フィンランドで生まれたおすすめ雑貨ブランド11選 【通販でも買える!北欧雑貨を深堀り②】

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ムーミンやオーロラ、フィヨルド、首都ヘルシンキなどが有名なフィンランド。近年では文化のひとつとしてサウナも有名です。

フィンランドにも北欧雑貨の代表地として有名なブランドや雑貨が数多く存在します。

北欧最北端ということもあり、国土の4分の1は北極圏に位置する極寒の地。

自然と湖に囲まれた風土で生まれたブランドのデザインには、極寒とはうって変わってどれも温かみがこもった素朴さが感じ取れます。

そっと生活に寄り添うような北欧雑貨の数々をご覧ください!

目次

フィンランド発のおすすめ雑貨ブランド11選 【通販でも買える】

Marimekko(マリメッコ)

ちょっとした雑貨好きであれば知らない人はいない超有名ブランドも、実はフィンランドのブランドです。

創業者であるアルミ・ラティアが、夫であるヴィリヨ・ラティアが創業したPrintexというプリント会社に入社し、その会社の最初のデザインをデザイナーのマイヤ・イソラへ依頼しました。

マイヤ・イソラが提案した「アムフォーラ」というデザインは、それまでの慣習を一新するかのような独創的なデザインや色使いであり、これを生かさない手はないということで世界へ向けたファッションショーを開催、そこで世間の耳目を集め、服は飛ぶように売れ、1951年に会社は正式にマリメッコという形で設立されました。

(公式オンラインストアより引用・改変)

ブランド名の由来は「マリのドレス」。

1960年の米大統領選でジョン・F・ケネディ夫人のジャクリーンが好んで着用していたことでさらに有名となりました。

マリメッコと言えば、雑貨よりもデザイン自体がとても特徴的です。

様々なデザイナーを有しているため、その特徴的な柄の種類も数多く見受けられますが、特に有名なのが、ポピーの花をモチーフにした「ウニッコ」、不均一のドット柄が羅列された特徴的な柄である「ラシィマット」、線画の技法を用いられた細かい線で描かれた柄である「シィルトラプータルハ」などが有名です。

ウニッコ(unikko)はおそらく全デザインの中でも最も有名なもので、ポピーの花弁をデカデカとあしらったデザインであり、マイヤ・イソラがデザインしたものです。

ラシィマット(Rasymatto)とは、古いコテージに敷かれたラグからインスパイアされた「使い古されたボロボロのラグ」という意味合いを持ち、不揃いなドット柄が特徴的です。

2003年よりマリメッコでデザインを行っているマイヤ・ロウエカリがデザインしたものです。

シィルトラプータルハ(Siirtolapuutarha)は「市民菜園」という意味を持ち、草木が生い茂った庭園のごちゃごちゃした感じを、線画技法で細かく美しくデザインに落とし込んだものです。

こちらもマイヤ・ロウエカリのデザインの1つ。

他にも、先述のマイヤ・イソラがデザインした「キヴェット」「カイヴォ」「ロッキ」、エルヤ・ヒルヴィの「ルミマルヤ」。

さらに日本から参加するデザイナーの脇阪克二がデザインした「ブーブー」、石本藤雄の「オスチャッキ」など、ひと目みればマリメッコだと分かるような独創的なデザインが目白押しであり、きっとお気に入りのデザインを施した雑貨を見つけることができると思います。

公式サイトはこちら ➡︎ Marimekko(マリメッコ) 日本公式オンラインストア

iittala(イッタラ)

1881年にフィンランド南西部イッタラ村でガラス工房として設立されました。

数多くのデザイナーを擁し、そのデザインを工房の職人達が形にするというスタイルで他に類を見ないデザイン性のガラス製品を世に生み出しています。

鉛を使わない製造方法を採用しており、安全性も高いことで有名です。

人気デザインの1つが、フィンランドで最も有名なデザイナーの1人であるカイ・フランクがデザインしたシンプルで実用的な美しいグラス「Kartio(カルティオ)」。カラバリも豊富でどれも嫌味にならない淡い色味で人気のロングセラーアイテムです。

