香りは記憶に残るから、こだわりの香りを手に入れてみませんか?
友達が家に遊びに来る時、またはママ友達と我が家でお茶会をする時、さらには彼氏・彼女を自宅に呼んで、今まさにORANGE RANGEのラブパレード状態の時、
そんな時に我が家に良い「香り」がするように、何かオススメの芳香剤はないかな~とお探し中のあなた。
量販店のやつだとトイレみたいな匂いがするしな~と思ったことはありませんか?
そんなあなたに贈る、上品で万人受けする「サンタマリアノヴェッラ」の「ポプリ」をご紹介します。
サンタマリアノヴェッラとは?
「サンタ・マリア・ノヴェッラ」は、イタリアのフィレンツェ市街の一角にある「香り」のアイテムを取り扱うブランドです。
その起源は古く、元々は世界最古の「薬局」として開店したのが始まりです。
その昔、フィレンツェへ移住してきた修道僧たちが、自ら栽培した草木を調合して薬剤を作ったことが始まりだと云われています。
修道僧たちの活躍により修道院はやがて教会となり、教会がついには薬局となりました。
その歴史的な由来もあってフィレンツェにあるサンタマリアノヴェッラ本店は教会の内部を店舗としています。
最も有名なオーデコロンはその数なんと数十種類にも及び、誰もが一度はその名を耳にし、目にしたことがあるのではないでしょうか。
➡︎ すべてのオーデコロン | 【公式】サンタ・マリア・ノヴェッラ オンラインストア
現在はネットでも一部の製品は購入することができますし、実際に匂いなどを確かめたい場合は、日本にも関東圏を中心として提携実店舗がいくつかあります。
「ポプリ」ってなに?
サンタマリアノヴェッラにおける香りの製品はいくつもありますが、そんな数あるアイテムの中でも、時代を問わず老若男女に愛されているド定番の1つが今回ご紹介する「ポプリ」です。
「ポプリ」とは何か?初めて聞くという方も多いでしょうが、Wikipediaで調べてみるとこんな風に記載があります。
花や葉・香草(ハーブ)、香辛料(スパイス)、木の実、果物の皮や苔を、精油またはポプリオイルなどの香料とともに混ぜ合わせて容器に入れ、熟成させて作る室内香のひとつ。
語源はフランス語で「ごった煮」を意味したpot pourriに由来する。
つまり木の実や果物、葉っぱなどを独自の調合をした香料の中に突っ込んで、香り付けしたものです。
オイルなどの香料が揮発する際に発生する香りを、変化していく見た目と共に楽しむことができるお洒落なアイテムなのです。
サンタマリアノヴェッラ 「ポプリ」 レビュー 【お家をもっとイイ匂いに! そこらの芳香剤じゃ満足できない貴方へ!】
種類
ボックスタイプのものや、サイズも何種類かあります。
違いは「パッケージングの方法」と「内容量」だけで、中身はどれも同じものなのでご安心を。
自宅用だったり、プレゼント用だったりでお好みのものを選べるようになっていますが、そのラインナップはざっと7種類。
- プレゼントにも良いメジャーなボックスタイプは①Lサイズ150gと②Sサイズ70gの2種類。
- 詰め替え用かつ中身だけ使う人用の③袋パウチタイプ100g。
- カバンなどに入れてほのかに香る④シルクサシェ40g。ポプリを入れた内袋に針で穴を開け、ほのかに漂う香りを楽しむタイプです。こちらはサシェ(巾着袋のようなもの)にサンタマリアノヴェッラのロゴが刺繍されており、カラーリングも「ボルドー」「グリーン」「ブルー」の3種類から選べます。
- ライトグリーンが可愛らしいシンプルな⑤シルクパース(ポーチ)90g。
- 陶器壺の中で熟成されて香りの変化も楽しめる⑥アルバレッロ200g。
- アルバレッロよりも手に入れやすく、見た目も可愛い⑦テラコッタポプリポット70g。
- 公式サイトのラインナップには現時点では見つかりませんが、Amazonや楽天市場ではこの他にもプレート状の「タボレッタ」や「ソープ」「オーデコロン」なども取り扱いがあるようなので、物欲センサーが働いてしまった人はぜひとも探してみて下さい!
