APFR(アポテーケ)のお香・インセンスをレビュー 【人気の香りをご紹介】 オリエンタルの風を感じる

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こだわりが強いオシャレお香ブランド「アポテーケフレグランス」のお香を焚くと、まるでアジア中東諸国をはじめとした世界を旅しているかのような気分になりました。

バンブースティックタイプのお香をレビューしたり、人気の香りを紹介していきます!

目次

APFR(アポテーケ)のインセンス・お香でオリエンタルの風を感じる

APOTHEKE FRAGRANCE(アポテーケ)とは?

菅澤圭太氏によって2011年に設立された日本のお香ブランドです。

Apotheke(アポテーケ)とはドイツ語で調合する場・調剤所を意味し、まるで薬問屋や医師が薬研を使って創薬するかのように、さまざまな香りの要素を組み合わせて作られる独特な香りが特徴的です。

お香のタイプによってさまざまな製品が展開されています。

  • 芯材にバンブースティックを用いたスティックタイプのお香
  • 円錐形のお香であるコーンインセンス
  • フレグランスキャンドル
  • ペーパータイプのエアーフレッシュナー
  • リードディフューザー
  • ハンドソープ
  • アロマオイル

この中でも、最も人気のある「スティックタイプ」のお香をご紹介&レビューしていきます!

嗅覚以上のものが刺激されるような新しい香りとの出会いが待ってますよ!

香りは全部で35種類!

世界中の香料・スパイス・フルーツ・草花・薬草などを使ってブレンドされたこだわりの香りが全部で35種類用意されています。その中には世界各国の情景をテーマにしたものや、シチュエーションをイメージしたものもあって、室内にいながらまるで世界を旅しているかのような気分にしてくれます。

複雑な香りが多いので、純粋にジャンル分けすることが難しいですが、ざっくり分けると以下のように分類されます。選ぶ際の参考にしてみてください!

フローラル系

タイトル香りのノートブレンド
24K ROSE(ローズ)若葉のフレッシュさと甘さがマッチしたフローラルグリーン調の明るい香り。ラベンダー、リリー(ユリ)、マリーゴールド、オークモス、ローズ
BLUE HOUR(ブルーアワー)爽やかなライチやジャスミンを主軸に、ジンジャーとペッパーをアクセントとしたフローラル調の香り。アンバー、ブラックペッパー、ジンジャー、ジャスミン、ライチ、ムスク
OSMANTHUS(オスマンサス)アーシーなウッド感をベースとして、金木犀のようなフレッシュな甘さが漂う爽やかフローラルノート。シトラス、クローブ、ジャスミン、ムスク、オスマンサス、ローズ、サンダルウッド
SUNNY DAYS(サニーデイズ)明るい日差しを思い出させる、シトラス感のあるフローラル。ベルガモット、グレープフルーツ、リリー、マンダリン、ミモザ、ナーシサス(スイセン)、オレンジ、プラム
SUAVIS(スアビス)うっとりするという意味で、アーシーさとライトな甘さ・爽やかさが共存したソフトなフローラルの香り。シダーウッド、シクラメン、リリー、ムスク
TEARS RAIN(ティアーズレイン)ムスク調をベースとしたフローラルの香りで、清潔感のある上品な香り。カーネーション、シクラメン、ジャスミン、リリー、ローズ、サンダルウッド、チュベローズ、バイオレット(スミレ)、ホワイトグレープフルーツ

シトラス系

タイトル香りのノートブレンド
EARLGREY&GRAPEFRUIT(アールグレイ・グレープフルーツ)アールグレイをイメージした落ち着いた香りに、ベルガモットなどの柑橘感がプラス。ベルガモット、ブラックティー、グレープフルーツ、リリー、ローズ、ティー、バイオレット
WHITE TEA(ホワイトティー)オリエンタルで甘みのある上品な香り。ベルガモット、ジャスミン、ラベンダー、マンダリン、タイム、イランイラン

