家具屋さんの「ログキャリー(薪運び布)」と「薪スタンド」で焚き火してみませんか?
アウトドアブランド「Hang Out」は家具作りで培われたデザインのオシャレさと実用性の高さで注目を集めているブランドです。
キャンプで大活躍間違いなしのギアの数々と、その中でも焚き火で活躍すること間違いなしの「ログキャリー」というギアについてレビューしていきます。
焚き火をもっと楽しく快適にしちゃいましょう!
ログキャリーとは?
ログキャリーというのは、簡単に言うと焚き火をする時に使用する「薪」を運ぶためのアイテムです!
ログキャリーの形状は、海苔巻きのように薪を運ぶタイプの布製であったり、トートバッグタイプであったりと様々。
通常、薪はホームセンターなどで段ボール箱に入った状態のものを購入するか、キャンプ場直営店でワイヤーで巻かれて固定してあるものを購入することが多いかと思いますが、そのまま持ち運ぶのは少し大変です。
そんな時にログキャリーのようなキャンプギアがあると、簡単に薪を持ち運ぶことができてとても便利です!
しかも、ただ薪を置くよりもキャンプサイトが映えるというおまけつき!
「Hang Out(ハングアウト)」のログキャリーとは?
スペック
- サイズ:幅430mm×長さ1000mm
- 木製の持ち手:直径20mm
- カラー:ネイビー、オリーブ、ホワイトベージュ
- 重量:0.5kg
- 材質:<キャリー>帆布、<持ち手>塗装天然木
市場に出回っている薪は、通常40~45cm程度にカットされていることが多いので、薪の長さに対してちょうど良い横幅のサイズになっています。
ディティール:持ち運びと薪スタンドの2WAYで使える!
持ち手は木製のため、夏では熱さ、冬では冷たさを感じることはありませんし、見た目がとてもオシャレです。
ロゴも雰囲気を邪魔をしないサイズの小ささとデザインです。
広げると内面の中央部分は合皮調の丈夫な素材となっており、薪のささくれが引っ掛かって破れないような高い耐久性となっています。
横幅サイズも約1mとたっぷりあるため、薪を沢山載せることができます。
薪をログキャリーの上に置いて包み込むように持ち上げると、トートバッグのように持ち運ぶことができます。
見て分かるように側壁が無いため、傾けると薪がずれて落ちてしまうのは注意が必要です。
このログキャリーには、なぜ4つのグロメット(ハトメ)があるかというと、同じくHang Out(ハングアウト)のギアである「ファイヤーサイドテーブル」のスタンドに置くことで「薪スタンド(台)」としても使用することができるからです。
スタンドの上端にトゲのような4つの出っ張りがありますが、そこにログキャリーのグロメットをピッタリはめることができます。
これによりスタンドに対してログキャリーがしっかり固定され、ズレずに使用することができます。
左右ともグロメットに出っ張りを通して設置すると、簡単に薪スタンドに早変わりします。
【レビュー】 ログキャリーを使って感じた5つのこと
オススメポイント
①オシャレでスタイリッシュな見た目
材質や色味が薪との相性バツグンで、とにかくカッコいい見た目をしています。
どちらかというと新品状態のキレイなまま使うよりも、ガシガシ使用して日焼けさせたりキズが増えてきたりして、使い込むことで「こなれて」経年変化すれば、一層愛着が湧いて楽しめそうなギアです。
②持ちやすい
持ち手が直径2cm程度の太めの木製となっているため、握りやすく持ち運びはとてもしやすいです。
耐荷重などの記載はありませんが、本体の帆布の耐久性もかなりあるため、かなり荒い使い方をしても破れる心配はないでしょう!
