【レビュー】 紙のお香「パピエダルメニイ」は注意が必要! 【オススメ・人気や使い方などをご紹介!】【火事と偽物の真相も…】

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厚さ0.2mmが変える香りの魔法!

お香といえば竹の心棒を使用したスティックタイプが有名ですが、世の中には「紙のお香」が存在し、その代表的存在が「パピエダルメニイ」です!

人気バラエティTV番組の櫻井・有吉THE夜会でも紹介されたことで一躍有名となりましたが、今回はめめこと目黒蓮バイアスを排除し、オススメの香りや使い方、注意点などを徹底的にレビューしていきます!

目次

紙のお香「パピエダルメニイ」とは?

1885年、フランスはパリにて創業されたブランド

ブランド名である「Papier d’Armenie(パピエダルメニイ)」とは、直訳すると「アルメニアの紙」という意味です。d’はフランス語で製品が生まれた土地や原材料の前につける語です。

最も有名なアイテムはやはり「紙の形をしたお香」です。

1885年、創業者となるオーギュストポンソはアルメニアを旅行中でした。そこの住民がアンソクコウノキ(Styrax benzoin)の樹皮を傷つけることで滲出してくるベンゾイン樹脂を採取し、家の中で燃焼させることで天然のお香・消臭剤として使っていることを知ります。

この慣習を自国フランスへ持ち帰り、パートナーであるアンリ・リヴィエとともに開発、製品化へこぎつけました。現在は、アンリのひ孫にあたるミレーユ・シュヴァルツが伝統的な製法を守りながら、調香師であるフランシス・クルジャンらと協同しながらこの紙のお香を継承しています。

アルメニアで伝統的に行われていた香りの慣習・技術を尊重し、このブランド名が冠されています。

▶︎ papierdarmenie.fr(フランス公式サイト)

紙のお香ができるまで

ラオスに自生するエゴノキ科のアンソクコウノキ(Styrax benzoin)という植物にナイフで切り込みを入れると、半年かけてゆっくりと樹脂が漏れ出てきます。これが「ベンゾイン樹脂」と呼ばれ、涙のような形で採取されます。

ベンゾイン樹脂とは?

前述のようにアンソクコウノキから採取され、その量は1本の木から年間で1〜3kgとのこと。

「安息香」とも呼ばれ、バニラのような杏仁のような甘い香りがします。

これを数週間かけてアルコールに溶かし、香料抽出物を加え、得られた混合物を特殊な紙に浸透させた上で感想、厳格な製品チェックを経て、ブックレットのような、ノートのような製品となります。紙に浸透させるなどのプロセスは手作業で行われているとのことで、かけている手間の凄さが伺えます。

加えられた香料抽出物によって全部で3種類の香りがあります!

使い方

ディティール

紙のお香が綴じてあるブックレット(冊子)はタテ5.5cm×ヨコ8cmと、一般的な名刺よりも長辺が少し短いサイズ感をしています。

このお香の紙を、1ページを3等分するように切り取って使いますが、1片あたりのサイズはタテ1.8cm×ヨコ8cm程度です。

また、全部で12ページあるため、全部で36回分のお香が綴じてあります。

燃焼時間は1片あたり約3分間が目安となっています。

着火方法

ブックレット(冊子)にはお香紙が3片で1ページになっているので、これを切り離して使います。

ミシン目の切り取り線がつけられているので、手で簡単に切り離せます!

そして切り離したものをアコーディオンのように蛇腹に折ることで、お香を置く場所との接触面積を減らし、空気に触れやすくさせます。

あとは紙の端っこの方にやさしく着火します!

ポイントなのでもう一度言います!隅の方にちょっこっと火をつけるだけで良いです!

私みたいにターボライターで勢いよく着火してしまうと、一瞬で燃えて灰になります…。

点火後も、「紙」という燃えやすい物質だけあって、燃焼の速度はかなり速めです。

風通しの良い場所では一瞬で燃え切ってしまうため、ある程度空気の流れは制限した方が長く楽しめます。

ちなみに純正のお香台(香炉)は、フタを被せることで空気を制限することができ、公式記載の3分間燃焼をさせることができるようになります。余裕があれば是非おすすめです!

香りのレビュー【全3種類の内、オススメは…?!】

パピエダルメニイの紙のお香は、全部で3種類あります。

それぞれ特徴があるので、全種類レビューしていきます。購入する時の参考になれば幸いです!

ちなみに、香水とは少し異なりますが、お香にも香りの変化があります。

  • 火をつけてお香を焚く前の「上匂い」
  • お香を焚いている最中の「焚き香」
  • 火が消えた後の「残り香」

この香りの違いや、移ろいを楽しむのもお香の醍醐味です!

TRADITION(トラディション)

火をつける前の上匂いは、バニラの甘さと軽いウッディースパイスを感じるバルサム調の香りがします。石鹸やベビーパウダーのようなパウダリーな印象もあるので、甘めですがほのかな強さで、疲れるようなクドさはありません。

バニラの甘さをメインとして、杏仁とかシナモンのようなスパイシーさもある「ベンゾイン樹脂」をダイレクトに感じることができるノートであり、伝統的な製法をそのままにしていることから「トラディション」と命名されています。

着火すると、バニラのような甘さはほとんど消え、ウッディーな薫香になります。上匂い(焚く前の匂い)の甘さはどこへいったの?というくらいスモーキー(というか紙を燃やしただけに近いにおい)になるため、180度香りのタイプが変わります。きっと苦手な方は苦手な香りです。

そして残り香では、着火前の甘さをほんの少し感じることができるという不思議な香りの変化の過程を辿ります。

残り香が比較的スッキリしてはいますが、お香として香りを楽しむというよりも、家の中の嫌な匂いを消すための消臭剤として使うべきかな、といった印象です。

ちなみに、パピエダルメニイの創業者の1人であるオーギュスト・ポンソは、アルメニアの原住民がベンゾイン樹脂を燃焼させて家屋の消臭・消毒をしていることを知り、フランスへこの慣習を輸入しました。ベンゾイン樹脂にはリラックスや鎮静効果の他にも、消臭・殺菌効果(エビデンスは不明ですが)があるとされており、パピエダルメニイよる消臭は本来の使い方に近いもののようです!