フルーティ系

タイトル香りのノートブレンド
ANJIL(アンジール)イチジクの香りをベースとし、グリーン系や甘さも感じられる深みのあるオリエンタルな香り。アニス、フィグ、オリス、バニラ、バイオレットリーフ
BETWEEN THE SHEETS(ヴィトウィーン・ザ・シーツ)水々しい透明感のあるフルーティ・フローラルな香り。アップル、ハニーサックル、アイリス、ジャスミン、ロータス(蓮)、ムスク、スイレン、ウッド
ENDLESS SUMMER(エンドレス・サマー)ライチ、ストロベリー、ジャスミンなどを感じ、夏の終わりを思わせるフルーティな香り。アンバー、ジャスミン、ライチ、ミモザ、ペアー(梨)、プラム、イチゴ、チークウッド
FIG(フィグ)イチジクの香りをメインに、柑橘やアーシーさが顔を出すフルーティ、グリーンな香り。シダーウッド、ダバナ、フィグ(イチジク)、グレープフルーツ、マリーゴールド、オレンジ、パチョリ
LICK ME ALL OVER(リックミーオールオーバー)魅惑的なフローラルの香り。カンタロープ、グレープフルーツ、ジャスミン、ラズベリー、バイオレット、スイカ

フレッシュ系

タイトル香りのノートブレンド
PARADISE(パラダイス)ザクロ、セージ、スグリなど程よいグリーン感を楽しむことができる香り。シダーウッド、シトラス、ジャスミン、ムスク、ポメグラネート(ザクロ)、レッドカラント、セージ
SAILING(セイリング)マリンノートとムスクを合わせたフレッシュな香り。マリンノート、ムスク、ホワイトフローラル
TIMELESS(タイムレス)水々しさのあるオゾン系とかウォーター系とか言われる香り。フローラルっぽさもあり。アップル、カモミール、コリアンダー、ライチ、マンダリン、ピーチ、プラム、ローズ、サンダルウッド

アロマティック・フゼア系

タイトル香りのノートブレンド
AVENUE(アベニュー)精力的な男性をイメージしたスパイシーな香り。アンバー、バジル、シダーウッド、ジンジャー、インセンス、マンダリン、ナツメグ、ムスク、ペパーミント、スエード、バイオレット
BASIL+SAGE+MINT(バジル・セージ・ミント)庭園をイメージする青々とした香り。バジルやセージなどの青々さと甘さ、柑橘や花の香りもミックスされた爽快さが特徴。バジル、クラリセージ、ジャスミン、レモン、リリー、ムスク、オレンジ、ペパーミント、ウッド
ECHO(エコー)カルダモンなどのスパイシーさとムスクの落ち着きを感じる都会的な香り。ブラックペッパー、カルダモン、シダーウッド、レザー、ムスク、ナツメグ、サンダルウッド
ENTWINED(エントゥワイン)少しスパイシーな爽やかさを持ったウッディ調の香りで、複雑なのに爽快感もあるフゼア系の香り。アンバー、カルダモン、レモンピール、パロサント、サフラン、サンダルウッド、トンカビーンズ、バイオレットペタル、ワイルドピオニー
GREEN LIGHT(グリーンライト)ベルガモット、カシス、フィグなどを配合した爽やかなフゼア調の香り。ベルガモット、カシス、フィグ、グレープフルーツ、ラベンダー、メロン
LAVENDER(ラベンダー)フローラルの甘さとハーバルな爽やかさがあり、男女ともに好かれる香り。ラベンダー、ラバンディン
LAVENDER CHAMOMILE(ラベンダー・カモミール)カモミールがメインに据えられて、シダーウッド・オレンジ・ユーカリなどで段階的にバランスを整えた甘さの漂う香り。ラベンダー、カモミール、ユーカリ、シダーウッド、オレンジ
OAKMOSS&AMBER(オークモス・アンバー)深みのある香りで、シトラスのトップ→甘さのあるハーバル→パウダリーな大人の甘さと続きます。アンバー、オークモス、グレープフルーツ、ハーブ、オレンジ、ラベンダー、ローズ、セージ、トンカビーンズ

フゼア系とは、ハーブやグリーンのような爽やかさと、苔のような重さのある香りが組み合わさった系統の香りであり、渋さが強いですがその中にもコクのある甘さを感じることができるというブログ泣かせの分かりづらい香りです。

