ハイボールはグラスも命!
手に入りにくさや値上げで何かと世間を賑わせているサントリーのジャパニーズウイスキーの数々。
その中でも特に人気なのが超有名ラインナップ「山崎」「白州」だと思います。
白州や山崎には飲み方によってそれぞれ専用に作られたグラスが存在しますが、中でも「うすづくりタンブラー」はハイボールを飲むのにぴったりなアイテムでした!
記事の後半では白州蒸留所に行ってきた旅行記をおまけで記載しているので興味があればご覧下さい!
白州・山崎「うすづくりタンブラー」がすごい! 【ハイボールにはコレ】
私がこの「うすづくりタンブラー」の存在を知ったのは白州蒸留所へ行った時です。
蒸留所には、実際にウイスキーを試飲することができるバーのようなテイスティングラウンジがあるのですが、そこでハイボールを頂いた際にこのグラスが使われていました。
持ちやすいデザインもさることながら、飲み口のほどよい薄さによる絶妙な口当たりに感動し、その場で買うことを決めました!
スペック
- 口径:7.3cm×高さ12.8cm
- 容量:340ml
- 材質:ソーダガラス
- 価格:税込1320円
グラスの厚さを通常のグラスの7割以下に抑えているとのことです。(メーカー比)
ディティール
「うすづくりタンブラー」は山崎バージョンと白州バージョンの2種類があります。
「白州うすづくりタンブラー」の方はグラスが少しだけ緑色をしています。底の方にいくにつれてエメラルドグリーンが強くなっているように見えます。
「山崎うすづくりタンブラー」の方は無色透明です。
グラス後面には「SUNTORY WHISKY」「SINCE1923(1973)」という文字が書かれています。
ちなみに、この文字はちょっとした目盛りになっているようで、「SUNTORY WHISKY」の部分までウイスキーを注ぐとちょうど60ml、「SINCE〇〇」の部分まで注ぐと90mlが測れるようになっています。
飲み口はものすごく薄い!というわけではないのですが、かなり薄めに作られているので口当たりはとてもスッキリしてハイボールに合うのが良く分かる形状です。実測すると約1.1〜1.2mmの厚さでした。
1mmはあるので、噛んで割れるほど薄くはなく、酔っ払いやすい人でも安心!
レビュー
最近のタンブラーは300ml(10〜11オンス)前後のものが多いですが、これも340mlの容量で、個人的にはベストなサイズ感だと思っています。
500mlペットボトルの3分の2くらいの大きさであり、男性でも女性でも持ちやすい大きさです。
ここに氷をグラスいっぱいに入れ、30mlのウイスキーと120mlのソーダを入れるとベストなハイボール(ウイスキー:ソーダ=1:4)が完成します!
トップからボトムへ若干テーパードの形状であり、握りの良さと口元の広さが絶妙です。洗う時にも内部までしっかりとスポンジが届きます。
肝心の飲み口は「うすづくり」と言うだけあって薄めに作られており口当たりは良いです。グラスの存在感というか主張も強くないので飲み心地はとてもスッキリしています。ハイボールの炭酸と、それによって際立つウイスキーの香りをダイレクトに味わうことができます!
ロックや水割りでも飲めないことは無いですが、氷との接触面積や香りの立ち方を考慮すると、やはりハイボールを楽しむ時に使いたいグラスです。
今年の夏も暑くなりそうなので、今のうちに最高の一杯のための準備をしておきましょう!!
▼他にもオススメのグラスはこちらもチェック!
無料見学で白州蒸留所に行ってきた!
改修工事で長らく休館となっていましたが、2023年10月2日にリニューアルオープンとなりました!
無料見学してきた! 【ウイスキー博物館・セントラルハウス】
駐車場に面したビジターセンターを抜けると森の中の坂道を上るように小径が続きます。
道の途中には小川も流れており、大自然を感じることができます。
ギフトショップ(セントラルハウス内)
セントラルハウス内にはギフトショップがあり、ここでしか買えないアイテムが沢山ありました。
ギフトショップで販売されているものは以下のようなものです。
- グラス:ハーフロックグラス、テイスティンググラス、ショットグラス
- 樽材グッズ:コースター、マドラー、ペン、キーホルダー、箸置きなど
- ピンバッジ
- お菓子:チョコ、ポッキー(大人の琥珀味)、鮭とば
- アパレルグッズ:Tシャツ、トートバッグ、手拭い、キャップ
- ウイスキー:白州ノンエイジ、蒸留所限定シングルモルト、ミニボトルなど
- その他にウイスキーAoや梅酒なども販売されています。
テイスティングラウンジ(セントラルハウス内)
ギフトショップの隣にはテイスティングラウンジがあります。ここでは貴重なウイスキーを100円〜試飲することができるので必ず行くべき!
白州の「森香るハイボール」はもちろん、貴重な25年も飲めたりします!
ちなみに、ハイボールは今回ご紹介した「うすづくりタンブラー」で提供されています!
セルフサービスで水は飲めます。飲み過ぎ注意で楽しみましょう!
ウイスキー博物館
ウイスキーに使用される樽の種類、サントリーウイスキーの歴史などを学ぶことができます。
訪れるタイミングにもよりますが、展望台も開放されており、長い階段を登ると森を一望できる展望デッキに上がることもできます。
博物館では、樽の中で熟成されているウイスキーが、年数を重ねるごとに揮発して容量が減っていく現象を「The Angel’s Share(天使の分け前)」と呼ぶ。
なんていうオシャレな知識も勉強できちゃいます。
誰でも一度は行く価値あり!
蒸留所のスタッフの皆さんがとても親切な対応をしていてすごいなと思いました。無料なのに。ディズニーランド並みです。
2024年4月にはバードサンクチュアリ、7月には白州の森のレストラン「フォレストテラス」もオープンとなるので、より一層楽しめること間違いなしです!
注意点ですが、山梨は冬季はとても寒くなるので、12月〜3月の氷点下になる時期には公共交通機関の運休に気をつけましょう!
また、2023年はリニューアル直後だった影響で対策があまかったためか、水道管の破裂で突然休業となった日がありました。そのあたりも注意しておきましょう!