ポプリの見た目・ディティール
いくつか種類がある中で、中身はどれも全く同じなので、どうせ容器に出すからということで「袋パウチタイプ100g」のものをレビューします。
写真はベージュに紋章のシンプルなパッケージですが、現在はリニューアルされています。デザインのモチーフはフィレンツェの旗艦店にあるサラ・ヴェルデの間にある装飾に由来しており、より荘厳な見た目となっています。(現在所有しているポプリを使い終わってこれを購入するのも楽しみです。)
(出典:サンタマリアノヴェッラ公式サイト)
袋を開けて、中身を出すと写真⬇︎のような感じになっています。雨後の森の地面のような見た目です。
大小さまざまな形をした葉っぱや木の実など湿った植物が沢山出てきますが、この草木はフィレンツェの丘で採取された純イタリア産の植物たちです。
葉っぱや木の枝が捻じれて最初は虫みたいに見えるのでギョッとするかもしれませんが、すんごく念入りに調べてみても、虫などは全く入っていないので安心して下さい。
袋から出した直後は香料・オイルをたっぷり含んでおり少ししっとりと湿っています。
これが空気に触れて染み込んでいるオイル揮発することで、とても良い香りが漂います。
少しずつ乾燥していき、それに伴って徐々に香りが薄くなってきます。
シルバーのプレートやトレーなど、雰囲気のある容器に出すことで見た目もオシャレに楽しむことができます。
アジアンテイストのインテリアなどにもマッチしそうな見た目です。乾燥しきってしまっても、片付けずにしばらくそのまま観葉植物のようにインテリアとしても楽しむこともできます。
どんな香り?
香りのテイストは、「甘い」香りというよりも、最初は想像以上に「スパイシー」に感じると思います。薬局でジンジャーエールを作ったらこうなった、ような感じの。
それがだんだん空気に触れて馴染んでくると、ややスパイシーなのにとても上品で色気がある香りになってきます。
比較的スッキリした香りのため、私のように芳香剤で気持ち悪くなってしまう人にもオススメです。
私はこの香りを嗅ぐと軽井沢の森の中をイメージしますが、女性だけでなく男性も好きな香りかと思われます。
実際、家に来た友達は男女問わず「この香りメッチャイイ!」と口を揃えて言ってくれます。
また、香りの性質上、冬よりも夏などの温かい季節の方が合うかと思います。
また、香りの強さに関してですが、最初はかなり強めの芳香です。
私は最初、半分くらい器に出してリビングに置いておいたのですが、階を跨いで家全体に香りが広がるほどであり、食事などにも影響が出るほど香りがきつくなってしまったため、作戦変更。小分けにしました。
そうすると、節約にもなるし、人が通って風が流れるとフワッと適度に香るようになったので、一度に沢山出しておくというよりは、少量ずつ出して、もしも香りが足りない場合には足していくという使い方が良いかと思われます。
また、1/3くらいの量の使用で、少なくとも1ヶ月以上は香りが続きます。
余っている分の保存の際は、オイルが揮発しなければ良いので、内容物が空気に触れないように袋の口をしっかり結んでおき、ジップロックなどに入れて冷暗所で保管しておけば問題ありません。(↓一年前の袋ですが新品同様に香ります)
コスパ
100gで税込み5000円程度と、比較的高めなので手が出しづらい方もいるかと思いますが、市販の芳香剤よりも圧倒的にオススメです。
なぜなら、少しずつ香りの強さは弱くなってしまいますが、日陰などで揮発のスピードを押さえれば、小分けでも約ひと月近くは香りが長続きし、まとめて一度に使用すれば数か月は持続します。
小分けならこまめに取り替えることで何度も楽しめます。
また生活感が出にくい見た目をしているため、トレーの上に出して置くだけで結構オシャレに見えます。よく売っているボトルにリードスティックが突き刺さったリードディフューザーよりもオシャレです。
言ってしまえば観葉植物のようなものなので、インテリア的な感覚で手にしても良いかもしれません。
虫の発生は心配しすぎなくても良い
「サンタマリアノヴェッラ ポプリ」は、入っている捻れた草や実がパッと見で虫に見えてしまい、最初はギョッとするかもしれません。
ですが虫が入っていたことはこれまでで一度もありません!私も虫が嫌いなので、血眼になって虫がいないか探したこともありましたが、そこはイタリアが誇る超有名ブランドなので信頼を落とすような低品質の製品は販売しないでしょう。
その一方で、開封して使用した後に虫が発生する可能性については、無くはないと思います。
虫の種類として代表的なものが、乾燥したハーブなどに湧く可能性があるとされる通称「ポプリ虫」ことタバコシバンムシですが、その名の通りタバコにでさえ繁殖することがあるとされているので、乾燥して美味しそうなサンタマリアノヴェッラ「ポプリ」にも発生してしまう可能性はあるかもしれないと言われています。
この点に関しても、私はこれまで10回以上ポプリを購入していますが、夏でも冬でも関係なく、使い終わって放置したポプリに、ポプリ虫が発生した経験は一度もありません。虫が湧いてきたなどという話を知り合いから聞いたこともありません。
普通の環境で使用していればそんなに心配することはないかと思いますが、気になる方は以下のような対応をとれば、心配のタネを最小限に抑えることができると思います。
- 虫がいないかこまめに確認
- 香りがとんで乾燥してきたら、枯れ草を観賞用にせずにすぐ捨てる
- 高温多湿の場所に置くことを避ける
- なるべく清潔で密閉された環境に保管する
何よりとんでもなく良いアイテムなので、虫の発生を懸念するあまりに使いたくない、というのはとても勿体無いと思います。
ぜひ手に取ってみてほしいところです。
香水の奥深さを味わうならこちらも是非
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