アンバー系

タイトル香りのノートブレンド
MAGHREB BUKHOOR(マグレブ・バフール)モロッコを含む北西アフリカを意味するマグレブと、アラビア語で蒸気を意味するBukhoorからなるノートで、オリエンタルなウッディ調でトロピカルな香り。深みのある神聖な練香を想起させる。沈香、シナモン、ダマスクローズ、フランキンセンス、ムスク、ペパーミント、ローズドメイ、サンダルウッド
RUFUS(ルーファス)情熱的な「赤」をイメージした色気のある甘さを漂わせたモダンな香り。アンバー、ムスク、ネロリ、ピーチ、トンカビーンズ、バニラ、ウッド
AGHARTA(アガルタ)伝説の地下理想都市アガルタのシャンバラ寺院をイメージした香りで、スパイシーさのある木の感じが特徴。格式ある寺院のような香り。アンブレッドシード、カルダモン、シダーウッド、シナモン、クローブ、サイプレス、ラブダナム、ローズ、サンダルウッド、バニラ、イランイラン
DENSE(デンス)深い霧を想起する、スモーキーなウッディ調の香り。グリーンが顔をのぞかせている。カルダモン、バルサムファー、フランキンセンス、レモン、パインニードル(松)、トゥジャ(ヒバ)
BLACK OUD(ブラックウード)伽羅の語源である黒沈香の名を冠しているが、異国情緒漂うアダルトなスパイシーかつスモークウッディー調の香り。沈香、ブラックペッパー、シナモン、ガイアックウッド、ベチバー
DRIFTWOOD(ドリフトウッド)流木の匂いを嗅いだことが無いが、長旅を終えて辿り着いた宿で心地よい疲労感を思わせるバニラの微かな甘さと、アーシーなウッドによる落ち着く香り。シダーウッド、パチョリ、サンダルウッド、バニラ
MYSTIC VOYAGE(ミスティックボヤージュ)大航海時代のスパイスルートをイメージした香り。各国のスパイスをバランスよく混ぜたらこうなったみたいなオリエンタルな香り。カーネーション、クローブ、ナツメグ、パチョリ、ローズ、サフラン、バニラ、ホワイトペッパー、ウッド

アンバー系とは、琥珀を燃焼させたかのような色気のある甘さが特徴的な香りです。

ウッディ系

タイトル香りのノートブレンド
POSSESS(ポゼス)白檀を感じるスパイシーでウッディーな香り。クローブ、ジンジャー、ジャスミン、ナツメグ、サンダルウッド、バニラ
TANNER(タナー)革職人を意味するタイトル。スモーキーなレザーノートを感じさせるユニセックスな香り。アンバー、バーチ(白樺)タール、フランキンセンス、ジャスミン、レザー、サフラン、タイム、ウッド
TEAKWOOD(チークウッド)スパイスの辛さと、タバコ・チークウッド・サンダルウッドのウッディさが加わった印象的な香り。アンバー、ブラックペッパー、ムスク、パチョリ、ピメント、サンダルウッド、チークウッド、タバコ
TABACCO CEDAR(ダバコシダー)葉巻をイメージしたオリエンタル・ウッディな香り。シダーウッド、シトラス、サンダルウッド、スパイス、タバコの葉

全種類ではないですが、筆者が実際に使った香りについては以下の章でレビューしています!

バンブースティック型のディティール

スペック
  • サイズ:<外箱>直径2.8cm×長さ31cm、<香棒(インセンス)>28cm(香料部分は22cm)
  • 内容量:25本
  • 燃焼時間:100分/1本あたり

外箱は表彰状を入れるような円筒形をしており、グレージュのシックなカラーリングにロゴのワンポイントがとてもオシャレ!このままインテリアとしても飾れます。

ペーパーチューブの底にはお香のタイトルも表記されています。

購入時、外箱である筒にも薄いビニールでラッピングがされています。

お香の棒(インセンス)は25本まとめてビニールの袋に入っていますが、切り口が無いのでハサミで切って開けましょう。

開封後、外箱を包んでいたビニールとお香が入っている袋は必ずとっておきましょう!

というのも、ハサミで切った部分を折り返したりできないので、お香が空気に触れやすくなってしまいます。香料の揮発による香りの劣化を防ぐため、できるだけ密閉した状態で保管しておくことが望ましく、袋や外箱で何重にもしておくことで外気に触れにくくしておくとお香が長持ちします。

お香はなんと1本1本ハンドディップして制作しているというのだから驚き。

全長28cmと長いタイプなので、お香立て(インセンスホルダー)が大きいものでないと灰がこぼれます。

使い方

お香をお香立てにセットしたら、ライターなどで火をつけるだけです!

