【レビュー】 キャリーザサン ミディアム ウォームライト 【ソーラー充電で防災にもなる】

【レビュー】 キャリーザサン ミディアム ウォームライト 【ソーラー充電で防災にもなる】

この世LEDライトの中で、最も薄く持ち運べるのが「キャリー・ザ・サン」のソーラーライトです!

アウトドアでの使用はもちろん、太陽光電池なので防災用品としても活用できます!

エコな薄型太陽を持ち運べ! キャリーザサン ミディアム ウォームライト 【防災にもなる】


 

スペック(ミディアム / ウォームライトの場合)

  • サイズ:<使用時>11×11×11cm、<収納時>21×11×1.2cm
  • 明るさ:<弱>10ルーメン、<中>20ルーメン、<強>100ルーメン
  • 照射時間:<弱>72時間、<中>42時間、<強>10時間
  • ソーラー電池:リチウムポリマー電池1200mAh、直射日光7~9時間でフル充電、約500回繰り返し充電可能
  • 防水防塵:IP67
  • 材質:PET、糸を織り込んだヨットのセイル生地を使用
  • 推奨使用環境:-15~50℃

 

サイズ

キャリーザサンのライトには、「ミディアム」と「スモール」の2サイズがありますが、よく知られていて使いやすいのは今回紹介する「ミディアム」です!

 

色味は2種類+1種類

光源の色味は「暖色(ウォームライト)」の他に「白色光タイプ(クールブライト)」もあるのでそちらも要チェック!


7色に変化する「レインボー」カラーのバージョンもあります。


ベルトのカラーもホワイトの他にブラックやオレンジもあるので好みに合った選択肢が用意されています。

 

明るさ

明るさは3段階あり、弱は10ルーメン。

中は20ルーメンであり、弱と比べると、少しだけ明るくなります。

アウトドアでは、弱・中はテント内など手元を照らしたい場合や多少の灯りを必要とする場合に便利です。

強は100ルーメン。明るさとしては、メインランタンとしては不十分ですが、ソロキャンプなどで焚き火の他にサブ光源が欲しい場合などには便利です。

その他の色々なランタンとも比較してみました。

ソーラーパネル部分以外の立方体の5面に反射するため、10ルーメンや100ルーメンという比較的光量の低い明るさであっても他のランタンより明るく見えます。

いくつか使用することで雰囲気たっぷりの空間を作ることもできちゃいます!

(出典:https://www.instagram.com/carrythesun.jp/)

 

照射時間と充電

ソーラー発電の割には電池持ちはかなり良好で、フルパワーの強モード(100ルーメン)でも10時間は電池が持ちます!

日中ずっと充電しておけば、一晩中灯りが消えることはありません!

その代わりにフル充電までに約8時間(スモールサイズであれば6時間)はかかるので、朝から日光にしっかり当てておきましょう。

 

防水と防塵性能

IP規格という国際保護等級の認定を受けており、「IP6(粉塵に対する完全な保護)7(水深1m程度で30分間という一時的な水没に対する保護)」という非常に高性能な保護性能を有しています。

雨などの少量の水に対しては問題ありませんが、公式サイトでは水に沈めないで下さいとの文言がありますのでご注意を!

 

ディティール

使い方はボタンを押すだけ!

トップ面のソーラーパネル右下にある電源ボタンを押すと、①充電残量表示、②弱モード、③中モード、④強モード、⑤点滅、の5段階で変化します。

 

組み立てと撤収方法

トップとボトムにあるベルトを左右に引っ張ることで簡単に展開可能です。

 

充電残量表示

ソーラーパネルが太陽光を感知すると自動的に充電残量のランプが点灯し、充電量のパーセンテージによって4つの内どれかのランプが点滅することで現在の充電量をひと目で確認することが可能です。

また電源ボタンを1回押すことでもランプが点灯し、充電残量が分かるようにもなっています。

 

空気穴つき

側面の1カ所には空気穴が開いており、折りたたみやすくなっているだけでなく、内部に水分が浸入してしまった場合にも乾燥させやすくなっています。

 

レビュー

オススメポイント

パッキング力が優秀

収納時は1.2cmとかなり薄くなるため、パッキングのしやすさはランタンの中で最高かと思います!

