CAMP GREEBの「大型反射板(風防)60cm」で快適な焚き火を!

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真夏でも高地では寒さを感じることがあるキャンプの夜。

風よけでありながら暖をとったり、目隠しとしても使用したりできるCAMP GREEB(キャンプグリーブ)の「大型反射板(風防)」を使えば、焚き火がもっと快適になること間違いなし。

目次

CAMP GREEBの「大型反射板(風防)60cm」で快適な焚き火を!

「CAMP GREEB(キャンプグリーブ)」は青森発のジャパニーズブランドで、Amazonや楽天などのECサイトを介して製品を販売しています。

スペック

  • 展開サイズ:幅120cm×高さ60cm(他に30・40・50・70サイズ製品があります)×厚さ0.3mm
  • 収納サイズ:幅15cm×高さ60cm×厚さ約5mm
  • 重量:2kg(高さ60cmのもの)
  • 材質:亜鉛メッキ鋼板
  • 付属品:収納ケース、固定用Oリング、紙ヤスリ

8枚のパネルが連結された構造となっており、幅はどれも120cmで同一規格ですが、高さにいくつか種類があり最も高い70cmのものは形状が剣のようになっているのが特徴です。

シンプルでデザインも良い収納ケースが付属しているため、購入したその時点から持ち運んで使うことができます。

切断面にこれといった加工が施されていないため割と鋭利です。

目立ったバリはありませんでしたが、紙ヤスリも付属しているため使用前にザっとヤスリ掛けしておくとケガをしなくて安心です。

本体の8枚のパネルの下部にそれぞれ1カ所ずつと、両端の2枚のパネルの上部に小さな穴が開いており、付属のOリングを通せばペグやガイロープで固定できるようになっています。

オススメポイント

焚き火が長持ちする

風に煽られることが少なくなるので、当然ながら薪が長持ちします。

焚き火周囲の環境がかなり暖かくなる

シルバーの板は反射効果がかなり高く、焚き火であれば炎を、ストーブであれば熱を反射して、この前に座るととても暖かいです。さすがに真冬に半袖で過ごせるほどの暖かさにはなりませんが、あると無いとでは段違いなので、冬キャンなどでは活躍すること間違いなしです。

試しに4月初旬のキャンプで使用してみましたが、外気温3〜5℃くらいでベルモント「TABI」に使用した場合、風防板の手前に座ると周囲の温度が22℃程度まで上昇していました。

陣幕とは違って燃えうつる危険性が無い

布製の陣幕を焚き火台の周りに設置して、風防として使っている方もいますが、注意しないと火の粉が付着して穴が開いたり、最悪の場合燃え広がってしまう危険性があります。

その点、このキャンプグリーブの風防は金属製なのでそういった心配がなく使用することができます。

自然に溶け込み悪目立ちしない

シルバーという色は自然界に存在しないので、シルバーのギアはオシャレなのに意外と森の中では目立ちます。

その点、このCAMP GREEBの反射板は、鏡面に近い反射率なので自然の緑を反射し、自然の中にも溶け込みやすくなっています。

マイナスポイント

強風で倒れないように注意

焚き火台やストーブに対しての風防としてはかなり優秀で、風をしっかりと防いでくれますが、囲いのようにセッティングして使用すると、追い風に吹かれたときにかなり倒れやすくなってしまいます。

この点に関してはOリングが付属していて固定できるようになっていますが、両端だけペグダウンしてもちょっと不安定で、必ず複数枚のパネルをペグダウンする必要があって少し面倒です。

調理する場合には油汚れがつく

調理による油が跳ねて付着すると、このギアの特徴の1つである反射板としての効果が薄れてしまいます。

反射効果を維持したいのであれば、定期的に拭き取るなどのメンテナンスが必要です。

ちなみにサビにくいので特殊な管理は不要です。

重い

全て金属なので中々に重量があります。

軽量キャンパーさんにはあまり向かない製品かと思います。

サイズは60cmが圧倒的にオススメ!

高さの種類がいくつかある中で、気になるのがどのサイズが最も良いのかという点だと思います。

店舗で実際に高さを比べてみましたが、キャンプ専門店の店員さんも60cmのサイズが一番オススメとのことです。

高さ60cmサイズは、500mlのペットボトルが約2.5~3本分の大きさです。

焚き火の風防として使用する場合、炎の頂点の位置まで風よけが無いと意味がないので、高さが60cmあればほとんど全ての焚き火台でしっかりと風を防ぎ、熱を反射してくれます。

風防が低いと足元しか熱を反射しないので、上半身などは温かさの恩恵を受けにくいですが、高さが60cmもあれば身体の上方まで熱をしっかり反射してくれるので、体感温度が違ってきます。

逆に、サイズが小さい焚き火台を使用する場合に、風防が大きすぎてサイズ感がチグハグするのではないかと思いましたが、実際に私が所有している焚き火台で最も小型であるベルモントの「TABI」を置いてみると、思ったよりも焚き火台に対して風防が大きすぎると感じることはありませんでした。

以下の写真では座面32cm程度のローチェアをこの前に置いていますが、高さ60cmのサイズはそれほど大きく感じないと思います。

さらに風防は目隠しの働きもしてくれるので、プライバシーの観点から考えても、なるべく高さのある60cmのサイズがオススメです。

身長にもよりますが、お座敷スタイルやロースタイルでは目線の高さ近くまで保護してくれます。

秘密基地のようなサイトになるのでワクワク感が倍増します。

(↑後ろに焚き火台がありますが隠れてます)

ただしこのギアはかなり重量があるので、バイクでのキャンプや駐車場からサイトが遠い場合、軽量キャンパーの方はもっと高さが低いものが良いかと思います。

あとは見た目的なバランスなどでサイズ感を検討しても良いでしょう。

個人的には、オートキャンプで荷物の心配が無い場合には、迷わず60cmサイズを購入して良いかと思います!

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