないためにビチャビチャこぼすことを前提にコップなどにお湯を注ぎますが、こちらは注ぎ口がしっかりついているので一滴もこぼすことなく注ぐことができます。

しかも注ぎ口が2か所あるので、右手でも左でもどちらでも操作がしやすいようになっています。

もはやヤカンを持っていかなくても良くなるので、結果的に荷物の簡略化にも繋がります。

持ち手(ハンドル)の取り扱いが楽

シリコンが最初から巻き付けられているため、耐熱グローブなどが無くても持ち運べるというのはかなり良いポイントです。

また、スノーピークのクッカーなどは持ち手(ハンドル)を畳む際に外側に広げてから畳む形状をしているため少し面倒なのですが、このパックアウェイクッカーの小さい方(400mlポット)の場合は内側に手で挟むように押して畳む形状なので、片手で操作ができる点も地味に嬉しいポイントです。

便利なノンスティック加工

調理した後、内側に加工がしてあることで焦げ付きが無く、水が無くてもティッシュなどでサッと拭くだけで汚れを一通り除去できます。

これはキャンプなどでは重宝するポイントであり、地味にあると嬉しい機能でした。

管理がしやすく初心者が最初に買うのにピッタリなクッカーの1つかと思います!

悪かった点

シリコンが溶ける

持ち手(ハンドル)の赤いシリコンが溶けやすいです。

特に直火での調理などでは簡単に黒焦げになってしまうので、シリコン部分を生かしたまま使いたい方は注意する必要があります。

ですがもし焦げたらハサミなどで切って取り除くこともできるので、直火でもガンガン使いたいという方は、使っても特に問題はないかと思います!

まとめ

いかでしたでしょうか?

同様のサイズ感で、これだけのデザインと機能性があれば、ソロキャンはもちろん、撤収などで忙しい朝の調理で大活躍してくれること間違いなしです。

それどころか、家庭用としても大きな鍋を使わずにレトルトパウチを温めたり、少人数用の料理やおつまみを作る際にも使用したりすることができるため、どのご家庭にも1つはご用意して頂きたいギアです。

絶対に後悔はしませんよ!是非手に取ってみて下さい!

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