ROSE(ローズ)

世界的に有名な調香師フランシス・クルジャンとのコラボによって2009年にラインナップされた香りです。

ベースであるベンゾインに、華やかで上品なバラの香りをプラスした分かりやすい香りで、他の2種類とは異なってベビーパウダーのような雰囲気が少なく、グリーン系のフレッシュな主張が強い香りです。少しフルーティな感じもします。

火をつけると、紙由来の煙臭さ・スモーキーさが加わり、フレッシュさが消えてバラというかハチミツのようなハニー感が強まります。残り香にもそのニュアンスが残り、とても良い香りがします!

筆者は、点火後の香り(焚き香)に関しては3種類の中では「ローズ」が最も良いと感じました!

ARMENIE(アルメニイ)

この香りもフランシス・クルジャンとの共同開発で2006年にラインナップされました。

ミルラ、セージ、ラベンダー、シダーウッドが配合されており、こちらもベースとなるベンゾイン樹脂のバニラ感による甘さはありますが、それに洋書の古紙のようなウッディーさが少し強調された香りです。全体的に「TRADITION」を強くしたような香りです。

ミルラとは没薬(もつやく)とも呼ばれ、ミルラ(Commiphora myrrha)というカンラン科の樹木から採取される赤褐色の樹脂のことで、ムスクのような甘さとスモーキーかつスパイシーさを持った香りをしています。

火が消えた後の残り香では、やはりスモーキーさはありますが、火をつける前の香りを感じることができ、意外と甘めなニュアンスが残ります。全種類の中では香りが最も強く残っている印象でした!残り香を楽しむなら「アルメニイ」がおすすめです!

煙の量:わりと多め

紙が燃えているだけあって、発生する煙の量はかなり多めです。

締め切った空間では、部屋が少し白くなったと感じるくらい煙が出るので、必ず換気しながら使うようにした方が良いです!

全種類を通しての感想・注意点

火をつける前の状態だと、どれもとても良い香りがして、1ページ切り取って財布やスマホなどに忍ばせておくと、ふんわり良い香りを楽しむことができると思います。

その一方で、火をつけると想像以上にスモーキーな煙臭がするので、そのギャップに驚く方は多いと思います。これは紙が燃えることによるものだと思われます。お香としてこのアイテムを購入した場合、紙を燃やした煙臭さがどうしても合わない方もいるでしょう。期待値が高くてガッカリする方も多いはず…。実際に筆者もあまり良い香りだとは思いませんでした。

しかしその中でも、比較的に焚き香も良いと感じたのは「ローズ」だったので、リピートするのであれば筆者は「ローズ」を選びます。

単純にお香として楽しむのであれば「DUMBO」や「アポテーケ」といったスティックタイプのお香を手に取った方が満足感は高い印象です。

ただし、「パピエダルメニイ」は1回分が約3分間で燃焼しきる短時間型のお香なので、気分を変えたい時に向いているかもしれないですし、火をつけずに紙のままその柔らかい香りを楽しむには最高のアイテムだと感じました。リフレッシュ効果もあるので、お香というよりは消臭剤として、お部屋の印象を変えるのに使ってみてはいかがでしょうか!

筆者はせっかくなんでお財布に入れておきます!

工場が火事になった…?

2017年にパピエダルメニイのフランス生産工場が火事となり、同時にお香のレシピが焼失してしまったとのこと。

火を取り扱うお香ブランドの工場が燃えてしまうのは、どこか皮肉なようなやるせない気もします…。

それに伴ってパッケージのデザインが変更となっています。

さらに重要な点は、火事が起きる以前の香りを知っている方によると、お香の香りも少し変わってしまったという点。ブログ記事やレビューを見ていると、以前よりも良い香りがしなくなったとのことです。紙の厚みも薄くなり、燃焼効率も悪くなっているとまで評価している方もいました。

こういった事態から、巷では現在流通しているものが偽物ではないか、という情報も出回っており、混乱している方も多いと思います。

今回レビューしたのは正規ルートで購入したリニューアル後の製品となっています。いろいろと調べると2種類のパッケージが出てきますが、この記事の写真と同じものがリニューアル後の製品です。

香りの質が落ちたという「焚き香」は賛否両論あるかと思いますが、筆者の主観的にも少なくとも着火前の「上匂い」はとても良い香りがするので、気になったら一度手にしてみる価値はあるかと思います!

お香や香りのアイテムはこちらもチェック!!

フレッシュな、まるで香水みたいなお香「DUMBO(ダンボ)」⬇︎

東洋のエスニックなニュアンスが心地よいお香「APFR(アポテーケフレグランス)」⬇︎

世界一有名なお香界のユニクロ的ブランド「HEM(ヘム)」⬇︎

持ち運んでどこでも焚けるマッチ型のお香「hibi(ヒビ)」⬇︎

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