こちらは真珠のように煌めく朝露のしずくを意味する「Kastehelmi(カステヘルミ)」。オイバ・トイッカによるデザインです。

水の波紋からインスピレーションを得た「Aino Aalto(アイノ・アアルト)」。

キッチン雑貨だけでなくインテリア雑貨なども取り扱っており、世界最高峰のガラス製品の美しさに魅了されてみましょう。

公式サイトはこちら ➡︎ iittala/Arabia 公式通販サイト

lovi(ロヴィ)

2001年に、フィンランドのフリーランスデザイナーであるアンネ・パソが、クリスマスツリーの飾りをプラスチックではなく木製で作ろうと思ったことがブランドの始まりです。その後2006年に設立されました。

全ての雑貨製品はPEFC森林認証プログラムに認定されたフィンランドバーチ(白樺)を100%使用しており、口に入れても安全な塗料を使用しています。

またその売り上げの一部を植栽活動に寄付しているため、森林にも優しく環境保全に貢献しています。現在までに4万本もの木が植えられてきたそうです。

ペーパークラフトというか3Dパズルのような雑貨がメインで、プライウッド(合板)のパーツを組み立てるだけで簡単に作ることができる、立体のツリーや、鳥やイルカなどのアニマル、グリーティングカードなどのオブジェが有名です。

北欧では白樺が祝い事の席で重宝されるということもあって、結婚式の招待状やウェルカムボードの他、誕生日などに贈っても喜ばれるかもしれません。

公式サイトはこちら ➡︎ lovi ロヴィ

STUDIO HILLA(スタジオヒッラ)

ヒッラとはフィンランド語で「クラウドベリー」のこと。

クラウドベリーとはフィンランドに自生する甘いオレンジ色のベリー(木の実)のことであり「森の宝石」とも呼ばれています。

森が生活と共にあるフィンランドの人々にとってベリーは身近な存在であり、そんなベリーの様に、フレッシュで生活の身近な存在となるように、という願いを込めてこのブランド名が設定されました。

2015年に設立されたデザイナーズグループであり、様々な文化や感性、日常からインスパイアされたデザインの数々が、靴下から始まってお弁当箱や母子手帳ケースに至るまで、生活に身近な雑貨アイテムに落とし込まれています。

なんといっても数十種類を超えるデザインパターンの数々が総柄でとても可愛らしく魅了されます。

(出典:STUDIO HILLA)

公式サイトはこちら ➡︎ STUDIO HILLA -スタジオヒッラ-

HILE(ヒレ)

ブランド創始者のヒリヤ・ニッカネンは芸術大学と経済大学を経て工業デザインの修士号を持つ博識者。

加えてシェフやレストランマネージャーを務めた経歴もあり、その経験からブランドコンセプトは食文化の影響を多大に受けています。

製品開発者や製造会社、従業員視点からも製品づくりに情熱を注いでおり、オシャレなカフェ経営者や趣味でマイホーム喫茶店の店長をされている方々は避けては通れないブランドの1つかと思います。

代表作である『KAPU』はコーヒー愛好家に喜ばれるような軽量スプーンとパッケージキーパーの二刀流をスタイリッシュにこなす名雑貨。

他にも山形に湾曲したコーヒーフィルターホルダーの『Sola』なども有名です。

家具ビジネスの分野におけるスペシャリストとして知られるデザイナーのティーム・カルフネンと協働で、秀逸なデザインの雑貨の数々を発信しています。

(出典:hiledesign)
(出典:hiledesign)

公式サイトはこちら ➡︎ hiledesign.fi/en/

magisso(マギッソ)

2008年設立の比較的新しいブランドで、当初よりデザイン性の高さから数々の賞を受賞しています。

日本で言うとセルテヴィエのように、シンプルでありながらも少し「ひねり」を加えたようなユニークで楽しいキッチンツールが名物です。例えば、カラフェやマグカップにテラコッタ(素焼き)を採用することで、器を水に濡らしておけば気化熱によって冷却効果を発揮するというものや、形状が特徴的なケーキサーバー、牛乳パッククーラーなどです。

メタリック系の雑貨が好きな方には、magissoでしか見たことが無いスクイーザー(レモン絞り器)もオススメ!

aarikka(アアリッカ/アーリッカ)

創業者のカイヤ・アアリッカが、ヘルシンキ芸術デザイン大学の卒業製作で織った天然色のドレスに合うボタンを、ジャカランダの木片から自作したことがこのブランドの始まりと言われています。