 

意外と明るい

ソーラーパネル以外の5つの面にはタテヨコ斜めにビニール紐のような繊維が編み込まれており、そこに光が当たることで乱反射するためか数値以上に明るい印象です。

ランタンやライトを購入する時、そのランタンの光源の「向き」を注意しないと思ったよりも明るくならないといった事態に陥りがちですが、立方体の5面が光源となっているため、前後左右上下ほぼ死角なく全体を照らすことが可能です。

 

耐久性はありそう

丈夫なヨットのセイル生地を使用し、縫製には耐UV糸を使用するという妥協を許さない頑丈さで、プロのアルピニストも使用している本格仕様です。

私もこれまでにキャンプで10回以上、その内何度も雨の中で使用しましたが、全くヘタる様子はありません。

折りたたんだ際に最も負荷のかかりそうな三角形のトップ部分も、片方は空気穴が開いているのでうまく負荷が分散され、他方も穴が開きそうな様子は全くありません。年単位で使用していける製品だと思います。

 

ソーラー発電

日光に当てておくことさえ忘れなければ、電池や電力が不要なので経済的かつ防災用品としても活用できます。

スッキリした晴れの日ではなくても、多少の曇り程度であればランプが点灯して充電していることが確認できました。

電池や充電器などの余計な荷物が増えることもなく、極力荷物を減らしたい方にもオススメです!

 

海外の友人へのお土産にも良いかも

日本の伝統芸である「折り紙」を連想させるような構造とギミックですので、いかにも日本らしいデザインはきっと海外の方には特に喜ばれるのではないでしょうか。実用性も抜群なのでお土産にもとてもオススメです!

 

残念なポイント

充電に時間がかかる

充電方式がソーラー充電というのは大きなメリットですが、フル充電までの時間が7~9時間と結構かかります。

天気が悪い日などにはさらに時間がかかる可能性もあり、前もって充電しておいたり、朝から充電しておくなどの使い方の工夫は多少必要かもしれません。

私はキャンプの日には朝から車のダッシュボード上に置いておき、夜に使用できるように準備しています(車内温度が推奨使用温度の50℃を超えないように注意は必要です!)。

 

値段が高い

サイズにもよりますが、税込み3000~4000円するので、ランタンやランプを重要視していない方は少々高価だと感じるかもしれません。

耐久性もあってそれに見合った機能性ではあり、ある程度の所有欲も満たしてくれるので、その辺りを考慮しても購入する価値はあると個人的には思います!

また、後述しますが同ブランドは発展途上国への支援も行っており、その分も価格に上乗せされているのだとは思います。

 

キャリーザサンとは 【選び方】

SDGsを始めとする地球環境と、人間双方のwell-beingを達成し、人々の心に灯りを灯すというポリシーを掲げる株式会社Landportが展開するブランドです。

キャリーザサンの代表的なアイテムと言えば既出の「ソーラー充電式ランタン」です。

発展途上国への支援などにも力を入れており、公式サイトでソーラーランタンを購入することで、それに対応した個数のソーラーランタンを途上国へ寄付しているそうです。

リサイクルのシステムも構築されており、SDGs的な観点から見ても地球にも人にも優しい製品づくりを心掛けているようです。

ミディアム以外にもスモールサイズ(8.8cm四方)のキャリーザサンライトがあり、前述のようにカラーも「ウォームライト」「クールブライト」「レインボー」の3種類があります。

ベルトの色も含めると考慮する点は3つ!

  • サイズ:ミディアムorスモール
  • 光源のカラー:ウォームライト(暖色)orクールブライト(白色)orレインボー(7色)
  • ベルトのカラー:ホワイトorブラックorオレンジなど

TPOによって使い分けてみては?!



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