③オプションパーツで快適な焚き火環境がさらに整う
このログキャリーにはオプションパーツがいくかあるため、それらと組み合わせることで様々な使い方をすることができます。
その一例としては、同ブランドの「ファイヤーサイドテーブル」のスタンド部分と組み合わせることで「薪台(薪スタンド)」として使用する方法です。
テーブルの天板を設置することで焚き火の横に置けるテーブルにも早変わりです。
ここで焚き火をしながら調理をしたり、飲みかけのお酒を置いたりしながら有意義な焚き火時間を過ごすことができます。
これらのオプションパーツは、様々なセット販売もされているため、ご自身の用途に合わせてセット商品を購入して頂くことができます。
- 薪台(薪スタンド)として使用したいのなら「ログキャリー」+「スタンド」
- 焚き火のテーブルとして使用したいのなら「ログキャリー」+「スタンド」+「テーブル(天板)」
- ログキャリーは無くても良いがテーブルだけ欲しい場合には「スタンド」+「テーブル(天板)」
- さらに、ダッチオーブンなど熱いものを使用する予定なら、テーブルに直に置ける「ステンレストップ」もあります!
何も持っていない状態の方へのおすすめは、「ログキャリー」+「スタンド」+「テーブル(天板)」のセットです。
焚き火周りに欠かせない存在となること間違いなしです!
注意が必要なポイント
④持ち運びのときに薪が落ちやすい
側壁が無いため、持ち運ぶ際にあまりに傾けると横から薪が落下してしまう可能性があります。
しかしこの点に関しては、持ち上げる際にキャリーの左右の布が、薪を挟むように両側から押さえつける方向に力が働くため、薪同士の摩擦によって滑りにくくはなっています。
⑤一度に運べる量はそれほど多くない
箱入りの5kg量の薪を購入し、ログキャリーに載せてみましたが、パンパンになってしまい持ち手が届かなくなるのと、重量が大きくなるために片手で持ち運ぶことは大変でした。
両手で持ったり、2人でそれぞれの持ち手を持ったりすれば良いかもしれませんが、前述のように横から薪を挟み込むような力が働かないため、薪は落下しやすくなってしまいます。
もし長時間の焚き火をするなら、このログキャリーで一度で持ち運べる量の薪では足りないかもしれません。
その場合は、車などに予備の薪をストックしておき、ログキャリーで車にある薪をその都度取りに行くみたいな使い方をするなど工夫は必要かと思います。
「Hang Out(ハングアウト)」ってどんなブランド?
家具屋さん発のアウトドアブランド
「アクティブな暮らしと、くつろぎの外遊び」をブランドコンセプトとし、「Active life Slow camp」つまりアクティブでありながらくつろげるアウトドア空間の提供と、「Life with Green」つまり緑と共存する生活の提供を2本柱としてモノづくりを行うアウトドアとグリーンテリアのためのブランドです。
愛知県清須市に拠点を置く、本業は家具の企画・輸入・製造販売を行う「株式会社弘益」さんが2017年にサイドブランドとして設立した日本発のブランドです。
自分らしいライフスタイルを探すのをお手伝いしてくれるようなオシャレで機能的なキャンプギアを沢山揃えています。
➡︎ HangOut / ハングアウト アウトドアブランド 家具&インテリア
他にもこんな珍しいギアがあります
ポールローチェア
アーチテーブル
台形のテーブルのため、6台組み合わせることで焚き火台を囲むヘキサテーブルとしても使用することができるテーブルです。
ウッドロールテーブル
他ブランドでも同様の製品がたくさんありますが、忘れてならないのはハングアウトは元は家具屋だということ。少し重いですが、木目や質感にはかなり定評があります。
高さ40cmのロータイプと、高さ60cmのハイタイプが用意されており、イスに合わせて選べるのも嬉しいポイント。
フレイムピット
ステンレス板1枚をメインとしたピコグリルのような見た目の焚き火台です。
折り畳めばコンパクトになり、軽量なのに安定性もしっかりしています。
Hang Outはまだそこまで知名度が高いわけではないので、他の人と被ることも少ないですし、人気となる前に先取りして手に入れてみても良いのではないでしょうか。
次々と新しいギアが開発され、見たこともないような質の良いギアとの出会いが待っているはずです。きっと探しているものが見つかると思いますよ!