1954年に夫のエルッキ・ルオコネンとともに手づくりボタンの会社を設立し、木製の小物を中心とした老舗雑貨ブランドへと成長させました。

ボタンよろしく、ブランドのアイコンは「丸い木の玉」。

アクセサリー雑貨とインテリア雑貨に二分され、トレンドを意識しつつも従来からある木のぬくもりを感じさせる丸っこくてかわいいデザイン理念からは逸脱することなく、そのモノづくりを継承しています。

一番人気は木の玉を集めて作った羊のオブジェ『PASSI』。

公式サイトはこちら ➡︎ aarikka.com

FINARTE(フィンアルテ)

1985年にデザイナーのエイヤ・ラシンマキが設立したブランド。

使い古したシーツなどを割いて布にする、フィンランドのカレリーエン地方に伝統として残る「ポッパナ織り」という、日本で言う裂き織りのような技法がベースとなっています。

ラグの生産工場はインドにあり、インドの手工芸品メーカーと協働してラグ製品を中心に取り扱っています。

デザインにはデザインユニット「サーナ ヤ オッリ」を起用し、カジュアルかつ洗練されたデザインと、その品質の高さからフィンランドの公的機関でも使用されています。

公式サイトはこちら ➡︎ finarte.fi

Kewin Oy(ケウィン)

Oyとはフィンランド語における有限会社の略語。

フィンランドの都市タンペレに工房を構える1975年設立のブランド。

幸せを運ぶという言い伝えがある、森に住む妖精「トゥントゥ」をモチーフにしたオブジェや雑貨が人気です。

(出典:lune-deau)

木材や羊毛などから環境に優しい素材によって1つ1つ手づくりで作られる人形達は、見ているだけで幸せになれるような可愛さです。

スノーマンやスキースタイル、クリスマス限定デザインなど種類が沢山あるため、コレクターズアイテムとして人気があり、世界各国で愛されています。

DEKORANDO(デコランド)

2007年に設立された首都ヘルシンキのデザインブランドです。アンネ・ウラモ、エリナ・クナス、サリー・カネルバの女性3名が主に運営を担い、LOVE FOR 「NATURE」「HANDCRAFT」「PEOPLE」という3つのコンセプトを掲げ、デザインや素材の良さを多方面へ伝える役割も担っています。昨今話題のSDGsやESGといった分野にも設立当初から力を入れているブランドの1つです。

ニュージーランド産ウール100%のフェルトボールを採用し、ありそうで無かったその素材感を活かしたカラフルなポットマット(鍋敷き)やコースターが有名で、その他にもキッチン雑貨、インテリア雑貨などを展開しています。

フェルトは耐熱性や耐久性も高く、直接火にかけても燃え上がることが無い素材です。機能性の面でもデザインに劣ることはない実用性を持ち併せています。手に取ってみると肉厚なフェルトの気持ちよさに驚くこと間違いなしです。

COME TO FINLAND(カムトゥーフィンランド)

2005年にヘルシンキのダウンタウンでウインドウショッピングをしていたマグナス・ロンデンは、とある衝撃的なものと出会いました。

それはコレクターにより保管されていたポスター。

彼は、そこに描かれたフィンランドの文化遺産に魅了され、「ポスターハンター」として生きていく人生を決意。後にブランドを設立することになります。

1930年~1950年代のポスターデザインを復刻したもので、レトロでありながらそこにキャッチ―に映し出される森や湖であったり、民族衣装であったり、短い夏であったりといったフィンランドの文化の数々は、全部集めてフィンランドを知り尽くしたくなるような、コレクター魂を揺さぶられる魅力があります。

額縁に入れてもいいし、そのままワイルドに壁に貼り付けてもいいし、部屋の一角はもはやヘルシンキのダウンタウンに早変わりします。

(出典:Come to Finland)
(出典:Come to Finland)

公式サイトはこちら➡︎ Home – Come to Finland

まとめ

フィンランドの雑貨ブランドは、その文化に根付いた思想や風習、生活スタイルなどの影響を受けているものが多く、デザインのパターンは奇抜ながらも生活に寄り添うことをコンセプトとしている場合が多いです。

是非、あなたの生活にもフィンランドのテイストをプラス(ちょい足し)してみてはいかがですか?

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