世界一有名なHEMのお香「プレシャスチャンダン」レビュー 【コスパ最強で誰もが虜に】【体に悪いって本当?】

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お香の代名詞といえばコレだ!

「HEM(ヘム)」というインドのブランドが展開する本場のテイストを詰め込んだエスニックなお香「チャンダン」。

お香を始めたい方にも、アポテーケなどのハイブランドからお香の世界に入った方も、そういえばドンキでよく見るやつだなという方も、色々な方にオススメなその理由をレビューしていきます!

目次

「HEM」のお香とは?

インドのユニクロ並み有名お香ブランド「HEM」

総人口で中国を追い抜き、今やノリノリの確変状態にある大国インド。そこで1983年に設立されたお香ブランドが「HEM(ヘム)」です。

今では世界70カ国で愛用されており、インドの手工芸品ブランドを総括する最高機関である手工芸品輸出促進協議会(EPCH)で2008年から2011年までの3年間連続でトップ輸出企業ブランドとして選ばれたという経歴を持ちます。

また、HEMの製品はISO9001の認証を得ており、高品質な製品を取り扱うブランドとしてのシステム管理がきちんとしているという安心感のあるブランドの1つ。デザイン・研究開発・製造など各段階でのインフラが整っており、製造プロセスごとに厳しいテストを設けることで、製品の品質の高さを担保しています。もちろん本場の調香師もいます。

お香だけがピックアップされがちですが、他にもアロマオイル、アロマキャンドル、ポプリ、石けんなど様々な香りのアイテムがラインナップされています。全て集めるとアイテムの数は400種類以上!

今や世界最大の大国となったインド。インドと言えばの連想ゲームで、マハトマ・ガンディーが思いついたアナタ、時と知識が止まっているので「HEM」のお香を焚いてチャクラを開いた方が良いですね(笑)!

HEMのお香の種類

「HEM」といえば、特徴的なのが六角形の形状をしたお香の外箱(パッケージ)。ドンキなどにも売っているので見たことがある方は多いんじゃないでしょうか?

そのお香の種類もなんと200種類以上あるとされており、フローラルを感じる甘めのものから、スパイシーだったりスモーキーだったりウッディだったりと少しずつ特徴のある香りが揃っています。中でも最も有名でオススメなのはフラッグシップコレクションである「PRECIOUS(プレシャス)」シリーズ。

お香のタイプも「バンブースティック(棒状)」や「コーン(円錐状)」などがあるので、スティックタイプの芯材が燃えるスモーキーさが苦手な方はコーンで焚いても良し。気分や好みやシーンに合わせて様々に楽しむことができます!

人気ランキング

SNSやECサイトでの人気商品、ブログ記事などから人気な香りを集めてみました!

第1位 PRECIOUS CHANDAN (プレシャスチャンダン)

HEMといえばやっぱりこれ。迷ったらとりあえず「プレシャスチャンダン」を買っておけば、HEMがどんなテイストの香りを扱うお香ブランドなのかを知ることができるし、ただの白檀ではない香りの深みにウットリびっくりすること間違いなし。

この記事の後半では実際にどんな香りがするのかを詳しくレビューしています!

第2位 PRECIOUS FRAGRANCE (プレシャスフレグランス)

ムスクを感じるやさしい甘さと、スパイシーさのバランスが良いアロマフレグランスのような香り。焚き香も煙感が少ないので好き嫌いが分かれにくいタイプかと思います。

第3位 PRECIOUS JASMINE (プレシャスジャスミン)

ジャスミンの花を思わせる甘めのフローラルノート。とても良い香りですが強めの香りなので、それがきついと感じる方はまずは「PRECIOUS MOGRA(プレシャスモグラ)」を試してみても良いかも。モグラはジャスミン系統の夜に咲く花でありジャスミンサンバックとか茉莉花とも呼ばれます。ジャスミンよりも爽やかな香りが特徴。

第4位 RAIN FOREST (レインフォレスト)

雨の森林を思わせるウッディな香り。甘さはほとんどなく、スースーするスッキリした香りなので短時間で気分を変えるのにピッタリ!線香っぽさがあるので甘めのものがお好きなら他のをチョイスしましょう。

第5位 MOON (ムーン)

樹脂由来のバルサム系統の香りで、パウダリーな甘さとエキゾチックなスパイシーさがブレンドされた神秘的な香り。MOONの名の通り、寝室などで寝る前に焚いている方は多いよう。ただし上匂いから男性化粧品のトニックのような香りの印象はあるので、そういったのが苦手な方は避けた方が良いかも。

第6位 ALL SEASONS (オールシーズン)

金木犀を思わせるような、メイプルシロップや綿あめのような甘さをまとった香り。そこにオレンジのような柑橘感も感じます。上匂いよりも点火後の焚き香の方がまろやかになるので、ゆっくり焚きながら香りを楽しむのに向いています!こちらも密かな人気を集めており筆者個人的にもオススメ!

第7位 NIGHT QUEEN (ナイトクイーン)

月下美人の花の香りをイメージしたとされており、グリーン調だったりシトラスの爽やかさを感じる、さっぱりした甘さのある魅力的な香りをしています。香りの複雑さで言うとHEMの中でも上位。

第8位 COCONUT (ココナッツ)

甘いココナッツの香りを楽しみたいならこれ!甘さの中にもグリーンのフレッシュさとウッディな印象もあるので、他のブランドのココナッツ香とは若干ニュアンスが異なります。このココナッツの香りが好きでリピートしている人も多い人気のタイトルです。

第9位 GANESH (ガネーシャ)

ローズやライチをベースとしたフローラルの甘さがあり、他にも紅茶のようなスパイシーさもあってとても調和のとれた香りです。隠れた傑作と言われるのも頷ける香りです。

第10位 WHITE SAGE (ホワイトセージ)

ホワイトセージはインドではお祝いの儀式の前に空間の浄化のために使われている縁起物。ハーブ調の香りで線香っぽさは拭えませんが、空間を浄化するという意味で焚くのは○。リピーターは多いようです。「SAGE(セージ)」の方が軽くて柔らかさがあるのでそちらから試してみても良さそうです。

どこで買える?

