キャンプで使える「木製まな板・カッティングボード」オススメ5選 【お手入れの方法もご紹介】

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料理を陰ながら支えるテーブルウエア・キッチンツールの中でも、食材を私達の食べやすい姿へと変える舞台としてひと際重要なのが「カッティングボード」、日本で言うところの「まな板」です。

特に木製のものは使いやすくて映えるためキャンプなどにももってこい!

豆知識やお手入れの方法も含めて、オススメ製品をいくつかをご紹介していきます!

目次

意外と知らない「まな板」「カッティングボード」の豆知識

まな板とカッティングボードの違い

調べてみても厳密に「まな板」と「カッティングボード」を区別する違いはありませんでしたが、デザインや素材となる木の硬さなどが区別するポイントとなるかと思われます。

日本ではあまり馴染みのない「カッティングボード」という文化ですが、そもそも欧米などでパンやチーズ、サラダ、フルーツなどをカットし、そのままサーブするための板として用いられます

日本ではまな板で切ったものをそのまま載せて提供するなんてことは無いですよね。

そのままサーブするので、デザインも食卓の上で映えるようなオシャレなものが多く、持ち運びがしやすいように持ち手などがあしらわれた製品が多いようです。

また、材質の面で見てみると、まな板に用いられる木は、針葉樹などの比較的柔らかめの樹種が多く、適度な弾性力があるゆえに包丁当たりが良く刃が傷つきにくくかったり、包丁が滑りにくくなったりするというメリットがあるようです。

一方で、パンやチーズをカットする時、チーズナイフや波刃のブレッドナイフなど専用のナイフが使用されますが、刃の形状や厚みなどから下に敷いた板を傷つける恐れがあります。そのため、カッティングボードはキズが付きにくい広葉樹などの硬めの樹種で作成されていることが多いようです。

おそらくここには文化やお国柄といった影響があり、包丁を守るいわば「柔」の使い方をするのがまな板、ボード自体を強固にする「剛」の使い方がカッティングボードといったイメージをすると良いでしょうか。

なぜ「木」でできているのか?

まな板と言えば、今でこそプラスチック製のものが多いですが、その昔は「木製」が主流でした。

カッティングボードもイメージは木製だと思います。

食材を切るこれらアイテムが木でできている一番の理由は、考案されたプラスチックが無い時代において安価で加工しやすく手に入りやすかったのが木だったからだと思われます。

またヒノキなど樹種によっては天然の抗菌作用を有しているものがあり、調理の過程で発生する菌などの増殖を抑える効果もあるようです。

まな板の語源

諸説あるようですが、古事記の時代には魚を捌くための台として専用で用いられており、魚を意味する「な」という語句に接頭語が付いて「まな板」と呼ばれるようになったとか、おかずを意味する「菜」からきているとする説があります。

キャンプで使える「木製まな板・カッティングボード」オススメ5選

マナイタセット / snow peak(スノーピーク)

  • Mサイズ:<使用時>タテ20cm×ヨコ25.6cm×厚さ1.7cm、<収納時>タテ10cm×ヨコ25.6cm×厚さ3.4cm
  • Lサイズ:<使用時>タテ23.6cm×ヨコ36cm×厚さ1.7cm、<収納時>タテ11.8cm×ヨコ36cm×厚さ3.4cm

キャンパーにお馴染みのこちらは、包丁を内部に収納できるお得で使いやすいギアです。

名称の通り、まな板としての使用が想定されていますが、食材を取り扱う面が外側になるため、肉や魚などを調理することを想定しているのであれば、持ち運び時などにおける衛生面に注意が必要です。

カッティングボードとしてパンやチーズを切ってそのまま提供する、といった使い方にはピッタリかと思われます。

カッティングボード / BAREBONES(ベアボーンズ)

  • サイズ:タテ27cm×ヨコ30cm×厚さ2.5cm
  • 重量:1.24kg

この手のギアでは珍しいビート板のような形状をしており、パウダーコーティングされたスチール製のハンドルが付いています。

和食でも洋食でも通用するデザイン性のため、サーブする食品を問わずに使えます。

硬度のあるメープルという広葉樹が使用されており、カッティングボード向き。

Arte Legno(アルテレニョ)

イタリアのキッチンツールやテーブルウエア製作を専門としたブランドで、質の良いオリーブウッドを使用したアイテムが人気です。

オリーブは硬度がある樹種のためカッティングボードにピッタリ。

そのデザインも様々で、よくある持ち手付きの形状から、木をそのまま伐り出したかのようなナチュラルな形状まで多彩です。お好みの一品が必ず見つかるハズです。

CUTTING BOARD / DULTON(ダルトン)

日本発なのに外国ブランドのような異様なオシャレさで人気な雑貨屋ダルトン。

もちろんカッティングボードもオシャレなものを何種類も取り揃えており、お好みの色・形・サイズを探してみるのも楽しいでしょう。

広葉樹のアカシアを使用しているものが多く、こちらも強度に優れています。

カッティングボードセット / Skandinavisk Hemsloid+B4(スカンジナビスク・ヘムスロイド)

ストックホルムの郊外に拠点を構えるスウェーデンのブランド。

北欧の天然木を使用しており、素朴な印象でありながら、耐久性の高い実用的なツールを開発することで有名です。

素材本来の良さを生かしたカッティングボードも人気商品の1つ!

木製まな板・カッティングボードのお手入れ方法

食材に風味や油が付いてしまうため、基本的にはまな板はオイルでコーティングすることはありません

しかしその分、使用後はしっかり乾燥させるなどの手入れを行わないと、カビが生えてしまったり、食材の水分がまな板に浸透したままになり内部で細菌が繁殖してしまったりと衛生面で気を使わなければならない部分もあります。

また使用する前には、水でしっかり濡らして内部まで水分を浸透させておき、食材の水分が菌と一緒に内部に浸透してこないようにしておくのが正しい使い方なのだそうです。

その一方でカッティングボードは表面をオイルでコーティングして使用します

こうすることで汚れが付きにくくなったり、カビが発生するのを防止したり、木の乾燥によるひび割れがしにくくなったりします。

使用するオイルは、石油や合成物を含まずに人体に安全とされる「自然塗料(植物オイル)」や、もっと簡単にスーパーで手に入る「アマニオイル」などの「乾性油」と呼ばれるものを使用すると良いです。

乾性油とは、空気中ですぐに固化する油のことで、塗るとすぐに固まってサラサラします。一方で不乾性油に分類される「オリーブオイル」などを用いると仕上がりがべた付くので注意が必要です。

オイルを適量垂らしたら、キッチンペーパーや布で塗り広げます。

オイルが全体に塗り広げられたら、完全に乾燥するのを待って、お好みで何度か重ね塗りをしていきます。

まな板であっても、カッティングボードであっても、ナイフや包丁のキズが沢山付いてしまったり、注意していてもカビが発生してしまったりした場合には、紙ヤスリでその部分を削り落としてできるだけ菌やカビの増殖を防ぎ、衛生的に使用するようにしましょう。

また、最近カインズや他のブランドから販売されている「まな板シート」をこの上に敷けば、肉や魚を切った場合でもいちいち洗う必要が無くなり便利です。

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