他のお香との違い 【使用感】

火をつける前の状態で部屋に置いておくと、ふんわりと漂ってくる香り(上匂い)が、「DUMBO」などの他のお香よりも強く感じました。おそらくその分揮発が若干早いと思われるので、保管は丁寧にしておかないとあっという間に香りが飛んでしまう気がします。

また、風量などにもよりますが、燃えている時の煙は結構多い方なので、定期的に換気は必要です。

100分間も燃焼するので、逆に長い!と感じることもありました。あらかじめ短く切って使うか、燃えている部分をこすり付けると火が消えるので、時間を調整しながら使いましょう!

どこで買える?

公式オンラインショップの他、Amazonや楽天などのECサイトでも購入することができます。

人気の香りは売り切れ状態のことが多いので、早めに再入荷通知を申し込んでおきましょう!

人気の香りはこれだ!ランキング

旧TwitterことX、Instagram、TiktokなどのSNSで調べてみると、人気な香りはみなさんある程度一定でした!

中でも圧倒的に人気が高かったのが「WHITE TEA(ホワイトティー)」です!オリエンタルな印象がありながらも、エキゾチックな印象になりすぎない甘さや爽やかさがあるバランスのよい香りでお香にピッタリです!

他には金木犀のような香りが特徴的な「OSMANTHUS(オスマンサス)」、イチジクのニュアンスが心地よいフルーティな「FIG(フィグ)」、オリエンタルな優しいスパイシーさを醸す「MYSTIC VOYAGE(ミスティックボヤージュ)」、「MAGHREB BUKHOOR(マグレブ・バフール)」などの名前が頻繁に挙がっていました。

甘さを抑えてアーシーやウッディな感じが好きな方は、「PSSESS(ポゼス)」「BLACK OUD(ブラックウード)」、落ち着いた香りが好きな方は「OAKMOSS&AMBER(オークモス&アンバー)」あたりを好まれているようです!

【人気の香りをレビュー】 じゃあ実際にどんな香り?

人気の香りをいくつか実際に試してみたので、個人的な意見満載でレビューしていきます!

香水と同じように、お香にも香りの変化があります。

基本的には火をつける前の「上匂い」、点火後の「焚き香」、火が消えた後の「残り香」の3つですが、種類によっては「焚き香」の中でも香水のトップ・ミドル・ラストノートのように香りの変化を楽しめるものもあります。

以下の記事もご参照ください⬇︎

WHITE TEA(ホワイトティー)

(出典:apotheke fragrance)

ブレンド:ベルガモット、ジャスミン、ラベンダー、マンダリン、タイム、イランイラン、サンダルウッド、ナツメグ、パチョリ

まず火をつける前の上匂いですが、せっけんをお茶と混ぜてお香にしたような香りで、そこに柑橘を思わせるフレッシュさとイランイランが含まれていることからか生花の甘さ、ほのかなスパイシーさが加わった複雑なニュアンスを呈しています。サンダウウッドやパチョリなどの土っぽいアーシーな雰囲気もごく僅かに感じますが、全体的にはとても爽やかで上品さのある香りです。

火をつけるとお香らしい芯棒の煙臭さが加わりますが、上匂いがサッパリした印象なので、焚き香はスモーキーさが加わって落ち着きのある香りにまとまります。

残り香も他のお香と比較するとだいぶ強く、帰宅後に部屋の中に漂う良い香りにウットリすること間違いなしでしょう。同じようなスティックタイプのお香に「DUMBO」というものもありますが、そちらよりも残り香は強い印象でした。

女性人気No.1とのことで、それも頷ける逸品でした!まさに東南アジアの高級ホテルで焚かれているようなオリエンタルななんとなく東南アジアチックの香りです。嫌いな人はいないんじゃないでしょうか!

MYSTIC VOYAGE

(出典:apotheke fragrance)

ブレンド:カーネーション、クローブ、ナツメグ、パチョリ、ローズ、サフラン、バニラ、ホワイトペッパー、ウッド

後を引かないスパイシーさがクセになる香りで、東南アジアのお寺を訪れた時のようなエキゾチックさと、バニラやナツメグ由来な優しい甘みがあるオシャレな香りです。

火をつけると、スパイシーさが落ち着き、お寺のような古木を思わせる香りが加わっていきます。焚き香や残り香にもスパイシーさが残るので男性にも好まれるような香りだと思います。

頭がシャキッとする印象で、寝る前に使うというよりは、気分を変えたい時に焚くと良いです!

⬇︎お香のブランドは他にもたくさんあります⬇︎

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