これから到来するアウトドアのハイシーズン!それと同時に飛来するのが鬱陶しい虫!虫!虫!
虫よけの代表格である「蚊取り線香」はもはや夏の必需品ですが、それを使う時に支えとなる「蚊取り線香ホルダー」「蚊取り線香入れ」にあなたは何を使っていますか?
意外と盲点であるこのギアに関しても、実は様々なブランドからオシャレな逸品が展開されています。
そんなところまでお金をかけられないよ!という人もいると思いますが、見るだけでも楽しい、その内にきっと欲しくなっちゃうものばかりです!
細部に神は宿る、然り、小物の細部にオシャレが宿る。
虫とオサラバしてオシャレで快適なキャンプ・アウトドアをどうぞ!
- 1. 生活感ゼロのオシャレな蚊取り線香ホルダー10選 【小物の細部にオシャレは宿る】
- 1.1. KAYARI(カヤリ) / TRIPATH PRODUCTS(トリパスプロダクツ)
- 1.2. MIKADZUKI(ミカヅキ) / INAVANCE(インアバンス)
- 1.3. 蚊取り線香立て / 196
- 1.4. KAYARI(カヤリ) / TARAS BOULBA(タラスブルバ)
- 1.5. 雷さんフック 蚊取り線香ホルダー / CAMP OOPARTS(キャンプオーパーツ)
- 1.6. だるま蚊遣り / THE IRON FIELD GEAR(アイアンフィールドギア)
- 1.7. Iron Mosquito coil Stand(アイアンモスキートコイルスタンド) / MUKU-MO(ムクモ)
- 1.8. 蚊遣り / 丸和貿易株式会社
- 1.9. MOGIBUL / MINIMAL WORKS
- 1.10. JAPANESE MOSQUIT COIL HOLDER / PUEBCO(プエブコ)
- 1.11. おまけ 線香皿 / アース
生活感ゼロのオシャレな蚊取り線香ホルダー10選 【小物の細部にオシャレは宿る】
KAYARI(カヤリ) / TRIPATH PRODUCTS(トリパスプロダクツ)
亜鉛メッキ鋼板で作られた無骨な「蚊取り豚」です。
この手の製品は今や転売商品の代表ともなっているスノーピークの豚さんが有名ですが、この「カヤリ」は豚さんの目が半開きなところからもトリパスプロダクツらしいエッジの利いたセンスが感じ取れるギアになっています。
そもそも、蚊取り線香を入れる容器に「豚」の形状が用いられている理由には諸説あるようで、かつては虫よけのために草木を燻す習慣があって、それを入れていた徳利のような形をした壺が徐々に豚の形に変化していったという説や、イノシシが「火伏の神」と呼ばれることにあやかって火を安全に扱うためであるという説、養豚場でハエ除けのために土管を容器として使用していたものがより効果を増すために口をすぼめたら豚のようになったという説、単純にかわいい見た目に購買意欲を湧かせるためという説など様々あります。
MIKADZUKI(ミカヅキ) / INAVANCE(インアバンス)
航空機器部品や医療機器などにも携わるイナバエンジニアリングのアウトドアブランド「INAVANCE(インアバンス)」。
他業界から参入したアウトドアブランドはまるで高校・大学デビューのようなどこかクセのあるデザイン性であることが多いですが、この蚊取り線香ホルダーは洗練された機能性かつオシャレな見た目で、アウトドアだけでなく屋内でも使用できそうです。
置き型としてだけでなく、三日月の頂点を展開してフックにすれば、吊るして使用することもできるので様々なシーンで活躍間違いなし。
蚊取り線香立て / 196
(出典:https://www.instagram.com/196_camp/)
高知県産のヒノキを使って作られたギアが特徴的な、日本は高知県発のガレージブランド「196(イチキューロク)」の蚊取り線香ホルダーです。
木製部分に据えられた強力なネオジウム磁石で蚊取り線香を挟み込み、地面に突き刺して使用する珍しいタイプです。
通常の蚊取り線香よりも厚みのある森林香なども問題なく挟めます。
突き刺して使うので屋外での使用しかできませんが、風向きによって地面に刺す場所を変更できますし、ステンレス棒の部分に市販の紙皿を刺せば、簡易的な灰受けをセットすることもできて汎用性が高いのもポイントです。
全長35cmなので少しかさ張るものの、スタイリッシュでとても使いやすいです。
KAYARI(カヤリ) / TARAS BOULBA(タラスブルバ)
(出典:https://www.instagram.com/taras_boulba_1976/)
1976年に当時はアシックスで設立された歴史あるアウトドアブランド「TARAS BOULBA(タラスブルバ)」。
2017年にスポーツオーソリティのプライベートブランドとして再編され、40年という歴史がありながらも、現代の技術やトレンドをミックスした製品展開を行っています。
ブランド名はニコライ・ゴーゴリの歴史小説「隊長ブーリバ」に由来します。
自然と科学技術の融合に人の手や繋がりが加わって完成されるギアの数々は、それを使う私達が自然の中で悪目立ちすることなく共存させてくれるのに一役買ってくれます。
このKAYARIは置き型の蚊取り線香ホルダーですが、同ジャンルとしては珍しい木製となっています。
中央部のホルダー部分は磁石で取り外し可能なので、そのまま未使用状態の蚊取り線香入れとしても使用できます。
サイトの片隅に立てかけておくだけでもサマになる一品です。
雷さんフック 蚊取り線香ホルダー / CAMP OOPARTS(キャンプオーパーツ)