楽天やAmazonなどのECサイトはもちろんのこと、大抵のアジアン雑貨店や商品ジャングルのドンキホーテなどの実店舗にも置いてあることが多いです。手に入りやすいのがHEMのお香の良いところです!

世界一有名な「プレシャス チャンダン」のレビュー

「チャンダン」とはヒンドゥー後で「白檀」という意味。日本でもよく用いられている香りで、英語ではサンダルウッドも呼びます。古来よりインドではチャンダンは神聖なものとして捉えられており、縁起の良いもの。

ディティール

今回購入したのはバンブースティックタイプのお香(インセンス)です。

香料部分が黒いので体に悪そうな印象を最初に持ってしまいますが、天然成分のみで作られています。換気はしながら焚きましょう!

HEMはインドのブランドですが、スティックのサイズや太さに大きなバラつきはなく、均一な仕上がりです。製品のクオリティはかなり高いです。

スペック
  • インセンスのサイズ:長さ20cm
  • 燃焼時間:1本あたり約30〜40分

HEMのお香はセットやセレクションによってエコノミーパック(本数が多い四角い箱パッケージ)、ヘキサゴナル(六角形の箱パッケージ)などがあります。収められている本数や長さが若干違うものがありますが、お香のスティックそのものに関してはほとんど同じで、基本的には上記のスペックの通りです。

スティックタイプなのでサイズが大きめのお香立て(インセンスホルダー)が必要です。

煙の量が多いというレビューが多いですが、筆者としてもやはり多いように感じます。ただしダンボやアポテーケなどの他のスティックタイプのお香と比べても同じくらいの量なので許容範囲内です。

また、点火直後に一瞬黒い煙が出ることもありますがすぐに白くなります。煙の性状はメイドインジャパンのお香とほとんど一緒です。

どんな香り?

火をつける前の「上匂い」は、チャンダン=白檀というだけあって白檀の香りはしっかり感じますが、その他にもナッツやフローラル由来の甘さを感じます。世界的に有名なお香なのでどうせシンプルなんだろうと思ってみれば、意外と特徴のある想像以上に複雑な香りをしています。

石鹸のような爽やかさなので、日本人にも好まれる種類だとは思いますが、甘さに若干のクセがあるので、それが強烈だと感じてしまう人も中にはいるように思います。また、サンダルウッドといえば思い浮かぶのはお寺ですが、お寺で焚くような線香とは異なった独特の香りがします。アジアン雑貨店などで香ってくる匂いと言えばそういうイメージもありますが、アジアの悪い意味での臭さは全くイメージされない上品なフレーバーです。

火をつけると、焚き香はさらに白檀の香りが薄れ、ナッツの甘さがより強くなります。その甘さに芯材の燻ったスモーキーさが加わるので、双方のデメリットをうまいこと中和してクセのない軽い甘さの香りに早変わりします。

「残り香」もある程度しっかり感じるので、すっきりとした軽い甘さの残るとても良い香りを長時間楽しむことができます。全体的に白檀の主張はそこまで強いようには感じませんでした。

この値段でこれだけ複雑みのあるお香を楽しめるのはかなりコスパが良いと感じました!

HEMのお香は危険?人体に有害?

そもそもお香というグッズは少なからず人体にとって有害な一面を持っています。

大貫らの2015年の論文では、一般的なお香・線香を燃焼させると48種類の物質が放出され、その中には発がん性のあるベンゼンや人体に有害である1,3-ブタジエンなどが含まれることを明らかにしました。

厚生労働省の資料を併せて確認すると、お香燃焼時のベンゼン濃度推定値の平均は7.3〜29.4μg/㎥(6畳一間で1時間燃焼の場合)であり、喫煙室内のベンゼン濃度平均値23.4μg/㎥と比較してもそれと同程度となる可能性もあることを示しています。1,3-ブタジエンに関しても、喫煙可能なクラブでの測定濃度0.3〜2.7μg/㎥とすると、お香燃焼時には4.8〜14μg/㎥も発生していることが分かりました。

近年では天然成分の使用や独自の技術により有害物質の発生が少ないお香が増えてきています。よって有害性の程度についてはお香の種類にもよるとは思われますが、物質が燃えていることに変わりはないので、有害物質が少なからず発生していることを念頭に置いて使用することが重要です。

また、日本製品と海外製品に違いがあるのかという点ですが、今回の「HEM」のお香は、インドの中でも最も有名なお香の一つであり、1983年から70カ国で使われています。形状も日本のお香(インセンス)とほとんど変わらず、公式サイトでも天然成分のみを使用しているとか有害な成分は一切排出されませんとの記載があり、一定の品質と信頼性を持ったお香ブランドであることは間違いありません。

驚くほど安価で販売されているのは、ユニクロばりの大規模製造が故であり、海外製品だからと過度に神経質になる必要はないとは思います。

厚生労働省の資料でもお香の使用は危険だから禁止!とは書かれていません。危険だからお香を使うのをやめる!のではなく、できるだけ安全な方法で使うことが大切です。

安全にお香を楽しむために、使用する場合には「長時間焚かない」「換気をこまめにする」ことを意識して使用しましょう!

楽しいお香ライフを!

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