(出典:campooparts-「キャンプオーパーツ」official-SHOP)
「CAMP OOPARTS(キャンプオーパーツ)」は、オーダーキッチンLESSというブランドを手掛ける愛媛県の株式会社マクロキッチンキグフジが展開するガレージブランドです。
最高品質のオリジナルキッチン製作で培われた技術やデザイン性の高さを生かし、シンプルで洗練されたギアを取り扱っていますが、ロマンを感じさせるオーパーツという名称からも分かるように、中にはこの時代であっても突飛ともとれる珍しいデザインのギアがいくつもあるのでカタログを見ているだけでも楽しめます。
元々あった「雷さんフック」という雷神の太鼓をイメージして作られたギアを派生させて、蚊取り線香ホルダーとしてアレンジされたものです。
粉体塗装の鉄を使用しているので重量はありますが、見た目は最高レベルのカッコよさです。
だるま蚊遣り / THE IRON FIELD GEAR(アイアンフィールドギア)
(出典:THE IRON FIELD GEAR(ジ アイアン フィールド ギア) | 瀬戸内発アウトドアブランド)
「THE IRON FIELD GEAR(アイアンフィールドギア)」は、瀬戸内は香川県発のガレージブランドで近年人気になってきています。
鉄の素材から来る無骨さと丸みを帯びたデザインは黄金比のようです。
だるまや起き上がり子法師のようにコロコロ転がって元の位置に戻り「転倒」という概念が無いので、火が立ち消える心配もありません。
鉄のデメリットの1つであるサビやすさについてもこのブランドは配慮しており、防錆スプレーや加工、細かい可動性の部品にはステンレスを使用するなどの対策が施されているので、安心して手軽に使用できます。
Iron Mosquito coil Stand(アイアンモスキートコイルスタンド) / MUKU-MO(ムクモ)
香川県の家具・雑貨ブランド「MUKU-MO(ムクモ)」は、無垢な素材本来の良さを生かした製品づくりが特徴で、使用に伴って積み重なるキズや変化を味として楽しむことができるのが魅力です。
一部キャンプ用品も展開しており、その1つがこの蚊取り線香スタンドです。
剥き出しのボルトなど、インダストリアル感満載の無骨さがカッコイイ製品。
台座付きで使用したり、台座を取り外して地面に直接刺したり、線香皿のみで使用したりと、その汎用性の高さから機能性は申し分ありません。
蚊取り線香1つでこんな大層なものは要らないという方もいるでしょうが、その形状からランタンスタンドとしても使用することができるので一石二鳥にもなります。
蚊遣り / 丸和貿易株式会社
愛知県の歴史ある雑貨ブランド「丸和貿易」の蚊遣りです。
オールドデイズシリーズという名の通り、ブリキ製のレトロな蚊取り線香入れで、置いても良し、フックに引っ掛けて使用しても良しです。
公式サイトでも在庫切れの状態が続く人気シリーズなので、見かけて気になったら即ゲットが鉄則です。
MOGIBUL / MINIMAL WORKS
(出典:Amazon)
インディアンハンガーで有名なミニマルワークスの蚊取り線香ホルダーは、約1.5mmもの厚みがあるアルミを使用し、ちょっとした風では靡かない安定性を誇ります。置いてもぶら下げても使えます。
煙のための穴もデザイン性が高く、パッと見では蚊取り線香には思えません。
また上記の写真のようにインセンスを立てかけて灰受けとして使用することもできるので、インテリアでも活躍する汎用性の高い製品となっています。
JAPANESE MOSQUIT COIL HOLDER / PUEBCO(プエブコ)
(出典:https://www.instagram.com/puebco_japan/)
知る人ぞ知るオシャレ雑貨ブランド「PUEBCO(プエブコ)」の蚊取り線香ホルダーです。
売れるために作るのではなく、作りたいものを作るブランドとして知られ、機能性よりもデザインに比重を置いた芸術品のようなラインナップが特徴的です。
真鍮製のヴィンテージライターのようにも見え、シャビ―な質感はパッと見では蚊取り線香に使うための雑貨・ギアであることに気づく人はいないのではないかと思う程、生活感とか用途をシールしたデザインをしています。
屋内での使用はもちろん、アウトドアでもサイトをグレードアップしてくれること間違いなしです。適当にその辺に落ちている木の枝を中央に引っかけて、蚊取り線香を吊るせばすぐに使用することができます。
蚊取り線香10本分をそのまま入れて持ち運ぶことができるのでケースとしても使用できます。
こだわりの逸品を求めるなら避けては通れないでしょう。
おまけ 線香皿 / アース
蚊取り線香を販売する大手のアースやキンチョーからも純正の線香皿が発売されています。
蚊取り線香ホルダーとしてはおそらく最安値で入手でき、なかなかしっかりした作りになっているためこちらも侮れません。
特に私からのオススメは、アースの線香皿です。蜂の巣のようなデザインになっており、キャンプサイトでも意外と変に浮くことなく使用することができています。
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エリッゼステークやソリッドステークといった「ペグ」に、蚊取り線香や森林香を引っかけて使用しているのをよく見ますが、この使い方だと灰が下に落ちてしまいますし、何となく雑な印象を受けます。
オシャレなホルダーやケースが沢山あるので、是非とも専用の蚊取り線香ケースをゲットしてみては!